わたしは以前、庭に植えたシマトネリコが巨大に成長したので伐採した。
ところが切り株から新芽が出て、生きようとしている。
成長を止めるための枝摘みがてら、その新芽を挿し木してみることにする。
シマトネリコの株元から生えた枝をそのまま挿し木〜約7日
株元から生えてきた若い枝を、もぎって、そのまま挿し木してから7日以上経過した。
枝の半分は枯れてしまったが、もう1つはそのまま生きている。
庭に植えてある樹の下の、半日影の場所に置き、ほぼ毎日水やりをした。
ダメ元で、つくった挿し木だったので、当時の様子を撮影した画像はなし。
ということで、もう一度、再現してみよう。
なぜ今回はうまくいきそうなのか?
やり方は至ってシンプル。
株から生えた枝の根本をつかんで引っ張る。もぎとるだけ。
ポイントは、枝をはさみなどで切らないこと。
枝の根本に株の一部が残る様にすることで、その部分が栄養となり、根が生えやすくなる。
ユッカ(青年の木)を挿し木する際、幹から伸びた茎を切るときの方法として、
「茎の根本に幹の肉質を少し残しつつ、スプーンでえぐり取る様に、カッターで切り取る」と言われている。
この部分には、枝が成長するための「何か」があるのだろう。
これはあくまで個人的な思いつきではあるが、同じ観葉植物なので共通している様な気がする。
更に、植物を挿し木するときや、植え替える時のセオリーは、根のサイズに合わせて葉の数を調整することだ。
挿し木の成功率を上げるため、3分の1ほど短く枝を詰めた方がうよさそうなので、別の摘み取った枝を挿し木することにした。
シマトネリコの切り株から生えた新芽で挿し木[2022/08/30]
うまく根付くか分からないが、ついでに、もう1鉢、挿し木してみよう。
本日の気候は、夏から秋にかわりつつある8月の月末。天気は曇り。気温も涼しく、絶好の挿し木日和。
株元から枝をむしり取る。
今度は、枝先を切ってみよう。
土は、赤玉土とピートモスを混ぜたものを使うことに。以前つくって、少し余っていた。
水を切らせない様に管理すれば、おそらく根付くはず。
もしこれで2つとも枯れてしまったら、「シマトネリコの挿し木では枝先を切ってはダメ!」ということになる。
おわりに
このまま様子をみることにする。
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