職場の事故やミスがいつまでも減らない3つの理由を考えた件

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失敗するべくして失敗する

  • 人が違っても同じ事故が起きてしまう
  • いつも同じミスをする社員がいる

いったいなぜ人は間違ってしまうのでしょうね。

 

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1)ルールをつくる側に問題あり?

わたしは常々”ルールをつくる側に問題があるのでは?”って考えてしまいます。なぜなら当事者でない人に一体何がわかるのかと思うからです。

 

「事件は会議室ではなく現場で起きている」という様なセリフを言った警察映画がありましたが、正にその通り、

 

とはいえ、法律をつくるにしても何の知識もなくては理にかなった法律を作るのは難しいのもわかります。世間の目や他社のしがらみなんかもありますからね。

 

仕事をすすめるためのマニュアルならば、その会社側の意見に従う理屈はわかります。色々と方針もあることでしょう。担当の人が筋道を考えるのが仕事です。

 

でも、自分が直接関係している仕事に対しての事故やミス対策は別だと思うのです。その仕事、その作業を実際にやっているのは他ならぬ当事者です。

 

当事者でしか見えない、やっている人でしか気づかないコトこそが真の対策と事故が防げる情報元だと思うのです。

 

本人の問題は本人しか分からないというのに、旗から見て一体何がわかるのでしょう。外側から見た意見と、一般論という枠に収めようとするからはみ出すのです。

 

たしかに客観的に見る目も大事です。ズブの素人や新人がその道プロやベテランでは思いもつかない発想をすることがあるのもまた事実です。

 

しかしながら、同じ船に乗っていない上層部の人やコンサル会社の人では知り得ない情報はあるものです。実際に仕事をする人の本当の内情などは分からないでしょう。

 

大人の事情と立て前と粗末なデータで決まりをつくっても、何の約にも立たないという事実に早く気づいて欲しいところです。

 

2)過大対策の影響はあるのか

 

ルールをがんじがらめにすることが本当の事故ミス対策になるのでしょうか。人は機械やコンピューターではありません。疲れが出る、肉体と感情の動物です。

 

必要以上にしばりつけたルールをつくってしまうと、すべての決まりを守れなくなるものです。しかも全く的外れでは気づかれしていまいます。

 

もし本当に守らないとマズイ場合だとしても手をぬいてしまかも知れません。

 

でもしょうがないんですよね、だってずーと首をしめられているのですから。意味のないルールに、

 

それは、どこかで手を抜ことする人間の習性に逆行することになっている、息抜き(逃げ道)はちゃんと用意して欲しいところです。

 

なので、仕事をする側の人が”本当にそのルールが必要なのか”を議論する価値はあるってわたしは思います。

 

実際にその仕事をやる人がやりづらくなってしまう対策たどしたら意味がない、それこそがヒューマンエラーの元になるからです。

 

3)意図的にルールをグレーにしていると、社員もグレーになる

  • 遊びがない車のハンドルを少し回しただけで急に動いてしまう
  • レポート用紙の幅いっぱいに端から端まで文字がビッシリと書かれていたら読みづらい
  • 「まちがったら首」ではリスクに挑戦できません

 

「遊び」と「余白」と「許し」はとても大事なのはよく分かっています。ジャストフィットのスーツで決めたとしても、実際に動きづらくては使えませんからね。

 

フットワークが軽くなるためには、少しゆるみがあった方がイイのも分かります。人を使う上の鉄則になっていることでしょう。

 

でも、本当に事故やミスを会社から出したくないって本気で思うなら、金輪際、そんな甘い考えは捨てるベキです。

 

いくら”ゆるみは必要”だとしても、基本的な決まりを守らずに、自分勝ってな効率というショートカットという名のルール違反をする社員は毒でしかありません。

 

なぜなら、他の人にも伝染することがあるからです。俺も私もになってしまったら、収集がつかなくなる事態もありえます。

 

▼1人を甘やかすと他へ伝染する心理
リンク上司として絶対にやってはイケないのは○○なタイプを認めること

 

決められたルールを守っているのなら、間違えや失敗は人ですから当たり前のことです。不可抗力が起きるのは、常におなじ状況など、この宇宙のどこにも存在しないからです。

 

しかしながら”罪を憎んで人を憎まず”では、いずれ大きな事故につながることも想定できます。そもそもルール事態を守っていない社員をグレーゾーンに指定する甘さを捨てるべきだと思うのです。

 

おわりに

わたしの職場は事故やミスが耐えません。どうすれば無くなるのかを本人たちは知っています。

 

でも、まったく的はずれな事故ミス対策のおかげで、ルールを守る側の社員たちも呆れているの現状といったところです。

 

「ルールさえ守っていればそれでイイ」という考え方によって、ますます問題は変な方向へと向かっています。

 

極端なはなし、「たとえ決められたルールで事故やミスを起こしてしまったとしても、”ルールさえ守っていれば、ミスが起きようが構わない。身は安全”」という考えです。

 

早い話、「こんなの全然ダメルールじゃん?」って当事者が見抜いたとしても知らん振りをしてもイイということ、「取りあえずそのルールを守っていろ!」ということです。

 

本当に理にかなった真に使える決め事なら、すんなりと受け入れられるものです。

 

人手不足とはいえ人材は選ぶべきです。実際に仕事をする当事者の声を聞き入れる賢さが求められているのでは?と思う次第でございます。

 

▼人はフェアーでないと自分が特になることでも受け入れれない
リンクグループ別け(決め)に基準はない?公平な○○にするだけで納得するという話

 

仕事
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