
新芽続々
ネグンドカエデ・フラミンゴは、切っても切っても直ぐに生えてくる庭木です。
そんな特徴の戯言(たわごと)と、挿し木したフラミンゴ3月~6月の様子の記事です。
ネグンドカエデ・フラミンゴはクヨクヨしない
ネグンドカエデフラミンゴとはまるで雑草だ。
切っても直ぐに伸びてくれる。
その形を相手のニーズに合わせられる寛容さがある。
ふつう叩かれれば萎縮したり身構えてしまう。
でもフラミンゴはちがう。そんな過去など気にしない。
また新たに芽を出し綺麗なピンク色の葉を咲かす。
まるで現代社会を生き抜く術を見せてくれているかの様。
直ぐに怒らず。泣かず。わめかず。
終わったことをくよくよせず、ただまっすぐに枝を伸ばそうと必死。
切られた枝が伸びるのにふうつ何年もかかる。
それなのにフラミンゴはあっという間に元通り。
枝は最初は柔らかい。時が経つと固くなる。それでいて直ぐに折れてくれる性質がある。
わたしたちは、1つの考えに固執しがちだ。
一度決めると意地になり、頑なにそれを貫いてしまう。
それも間違えではない。でも折れたほうがいいタイミングはある。
物事の最初の段階は、色々吸収すやすいように、身も心も柔らかい方がいい。
そして道が決まったらしっかりブレない硬さも必要だ。
けど変革のときはスパッと折れることで対応すると良いこともある。
また新しい芽を出せばいいだけ。
フラミンゴはそれを知っている。
そんなフラミンゴ。わたしもそうありたいな。
【挿し木】ネグンドカエデ・フラミンゴ
去年の4月に挿し木[3月31日の様子]
去年の4月17日に挿し木開始。
挿し木11個中、1つだけ残りました。

挿し木から一年後[4月22日の様子]
4月22日の様子。
梅雨[6月30日の様子]
ずっと半日陰での栽培。
必要な肥料を入れて、大きな鉢に植え替えた方がよさそうです。
地植えフラミンゴの様子
基本的には黄緑・白・薄ピンク色ですが、ピンク一色の葉があったので撮影。
ネグンドカエデ・フラミンゴは、どんだけ刈り込んでも、直ぐに大きく生え揃うので、サイズはお好みで。
デメリットとして刈り取った枝葉というゴミが出ることにも。
それでも簡単に枝は折れるので、他の樹よりも管理は比較的楽な方です。
わたしは幹と主要な枝を残して後は全て切り落としす様にトリミングするのが毎年恒例です。
切られても直ぐに芽を出すフラミンゴの様で在りたい。
おわりに
状況に合わせて生きることは才能だ。
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