「私、体のために歩きはじめたんです」健康よりも大切なことがあった

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私がウォーキングをはじめたころ、昔、サイクリングを趣味としていた人に、こんな話を聞かされました。

 

「自転車から落ちてから、腰の調子がよくない」

その人は競技用の自転車にのって道路をはしっていたときに、車と軽いトラブルあったそうです。そして、その話をしたあと私に、こんなアドバイスをくれました。

 

「ウォーキングも同じこと。歩くんだったら、安全に歩ける場所まで車で移動して、そこで歩いた方がいい」

どう言う意味なのか、少し考えてみましょうよ。

 

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公園のグラウンドで歩った方がいい理由

私がウォーキングをしている場所は、遊歩道が完備された公園です。なぜかと言うと、公園にはメリットがあるからです。

 

危険から身を守ってくれる

公園の中を歩けば交通事故にはあいません。これが何よりのメリットではないでしょうか。後ろから走ってくる車を気にすることなく安全に歩けますからね。

 

車を運転する立場で考えると

道を歩いている「あなた」のことを、運転手から見たらどう思うのでしょう。すこし考えてみましょうよ。

 

1)「ん?人が歩いているな?」

ドライバーは歩く人を見つけます。

 

2)「この人はどんな動きをするのかな?」

歩道を歩く人が次に何をするのか自分に問いかけます。

 

もし、歩行者がもうすぐ交差点を通りかかるとしたら、

「横断歩道をわたるかな?」それか、

「そのまま真っすぐに歩くのかな?」とかを考えるものです。

 

運転手とあなたと2人だけならまだいいけど、もし、他の車もやって来たら道を歩く人は、

もっとあぶなくなってしまいます。なぜなら、

 

人は同時に2つのことをするのが苦手だからです。

侍(さむらい)が、まったりとお茶を飲んでいるところに、突然、敵から攻撃をうけるシーンをみたことはありませんか?

後ろからの攻撃なのに、両手両足を同時に使いながら戦う場面はカッコイイのですが、現実的ではありません。

 

はなしをもどしますと、

 

  1. 道を歩く人
  2. 前からやってくるクルマ

 

ドライバーは、この2つを意識します。道を歩く人以外に気を取られてしまうと、

歩行者を注意する力が少なくなってしまうのです。

 

歩行者と車が通る場所がわけられていない道路での運転は、

「前から来る車が通りすぎてから歩く人をよけて前に進もう」とするのが正しい運転マナーです。しかし、ドライバーは人間ですから、「いつもいい人」とはかぎりませんよ。

 

人の真相心理は運転に出てしまう

例えば車に乗る人の状況が、

「このままでは会社に遅刻してしまう状態」だったらどうでしょう。

 

「一秒でも早く走りたい」と思えば冷静な判断ができないくなります。そして車の運転手さんはこう考えるでしょう。

 

「何でこんな朝早く道を歩ってるの?」そう自分勝手な気持ちになってしまうものです。

 

他にも気を取れられることはある

 

  • パチンコで負けてむしゃくしゃする
  • 恋人にふられて落ち込んでいる
  • ラジオのニュースに夢中になる

 

そんな気分でハンドルをにぎっていたとしたらどうでしょう。想像してみてください、怖くないですか?

 

「ちがうところで歩いてよ・・・」私も若いころはいつも思ってました。もっと早く家を出ればよかったのですがね?おじさんになったせいか、いまでは早めの行動になりましたよ。

 

中には、本人が優先してすすめる場合でも自分が止まる人もいます。マナーがいい人なのでしょうね。

もしかすると、今日いいことがあって気分がいいからかも知れません。気持ちが運転に現れてしまうことは心理学でも言ってます。

 

誰がどこを何時に歩いていようと歩く人の勝手です。道を歩いたり自転車を使い、通勤通学をする人はたくさんいます。でも、

 

ウォーキングは道でなくてもできますよね?

車は走る凶器です。自分の命は自分で守るしかありませんよ。

 

グラウンドは故障から身を守ってくれる

ここでの故障は「からだ」のことをいいます。

公園によっては、ウォーキング専用の道がつくられてあります。

専用の道を歩けば、ひざや腰への負担がやわらぎます。それは、歩いたときの衝撃をやわらげてくれるクッションになっているからです。

 

公園とはちがって、道路はかたいアスファルトでできてますから、歩いた衝撃は地面からダイレクトにつたわってきます。

 

ここに、道路を走ることをやめた人に聞く共通の言葉があります。

「ひざにきてやめましたよ」かたい道を走ったせいで、ひざを痛めてしまったとのことでした。

 

「プロのランナーは道路を走ってますよ?」

道路を走ってもケガをしない人がいるのは、こわれにくい体づくりや、走る知識を持っているからです。準備をしないで、いきなり無茶をしてはケガのもとなんですね。

靴選びも肝心ですから、調べてからでも遅くはありませんよ。

 

保険では保証できない当たり前のこと

「ケガと弁当は自分持ち」ということばを聞いたことがありませんか?

事故にあってケガをしても生活が困らないための保証があります。

 

もし「ケガをしたあなたが急に職場に来なくなったら」会社は困ってしまいます。予定がくるってしまい誰かの迷惑にもなるでしょう。家族がいる人は、なおさらです。でも、

 

一番イヤな思いをするのは、ケガをしたあなたですよ。

保険は「痛い」苦痛まで保証してくれません。

ケガをさせられた相手に痛みを変わってもらうことも出来ません。

 

当たり屋さんでない限り、一番そんをするのは、道を歩いていた「あなた」ですからね。

 

おわりに

命あってこその健康です。生きてなくては何も始まりませんから当たり前の話です。健康な生活ができるのは命があるからです。そのためのは、安心して歩くことができる場所で運動することです。

 

冬の朝は真っ暗だから、道を歩くのは危ない行為です。ウォーキングにかぎらず、犬の散歩も同じです。かわいいペットのためにも、どこか安全な場所まで連れて行ってあげましょうね。

 

 

健康
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