かぜをひいたら「病院に行くべきかどうか」迷うことってないですか?
わたしは昨日、熱が高くなりました。最高38・7度です。
「どうしたものか・・」もし、つらい状態だったとしたら、いち早くこの状態から開放されたいって思います。でも、熱があるだけで、別にだるいわけではありません。
昔、息子がまだ幼児だったころ、高熱にもかかわらず飛び回っていたことを思い出してしまいます。
「熱=ダルイ」とはかぎらない。
「そのときの病原菌によってちがうのでは?」って考えまてしまいます。
なので、しばらく様子を見てからどうするのか決めることにしましたよ。
1)熱が出る機能はウィスルをやっつけるためにある
そもそも何で熱が出るのでしょう。
体に入り込んだ敵を倒すためです。
解熱剤をつかって熱を下げてしまうのは本末転倒です。せっかく本来人が持っている素晴らしい機能です。これを使わない手はありません。
小さなお子様や高齢者は体力や抵抗力も、そうでない世代にくらべたら弱いものです。やっぱり、お医者様に助けていただく方が無難です。でも、
「かぜをひいても病院に行かなかったからこの世を去った」って人はいるのでしょうか。
もしいたとしたら、何か別の病気にかかっていたか、免疫機能が極端に低い状態だったのではないでしょうか。貧困状態で栄養がなかったのかも知れません。
でも、現代の日本では考えにくい。そして、成人(その中間層)は、ちがいます。
「自分が大丈夫」と思うなら「大丈夫」なはずです。
そう考えると、わざわざ風邪くらいで病院に行くなんて、ナンセンスといえるでしょう。
2)かぜ薬は症状を和らげるために処方される
こんなサイトを見つけました。
リンクヘルスケアマガジン
かぜの症状について、わかりやすく書かれています。
このサイトにかかわらず、テレビや、ほかの情報から「すでに知られたはなし」でもありました。要するに、
風邪菌(ウイルス)に対しての特効薬はない
処方される薬は、症状を和らげるための気休め
ってところです。
詳しく解説すると、
「(かぜのだるさ)や(のどの痛み)などで、食欲がなくなったり、熟睡できなくなる症状を(薬でおさえる)ことによって(回復を早くする効果がある)というだけ」のようです。
よく食べれば、必要な栄養補給ができるから、ウィルスと戦う武器になります。
よく眠れれば、寝る効果によって体力を回復する手助けになります。
病院で薬をもらう理由はここにあるんですね。何か説得力あります。
つまり、「早く回復した人が病院に行けばいい」というはなしなんですね。
よって、「寝付きをよくする」のと、「のどの痛みをやわらげる」目的で、市販のかぜ薬を飲んで、早めに寝ることにしました。
お風呂はどうしたの?
38・7度でしたが、自覚症状がなかったので入りました。高熱でなければ入ってもいいって聞いた記憶があったからです。むしろ「低音でじっくり温めた方がいい」といっています。
「昔はダメだといわれていることも変わっていること」が往々にしてありますよね。
熱を出してお風呂に入った感想
最初に感じたのは「シャワーのお湯の温度がぬるかった」ことです。
「あれ?温度下げたの?」って思ったのですが、どうやらちがうようでした。
湯船につかるとお湯もぬるい。設定温度はいつも数値を示しています。「おかしいな~」って思ってお風呂から脱衣所に出た途端、
超ーーー寒い!
