結局、損してる気がするのは相手の作戦にハマっているからという話

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笑顔の影に

 

「本当にやりたくないこと避けるため」

「自分があるべき姿でいられるため」を目的に他者を利用する人がいます。

いいかえれば、自分の都合に合わせてくれる人をつくろうとする性格の持ち主でもあります。

 

この記事に出会ったということは、そろそろ「つき合いを考える時期」に来ています。

見極めるポイントがあります。ふり返って見ましょう。

 

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やたら面倒見がいい人はメサイアコンプレックスの可能性がある?

メサイアコンプレックス

メサイア(メシア)コンプレックスの「メシア」とは「救世主」の意味です。

困ったときにフイッと現れ、問題をサッと解決し去っていくなら素晴らしい存在です。

でもメサ=コンはちがいます。真の目的が「利己」だからです。他者から感謝される行為をして自尊心を満たそうとします。

その方法として、自ら問題を作り出し、自らが解決する手口です。

ターゲットを助け「助けた見返り」として、相手を支配しようとたくらんでいるのです。

 

メサコン者の自作自演というドラマのキャストに、あなたはスカウトされました。

急いで逃げましょう。何のメリットもないからです。

 

主導権をにぎりたがるタイプに注意

 

あなたの周りに「世話焼きさん」はいませんか?

あなたが一人でも出来ることを、頼んでもいないのにして来る人です。単にあなたのことが好きだとしたら好意です。が、わざと親切を装おって仕掛けて来る人もいます。

 

でも、よーく考えてみてくださいよ。

あなたが本当にして欲しいことをしてくれているのでしょうか。そう感じてないから疑うからこの記事に興味を持ったはず、

 

あなたに親切にしてくれる人に対して、ちょと不本意を感じていて、本当のあなたが落ち着ける状況でないって思ったりしていませんか?

「でも、いつも自分によくしてくれているし、まいっか・・」という風に、相手が望む状況を受け入れてる状態のことです。

 

メサコン者は、まさにその「あなたが何かちがう」と思う状況にするために、親切という罠(わな)を仕掛けているのです。

 

裏を返せば、メサコン者が快適でいるには、やりたくない行動はしないという意味でもあります。

やりたくないことを、あなたにさせるために、あなたが1人でも出来ることを「親切の押し売り」という形をとるのです。

 

つまり、

自分が快適になるための作戦です。犠牲になるふりをしている

 

個人が会社員として当たり前にやるべき仕事を、頼んでもいないのに、手を出すことを一般的には「お節介(おせっかい)」といいます。

 

ターゲットに対して、やたらと感心を持って先回りをしてきます。次から次へと問題をつくりだすのです。

 

もしあなたが、少しでも間違いそうになると、勝手にフォローします。

「危なかったね!大丈夫だよ、やって置いたからね」「こんなに優しい人はいないよ」という風なわざとらしい態度なので、気付きやすいのもメサコンの特徴です。

 

本当にあなたを思っての親切なら、「悪いな」という負担をかけまいとした「はいりょ」をしてくれるからです。

 

見分けるポイント

「してやったのに・・」

過去に裏切られた出来事の愚痴をいう特徴があります。

これは「あなたは裏切らないよね?」というメッセージでもあります。

 

実際、その行為は頼んでもいないお節介、人がお節介と感じるのは望んでいない行為だからです。

「自分の考え方のみぞ正しいと」メサコン者は考えています。このギャップからターゲットはうんざりして受け入れを拒否しだすのです。

 

「してやった」VS「我慢した」というメサコン者とターゲットの戦いの結果は、決別という形に終わる場合がほとんどです。

なぜなら、ターゲットが大人でいるには限界があるからです。

そしてメサコン者は自分の行動を見直すことをせずに「裏切られた」となげくのです。

 

メサイアコンプレックスから逃れる対処法

 

「まずは、離れること」これにかぎります。

でも、どうしても離れられない状況の方が多いものです。

こちらからはなしかけないことです。無視ではなく会話はできるだけ相手の話題だけにとどめましょう。

相手に(あなたの情報)という道具を与えないためです。

 

人は相手のはなしを聞いてくれる人に好意をいだく性質を持っています。つい自分のことを話してしまいがちです。

でも、あなたを利用しようとする材料になると思えば口数も減るのではないでしょうか。

 

全部が全部作戦とはかぎりません。本当に感謝したい時だけお礼をいうようにしましょう。

他の人から見たあなたの印象がわるくなってしまいます。

理不尽でもやり返えさないようにしましょう。なぜなら、相手は周りを味方につけてあなたを攻撃してくるからです。相手に美味しいエサになるからです。

 

 

「やられたらやり返すケンカ」や、

「話術をつかって人を動かす手法」のような、

行き当たりばったりの行動とは、短期的に通用する手法です。

 

この3次元世界では長期的視点に立った行動をした人が最終的に勝つようにできています。

人はバカではありません。

長くつき合えば人の心を見破れない人はいないのです。分かっていても言わないだけです。

それを知りながら続けられるのもメサコン者の特徴でもあります。

悲しいですよね?だって、本当は嫌われているのが分かっているからです。

 

自分のためになる「付き合うべき人」とは?

 

本当にあなたのためになる人とは、「失敗を隠す人」ではなく、

あなたの成長を見守ってくれる人です。

自分1人でも生きていけるスキルが最終的に人の役に立つからです。

 

重要なのでくり返します。

上手な人付き合いとは、長期的視点に立った行動が原則です。

「馴れ合い」は、短期的な「その場しのぎ」の悪知恵です。

 

根本的に疲れが取れるのは栄養ドリンクではなく「真水」です。不要なものを身体から出すことでリセットしてくれます。

 

身体によくないといわれているジャンクフードなどの不摂生に対して、

「それダメ!」と「嫌われる勇気」を持って指摘してくれる相手が本当の優しさを持った人です。

なぜなら長期的に見ると、あなたのためになるからです。

 

おわりに

わたしの身近な人にもメサイアコンプレックスではないか?と疑う人が何人か存在します。

ふり返って見ると、

人からの賞賛を求める「名誉欲」にこだわるタイプなような気がします。

とにかく共感しないことが一番です。「使える道具」と思われないように気をつけましょうね。

本来、人は人を動かすことなどできません。他人の口出しにあなたが反応しなければいいだけだからです。

 

心理学
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