家電量販店で買った商品を返品して買い物の価値観が変わった話

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「何が欲しいか」ではなく「どうなりたい」のか

▼先日ネットが繋がらなくなりました。

Wi-Fiルーターが点滅でネットが使えない!3つの中から原因究明

お店で商品を選んで買うのは消費者の責任です。けどわからなくて間違うこともあるものです。

その一方で、商品を売る側には責任はありません。

その対処の仕方の一つとして、「商品返品+払い戻し」をお客様は望んでいるのでしょうか。

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”モノの売り方”に絶対的な正攻法は無い

電化製品の買い方は人それぞれだしケースバイケースですよね。大まかに分けると、中古品・オークション市場は別として、

  1. 個人(地場産業)の電気屋
  2. 大手家電量販店
  3. ネット通販

辺りでしょうか。

今の時代、何でもそうですがネットで買うのは普通です。なぜなら(安い・簡単・早い)などのメリットがあるからです。

そして”家電量販店が儲かっているのか?”は分かりませんが、土日以外の客入りはまばらな気がします。そんな中、今回わたしは買った商品を返却して思いました。

もし今困っている状況を打破してくれたら、迷いなくその商品を使えたのに・・」という想いです。なぜなら”今どうにかしたい”から。

そう考えると(街の電気屋・家電量販店・ネット)この3つとはジャンケンではないか?つまり「どれが強くて、どれが弱い」とは言えなく、その状況によって勝敗が決ること。

その人が商品を買うときに求めるのは何か?によって、この3つの中から何が選ばれるのかは変わるのです。

商品をネットで買えば、安いし早いし品数は豊富です。しかも家でじっくりと商品を吟味できちゃいます。店員さんの視線からのチョットしたストレスもありません。出入りが自由。

街の電気屋さんとは違い家電量販店は値段もそこそこ。実物の種類も豊富で比較しやすいです。しかも大手なら別の店でもポイントは貯まります。

わたしは最近、地元の地域密着型の”街の電気屋”の前を車で通りました。するとその電気屋の営業車が「思いの外、多い」のに驚きです。

きっと必要だからそれだけの車をキープしているのでしょう。

「売って終わり」の商売は終わろうとしている?

わたしの職場は年配者が多い環境です。ある人が、以前その街の電気屋さんで値段の高い大型テレビを買ったことを自慢げに話されたことがありました。

ではなぜ田舎の高齢者層は他に比べて値段が高い街の電気屋で商品を買うのでしょう。きっとそれは、商品のセッテイングとアフターサービスに価値を感じているからではないでしょうか。

確かに家電量販店もネットでも保証サービスはあります。テレビの設定や大きな品は自宅まで届けてくれるのが普通です。

けどテレビやネット関連の商品に何かチョい足し(カスタマイズ)するのって、意外と難しいものです。

  • 自分が持っている品と合う物がどれなのか?
  • それをドコに取り付けて、
  • どの様に設定すればいいのか?

その”よく分からない商品”を、「どうやって使えるようにすればいいのか?」分からりません。つまり「行き届くサービス」に価値(期待値)を感じているのです。

その分からない物を信頼し託すのを、見ず知らずの人に頼めるのか?不安ですよね。

けど地元のお店はインチキをやり続けることは出来ません。そして何度もその店を利用すればそれは見たことがある人、信頼できる正に知り合いになるでしょう。

取り付けるお店のスタッフも、お客様の情報をすでに知っています。どんな間取りなのか?癖というか、そんな付き合いが出来る様な気もします。言い換えれば、”かかりつけ医”的存在です。

わたしは今回、買った商品を上手く作動させることが出来ませんでした。実際それは客の勝手な都合です。でもそれもお店の売り。

けどわたしにとって売って欲しかった商品とは品物+作動させるスキル。返金されても、何か煮え切らない心境でした。

これからの商売のあり方とは、自分が望む状態を、自分は労力(試行錯誤)をかけず、失敗するリスクも無く叶えてくれる場所であって欲しい。

それ全部をひっくるめての値段であって魅力。そう想いましたよ。

おわりに

わたしは今現在アラフォー後半戦。ここ数年前から時代の移り変わりは急激に進んでいます。ついてい行くのがやっとです。

いまの年配者がスマホへ乗り換える価値を感じない様に、もしかしたら私自身、将来、同じ心境になるかも知れません。

もしそんなIT音痴になったとき、頼りにしたいと思うのは、きっと街の電気屋さん的な商売だと感じています。

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