完璧な人なんてこの世にはいません。
- 適材適所
- 合う合わない
- 向き不向き
誰にだって当てはまるものです。
親を選べないように、わたしたちは上司を選べません。
イヤなら「移動願い」や「転勤希望」や「辞表を出す」など、自分がその上司の前から消える方が手っ取り早く解決します。
わたしたちはアホ上司に巻き込まれないためにはアホ上司のことを知ることです。とりあえず再確認してみましょう。
こんな上司の下で働きたくない
1)自分のまちがえを認めない
「これは向こうが悪いだよね」
何かと物や他人の責任にして自己弁護する上司はほとんど信用できません。なせなら誠実じゃないからです。
素直でないとは柔軟な頭脳じゃないのと同じです。
「自分を持っている」という屁理屈をいっていたらもっと最悪です。
まずは、まちがえを認めることが解決するための糸口です。「失敗は成功のもと」は成功するための原理原則。当然の知識です。
ヒトラーは、よくない戦況の報告をした部下に罰を与えました。
それを知った他の部下たちはウソの報告をしつづけてしまいます。ウソとは、負けているのに勝っている戦況のこと。
正しい情報を得られず、結果、負けてしまったのです。
上司である前に人としてダメ人間です。とっとと引きずり下ろしてください。
2)部下の失敗を利用する
最悪なのは、(部下がまちがう)と知りながらトボケてその行末を黙って見るようなタイプです。
「可愛い子には旅をさせよ」という愛情とはちがい完全に見て見ぬふりという作戦。
「○○君。もみ消しといたからね?」といわれたとき、人によって受け止め方はちがいます。この上司と同じセンスを持った社員なら最高の上司でしょう。
でも中には真面目な人だっています。貸し借りを極端に嫌う人だっている。
「助けられた」という恩に対しての罪悪感を利用して相手を操作しようとするのは、メサイアコンプレックスの手口と同じです。
▼ターゲットにされて採取されますよ?
リンク結局、損してる気がするのは相手の作戦にハマっているからという話
人の心をもて遊ぶような人格は最悪の人種といえるでしょう。
3)部下のやる気をうばう
「もう少しふみ込んだ仕事がしたい」
新入社員でなくっても、仕事に対して前向きな部下も中にはいるものです。
仕事はお金を稼ぐだけが魅力ではありません。やり甲斐も大事な要因です。工夫する過程や難しかった問題がスムーズになることも楽しみの1つなはずですよね?
「そんなの適当でいいんじゃない?ハイ終わり!」と言って、中途半端な状態の仕事を止められる場合もあるでしょう。
業績や売上に関係ない仕事をこれ以上つづけても何の得にもならなかったりもします。
上司自信が仕事が大きらい。会社に対して反感を持っているため、必要以上の仕事をさせないと考えている場合もあります。
こんな上司の下で働いていては、あなたまで同じタイプだと他の人たちに誤解されかねません。
4)縦社会を押し付ける
- オレに意見をするな
- オレの断りもなしに勝手なことするな
- 順序をわけまえろ
というような体育会系や軍隊の規律を押しつけるタイプも困った上司です。
本当に仕事が出来るタイプは、自分(上司)がいなくっても、仕事が回ることを常に考えています。部下の判断でことが進むように取り計らうものです。
社長が社員たちの行動をチェックして、その都度いちいち指示をだす仕組みだとしたら会社を大きくはできないでしょう。当たり前ですが、組織化と仕組みを考えるはずです。
上司は経営者ではないけど、おなじように考えて指示を出しているなら立派な上司だといえるでしょう。
5)部下には強気のくせに上役や会社側に弱い
これはもっとも多いタイプではないでしょうか。
誰だって二面性をもっています。でも自分よりも強い者におどろくほど媚びへつらうくせに、弱い者には極端に強い姿勢には共感できません。
「長いものには巻かれろ」たしかに、大事な格言ではあります。
でも会社のためになる発言や、部下を守るための抗議はきちんと伝えてくれなくては困ります。そんな保身的な人についていく気になれないでしょう。
人は目上の人に対して公平性を求めているものです。立派なところが見たいと思っています。
6)仕事が出来ない
- 連絡をよく忘れる
- 部下が合わせてくれているのに気づかない
- 報告書や申し送りを鵜呑みにして確認せずに指示を出す
役員会議や仕事の連絡事項など、上から伝達があってもメモを取りません。
「何だっけ?」と一生懸命思い出している。そんなこととはつゆ知らず、結果、仕事に穴が空くことがあります。
お客様は事情を知りません。新犯人は上司です。でも実行犯は平社員。そしてお客様にとっては同じ会社の社員のやったこと。言い訳はできせん。
現場で恥をかいたり困るのは部下たちです。どうか足を引っ張るのだけはやめて欲しいものです。
7)出世してから人が変わった
昇進したのに、いつまでも平社員とおなじでは困ってしまいます。
ときには言いずらい指示もあるのはわかります。ついこの前までおなじ立場だった同僚に意見するのも気が引けることでしょう。嫌われ役を演じるのも上司の仕事の1つだからです。
ところが、いままで会社側に対して反抗的だったのに昇進した途端、変わってしまっては誰も受け入れられません。
「そんな仕事やってられない」って断ったり、自分のやり方で勝手な仕事をしていた人です。
自分が上司になったなら、部下時代の思いをつらぬいてくれるのならそれは素晴らしい勇気です。
でも、結局は同じ指示しか出せない。同じ立場になってはじめて理解したからです。
野党だった人が急に与党面して何か言ってきてもわたしたちの心にはまったく響きません。
おわりに
上司に対して愚痴っても何の解決にもならないのはよく分かっています。
わたしが言いたいのは、「こんな上司はどこにでもいるものですよ」という事実です。
あなただけではありません。何かいい対策やアドバイスがあったら、ぜひとも共有したいものです。
▼自分が気に入った人たちだけを認めるのは結局身を滅ぼすだけ。
リンク上司として絶対にやってはイケないのは○○なタイプを認めること
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