中小企業は正社員と非正規社員の待遇の見直しを!

この記事は約6分で読めます。

同じ職場で同じ様なことをやっているのに、待遇がちがっては働くモチベーションに関わるものです。

 

正社員と非正規社員の両者にも色々と言いたいことはあることでしょう。わたしはいま正社員なので、正社員の観点から書いてみます。

 

正社員の若者と非正規社員の年配者が混在する職場

正社員と、そうでない社員が同じ様な待遇じゃないことが、いま密かなテーマになっています。

 

よく言われているのが、「同じ仕事をやっているのに、非正規社員というだけで給料が安い」話。もし本当にそうなら見直すべき事情です。

 

そして問題なのが「俺、そんなに金もらってねぇーしッ」って人が職場を乱し、仕事の足を引っ張っることです。

 

定年延長は有害な制度?現役世代にとって迷惑でしかないのか

 

もし頑張り次第で正社員になれるなら話は代わってくるけど、年齢的にありえなかったりもする。

 

そうなると「正社員と同じ様な仕事をやっているのに、何でこんなに給料安いねん?」な発想になるのは分からないでもないです。

 

もし年金をもらっているなら、「金よりも楽したい!」って考える人も当然出てくる。再雇用を余生的に考えて、「ただ会社に来て何事もなく家路につく主義」の人もいるのです。

 

中には、どんどんチャレンジしたい意識高い系の人もいるのも事実です。それでも非正規社員というだけで、持っている能力を発揮できないのはジレンマだと思う。

 

何となく気持ちも分からなくもないです。もしわたし自身同じ境遇になったとしたら、同じ発想になるかも知れない。最初はやる気に満ちていても、無気力になってしまいそう。

 

とはいっても、同じ環境で働く正社員としてはチョット困りもの。管理職としては戦力外通告したいところですよね。

 

そしてもう一つ見逃せないのが、この記事のテーマにした、現役世代の苦悩です。

 

非正規社員の足りないスキルは正社員や管理職に課せられている

そこで必要な資格を持たない非正規社員の代わりに、資格を持つ正社員が、たくさん働くことになっている。

 

早い話、年取ってから新たな業種へ加入した弱者の面倒をみるってこと。いままでの経験を活かせない人のことです。

 

資格とは、国家資格と、その仕事をやれる権限のこと。

 

じゃぁ正社員はその分、何か手当がついたり、給料が増える様な待遇があるのか、というと必ずしもそうじゃない。

 

なぜなら誰もを正社員にしないのは人を安く使えるから。意味がなくなってしまうからです。ある意味会社にとっては好都合な人材だったりもする。

 

つまり、「非正規社員が仕事のスキルが低くても、正社員がカバーして仕事が回ればそれでいい」って会社側は考えているご様子。

 

これでは、そこで働く正社員は不公平だと思って当然です。何のメリットも無いからです。それが零細企業や中小企業というもの。

 

▼半端ない仕事量に会社を去っていく管理職もいるのです。

そろそろ政府は離職率が高い会社をブラック企業認定を

 

資格を持たない非正規社員と関わる正社員の負担は大きい

仕事の種類はちがえど同じ様な負担はあるようです。では実際の事例を見てみましょう。

工場系

工場系の仕事だと、大企業の正社員が生産ラインの重要な部分を担当。(補助的な部分・キツイ仕事・誰でも出来る部分)を下請けにやらせる構図はよくあるパターンです。

 

たとえば、出来上がった商品の箱詰めをする職場だとします。

 

■非正規社員の作業内容

手作業で商品を梱包したり、操作資格がいらない機械を操作(ラインを動かくすボタン・半自動ロボットなど)の作業。これは無資格でも出来る内容です。

 

■正社員の作業内容

出来上がった商品の箱詰めは非正規社員と同じ。けれど梱包した製品はフォークリフトやクレーンを使って並べたり別の場所に移動したりもする。これは国家資格が必要です。正社員の負担は大きいです。

 

もし非正規社員がフォークリフトの資格を持っていたら正社員の仕事量は減るでしょう。でも資格を取らせるにはお金もかかる。年齢で切り捨てるケースは少なくはないのです。

 

歳は取っても同じ社員です。人生100年時代に突入しています。若者と同じな扱いをして、きちんと育てて欲しいって思うのです。そうすれば正社員の負担は減り、非正規社員のやり甲斐も出る。

 

これはいま現在わたしが見て知っている事情です。役職の人や正社員の資格保有者の仕事量が多く感じます。

 

運送屋でも

運送会社でよくあるパターンが「運転手」と「助手」の関係です。もし助手の人が何の資格もなかったらどうなるのか。

 

  • 両者が手で荷物の積み下ろしをする
  • フォークリフトが使える場合は資格があるトラックドライバーが操作する
  • トラックの資格を持っているトラックドライバーが目的地まで運転する
  • 助手の人は、バックの誘導。走っている時は横に乗っているだけ

ドライバーの負担は大きいです。

 

他にもいくつかパターンはあって、フォークリフトを乗った先輩がえらそうにして、助手が手で荷物を積むケースとかもある。

 

確かに資格がある分、楽なシチュエーションもあるけど、最終的な責任を任されることになっている。気はぬけないのです。

 

これはわたしが過去にいた会社の事情です。若い先輩社員が夜眠い思いをして走っているのに、横でグーグー寝ている新人おっさんがいました。当然そんな人材はこの業界では務まらない。

 

それでも、「人手不足だし何とか使ってやってよ~」って会社側にいわれるケースもあるでしょう。

 

若手不足で高齢化の業界です。入って来る人はどんな人でも貴重な人材だと思います。面倒を見る分、何かメリットはないとやってられません。

 

建築現場では

  • 何らかの理由で自動車運転免許を持ってない人。高齢のため運転させられない人などを現場まで送迎
  • 難しい技術が必要な部分をベテランの社員が担当
  • 見習いは補助や雑用
  • 自動車運転免許を持っている人は他の社員を会社まで送迎

 

わたしの知り合いは親方をやっています。車で遠い現場まで社員を乗せて行き帰り、自らハンドルをにぎっています。

 

朝早く起きて、車で現場まで移動。現場では重労働。その体で車を運転して帰る。当然ほかの社員たちは横でリラックス。

 

でもそれは親心。「社員には楽をさせたい」という愛なのです。

 

これから仕事を覚えて力になってくれるなら、尽くし甲斐もあるでしょう。けれど、もしバイト感覚だとしたら何のための苦労なのか分からない。

 

どちらにも、それ相応の意見もあることでしょう。けど、仕事の負担の割合が多いのにメリットが無いとしたら、どっちが本当の被害者なのでしょうね。

 

おわりに

正社員に仕事の負担がかかっているなば、らきちんとメリットを与えて欲しい。

非正規社員にもチャンスを与えて正社員と同じ様に働ける術を身に着けて欲しい。

 

この様なケースは将来、外国人労働者が多くなったときに必ず起こるであろう事情です。

 

出入りが激しい会社には必ず問題はあるものです。何で人が入ってこないのか、何で直ぐに辞めてしまうのか、利益もいいけど、「人、あっての会社」だとわたしは思います。

 

定年後再雇用の年配者が若い芽をつんでいる?現役世代の悲鳴

タイトルとURLをコピーしました