「一億総活躍社会」未来の仕事は自分たちがつくる時代について

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活躍するには?

「一億総活躍社会」って何なのでしょうね。

「若者も高齢者も、女性も男性も、障害や難病のある方々も、一度失敗を経験した人も、みんなが包摂され活躍できる社会」

引用:はてなの解凍

人生思い通りではなかった人たちが、輝ける未来で活躍できたら本当に素晴らしいことです。わたしなりに具体的な内容を空想して見ましたよ。

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本当にやりたい仕事、なりたい職業でないと活躍なんかできない

なぜ働くすべての人が仕事に対して”やる気”になれないのでしょうね。

  • 本当に成りたい職業じゃない
  • 出世もなく期待もされない
  • 頑張っても評価なし(昇給・家族の理解)
  • 40過ぎて自分の未来が見えてきた

簡単なはなし、未来に絶望している。自分に得もない。

一部を除き、多くの人はこうして働かないオジサンになっていく。悲しいけどコレが人間というものです。

そして、このマインドのまま「一億総活躍社会」で本当に活躍できるのか?というのがわたしの持論。

では本当の仕事のモチベーションって何なのでしょうね。

突然ですが、わたしは今ブログを書いています。ブログを書き続けるモチベーションがテーマです。

ブログで成功しているブロガーの本とかを読んで参考にしています。その多くの人がモチベーションについて以下の様に言っています。

  • とにかく好きでワクワクすることをコンテンツにすること。
  • お金やPV(アクセス数)も大事だけど、儲からないとやる気も冷めてしまう。
  • 好きを極めればその道のプロになる。専門家になれば信用も上がり仕事になる。結果その道でたべていける様になる。継続できる。

確かに、自営で成功している人って好きを突き詰めた人も少なくはないです。定年もなくずっと続ける仕事なら「好きなコト」でないとイヤになってしまうのも分かります。

ざっくりとまめると以上がマインドにするべき内容です。正に理想のサイクルです。

これを年金受給者世代に当てはめて考えられると思うのです。

腐った魚の目からダイヤモンドのきらめきに変えるコトがまずは先に来ると思うのです。じゃないと、自ら進んで活躍しようとは思わないでしょうからね。

仕事はAIにうばわれる。新しい時代は目前?

ホリエモンさんが言うには、

「自動化できるものは全て自動化になる。人は暇を持て余す。人間が楽しむコンテンツが仕事になる」のニュアンスで未来予測しています。

まぁこのまま行けば「無人コンビニ・無人工場・無人タクシー・・」とかに変わるのは時間の問題なのでしょうね。

いまのわたしの職業もコレに当てはまってしまう・・将来が不安です。

その新たな時代に”人がどう生きるのか”まで考えてはいませんでした。指示待ちサラリーマンとしては関心といったところです。

まぁ誰かがどこかへ導いてくれるだろうし、それについていけばいいって他人事だったりもします。(^.^;