わたしは、風呂から出たらパンツ一丁になり、まず濡れた髪をドライヤーで乾かします。
でもそんな余裕はないです。我慢できないくらい寒いからです。それは異常なほどの寒気。髪がびしょびしょのまま速攻パジャマに着替えましたよ。
「これは、まちがいなく病気だ」ってやっと自覚することができました。
だから、お風呂に入るなら、まず着替えを用意してからにした方がいいですよ。
3)周囲に対しての配慮(はいりょ)考えたいこと
職場に対して
インフルエンザの疑いがある場合は出社するのは基本的にはNGです。
わたしが最初に熱が出たとき、まず思ったのは「インフルエンザじゃない?」という疑いです。
「職場の仲間に移してしまうかも?」ってことです。家族よりも先に考えてしまいましたよ。
なぜなら、以前インフルエンザにかかった人が、早めに職場へ復帰したからです。それはもうブーイングの嵐です。
「もっと他人に配慮するべきだ」とか「もし移ったらどうるの?」とか、避難の対象になってましたよ。
小さなお子さんがいる人。高齢者と同居している人は、特にいい気持ちではなかったはずです。だって、もしかしたら生死にかかわるかも知れないからです。
でも出社したのには理由があります。わたしの会社は日給月給制。会社に出てなんぼ。休んだらお金にならない事情があるからです。
だからインフルエンザにかかった人の気持ちはよーくわかります。ズルい考えだけど、わたしが病院に行くべきか迷う理由がここにあります。
インフルエンザにかかってない根拠があればいいのでは?
でも今回わたしはインフルエンザにかかってないという根拠がありました。医者でないけど、あくまで「一般的な知識による判断」ではあるのですが・・
その定義とは、次のようなキーワードになっています。
- 急激に高い熱になる
- 超苦しい
- 寒く乾燥した場所を好む
- 流行している
こんなところでしょうか。でも今回わたしの症状は当てはまりません。
さっきもいったように、まったくといっていいほど辛くない。そして、時期外れ。わたしの知る限り、身近な人に感染者がいませんでした。
熱の経過
- 最初の熱は朝37・3度
- 徐々に上がって行き、夕方に38・7度が最高
- 翌朝37・8度
- お昼37・1度
- 夕方36・8度
約30時間で平熱にもどりました。
春の時期でもインフルエンザウィルスは生きています。実際わたしの周りでも春の時期に何人かインフルエンザにかかった人を知っています。
その疑いもあったけど、翌日には熱は下がったので「ただの風邪じゃない?」って思っています。
家族に対して
家族がいる人は、かぜが移らないように「移らないために出来ること」をしてあげましょう。
1)鼻をかんで使い終わったティッシュには病原菌がたくさんいます。
テーブルにかみっぱなしにしたら、片づける人が感染するかも知れません。満タンのゴミ箱に捨てたら、ギュッと押し込む人もいるかも知れません。
2)マスクをつけるのは、咳払いをしたこときにウィルスが飛び散るのは防いでくれます。家の中ですが、自分の部屋からでるときは、エチケットとしてマスクをつけることは大事です。
3)食事は家族とずらしてとるのもいいでしょう。ごはんを食べるのにマスクはじゃまになります。
4)同じタオルを共有しないこと。
洗面所や脱衣所にかけてあるタオルやバスタオルは分けて使った方がいいでしょう。感染のリスクは下がりますからね。
二次災害を出さないための唯一の方法は、最初の問題に手を打つことが鉄則です。
病院
病院はいつ行っても人がイッパイです。待たされるのはしょっちゅうですよね。
病院に行ったせいで、他の病気を移されてしまったはなしを聞いたことがあります。我慢できる程度の症状なら、むやみに行く場所ではありません。
病気の治療には優先順位があります。いま緊急な場合、早く手を打たないと手遅れになるような、間に合わないケースがあります。
「かぜで熱が出ている」のは、間に合わないことなのでしょうか。ちがいますよね?
人気の病院や、有名医に見てもらいたいのは分かります。かぜくらいなら、どんな病院でもいいのではないでしょうか。
もともと「気休め」や「つらい症状をとる」ため、薬をもらいに病院へ行くのですから、どこへいっても差ほど変わらないような気がします。
混雑した時間帯や高度治療が出来る大病院を避けた病院を選ぶことは大事なことです。
おわりに
実はこのとき、娘が熱を出して病院でかぜの診断を受けていました。これもインフルエンザではない根拠の1つです。
もう平熱に下がったので明日は出社するつもりです。でも念のため、マスクなど、周りに配慮した行動を心がけようと思います。
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