だったら、その変換期の備えをそろそろ始めてもいいのではないでしょうか。

「でも2018年現在は人手不足。現場で働く人が少なくなったら、現役世代に負担がかかるんじゃない?」なのも一理ある。

ですが、人が余っている会社って結構あるんです。議席数だって本当にその人数必要なの?そんな会社ってあると思っています。

定年延長組と現役世代の意識格差はどの部署にもあった件

じゃぁ、このやる気のかけらもなく魂をぬかれた人たちが「何をどうすればやる気にさせるのか」になってくる。

「自分、こういうコトやりたかったの!」

ってスイッチが入る仕事を与えることではないでしょうか。

そこで大事なのが、自動化になった未来の人々が、暇になった時にどうやってその暇つぶしをするのか。

どんなサービスを受けたいのか。求めるのか。

会社ではやる気の無かった人たち。やる気に満ちあふれて活躍していた人たち。役目を終えて抜け殻になった人たち。

どうすれば本当の意味で活躍できる様になるのでしょうね。

その人が本当にやりたいコト。持っている能力を活かせるコトの仕組みをつくる

その人が心底たまらなく好きなことを仕事に出来るような仕組みがあったらいいですよね。

”好きこそものの上手なれ”といいます。「やらされている」のと「自分の意志でやっている」のではパフォーマンスに差がでるのは当然のことです。

まず政府がやるべきことは、個人のスキルブックを作成すること。内容は以下の通り。

■遺伝子の特徴を検査。血筋から本人の適正を判断

生物は生き抜くために日々進化し続けています。同じことを繰り返せば能力はついていくもの。絵が上手い子供の親はやっぱり絵が上手です。

本人もまだ気づかない知られざる能力ってあると思うのです。

■どうしても治らない習性

たとえば、ビビリ屋さんがいます。言い換えれば警戒心が強い表れです。先祖のどこかで身に付けた生き延びるスキル。その次代では必要だった。いま不要になっているだけ。

■「もし人並みの生活が出来るとしたら、あなたは何をやりたかったですか?」の質問

ほどんどの人はお金のために働いています。でないと食べていけません。正直な個人の気持ちが分かれば、何かと役立つとことでしょう。

国はこれらを調査。本人の意向も取り入れて、個人が「より動ける様に」してあげられる職業をつくる援助をすることです。

「こんな人生欲しかった!」自分も他人も楽しい楽園を目指す

たとえばここに、

  • 釣りがたまらなく好き
  • 地元愛が強い
  • 人と群れる特徴がある
  • いつも同じ話しばかりするおしゃべり
  • 仕事が大嫌いな人

がいる、とします。

こんな人を雇っても生産は上がらない。仕事をサボるくせに出来るだけ給料をもらおうとするからです。

話し出すと話が止まらない。どこで話からぬけようか。どうやって仕事をさせようか迷うこともある人です。こんな人はどこにでもいる。

とはいえ、光が輝けるのは影があるから。物事には必ず別の側面があるもの。その人の原石(負の特性)を磨けば光るのです。

「そんなことやったて一円にもならないでしょ!もっと働きなさい!」って奥さんに趣味をバカにされる旦那さんも少なくはないはず。

でも本人がたまらなく好きな部分が仕事になるとしたらどうでしょう。

先程のたとえの人の特徴を思い出してください。この人に最適な仕事とは、

地元の海や川に来た観光客に釣りの仕方やポイントを教える仕事。つまり地元観光案内人。

いつも同じ話を聞かされる人にとっては雑音です。でも、お客さんはいつも違う人。自身のふる里自慢話とは見知らぬ人にとって情報です。

「教えて?おじいさん~!」子どもたちのアイドル。釣り(アウトドア)経験のないお父さんも安心です。来てよかったと思うことでしょう。

話し手としても、聞き手としても利害が一致している。

「もっと話したい」VS「もっと知れたい」の関係図の出来上がり。

本人もいつも新鮮な反応に満足することでしょう。何よりも、いつも好きな釣りをして好きな海や河にいられます。

そんな仕事をサボろうとはしない。

好きなことです。工夫や試行錯誤、探求することまちがいなし。だって趣味なんだから。

もしかしたら、この田舎を好きになり移り住んでくれるかも知れない。そうなれば人口が増え住民税が安くなる。人口の都市集中が変わるかも知れません。

いまのところAIにも限界はある?

確かに、観光案内や魚の釣り方、ポイントなんかもロボットでも出来ることでしょう。

でも、その知識のインプットは必要です。昔あったこと、地元ならではの出来事(過去ログ)は、誰かがネットにアップしない限りAIには知りえない情報です。

そんな歴史を、まだSNSが無かった時代には残せてはいないはず。ニッチなテーマですしね。タイムマシーンもないから知りえません。

ということは、そのデータを吹き込み役として、このおじいさんは必要になってくる。喜んで活躍してくれることでしょう。

人の記憶を吸い取れる装置があればべつですけどね。いずれにしてもまだまだ人の労働は必要です。

おわりに

なんといっても一億総活躍社会政策でのメリットは「歳を重ねた人たちが健康でいること」です。

社会保障制度を利用する人が減れば日本の財政危機にも一役買えるでしょう。家にこもって運動もせず、不摂生では病院通になる確率は高いですからね。

好きなことで生き生きすればメンタル効果も期待できるでしょう。「病は気から」というくらい重要なことだからです。

とはいえ、問題は「いま書いたことを、いま現在やっても、いまお金にならないこと」先行投資です。

何かを受け取るだけの人材を減らし、価値を与える人を増やすことで、イイ未来になるって思いましたよ。

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