なぜか不機嫌な人のあつかい方。子供には大人になるしかない?

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ぼくのおもちゃになれ!

なぜか不機嫌な人といっても様々です。

あなたに原因がある無しに関わらず、その行動が対象者を不機嫌にさせている場合があるかも知れません。

そんなこと言われても別に本人として自覚はないことでしょう。

でもそれではずっと平行線のままです。

ときには大人になることも人生には必要です。

面倒ですが、ここは大人の対応で人生のお勉強をしてみましょう。

 

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対象者の気持ちになってみる

あなたがとる態度、あなたが選んだ行動や言動が、その対象者の理念(考え方・目指しているもの・大事にしていること)とちがう反応をすることは、その相手にとってみれば侮辱罪(ぶじょく)に相当します。

 

つまり、「ケンカ売ってんのか!」と勝手に戦いをいどまれている状態です。

 

あなたに八つ当たりをしてしまうのは、その相手の人生が自分の思い通りにならないことも少なくないのがその理由です。

 

もし本当に幸せな人生を歩んでいるとしたら、そんな些細なことも気にならないし、自分の幸せを分けたいと思うからです。

 

上手くいかない心境になると、自分がコントロールできる範囲(自分の言うことを聞き入れてくれそうな人・自分よりも立場が弱い人)に対してワガママを言う傾向が強まります。

 

家弁慶や外弁慶がそれです。

(会社では威張れても、家では大人しいタイプ。逆もまた然り)

 

つまり、自分の考えを理解してほしい願望を押しつける態度になるのです。こんな可哀想な人に対抗しては同じレベルになるだけです。

 

一期一会その場限りの関係なら「知らんがな!」で突っぱねたり、やり返したり、無視でスルーという手もあるでしょう。

 

でも家族や学校や同じ職場の人はそういうわけにもいけませんよね?

そんな人との付き合い方が改善されたらすごく生きやすくなること間違えなしです。

 

ここはひとつ「人格アップの場」と考えて学んだ方が結局は自分のためになるでしょう。

 

お返しをしたくなる人の心理を利用する

好意の返報性という心理学用語があります。好意的に接してくれる相手に対して好意を持ってしまうことをいいます。

 

▼「マメな男はなぜモテる」記事になっています。
リンクいい女が欲しいならマメ男の行動を見習えばいいだけの話

 

その相手が過剰反応した部分をじっくり見て考えてみましょう。

何に対して反応が強いのでしょうね。どんなことを目指してるって思います?

 

取りあえずは、その相手の気が済むように、対象者が望むやり方ってヤツで接してみるのです。

 

「自分を大事にいしてくれた」と思ってもらえると、自己是認欲求(じこぜにんよっきゅう)を満たしてあげることが出来ます。

 

「余(よ)は満足じゃ」って思うと、満足感を与えた相手にお返しをしてくれる様になるのです。心理学的には、

 

もしかしたら、あなたに対して突っかかっていたことが改善されるかも知れませんよ?

でも1つだけ注意してほしいことがあります。

 

分かったふりは見抜かれる

「うん分かった!」とその相手の考え方に同調したのにもかかわらず、別の場所でその相手のやり方とはちがった行動をしているあなたの姿を見たとしたら、その相手はどう思うのでしょう。

 

「調子いいヤツ」「まったく分かってない」「なめてんのか!」「バカにしやがって」

そう思われてはせっかくの苦労も台無です。

 

そんな対象者はいつも「自分のよき理解者」を求めています。目の前と別の場所で態度を変える人を誠実だとは思えません。

 

なので「真によい関係」に発展することはないでしょう。たとえ攻撃されなくなったとしても、本当の信頼を築くのは難しものです。

 

一貫性を持つことも大事です。

他でちがう動きをしているあなたの姿は見られているということも知りましょう。

 

実は見方になり得る人?

本当に厄介なのは「したたかな人」です。本当の自分の思いをかくすのは何か策略をもっている場合も考えられます。

 

要は、その対象者が大事にしているのは「自分に関心があるのか」です。

 

自分の思い(八つ当たりなどの含め)を表現する行為とは同時に、「素直な心の表れ」とも言い換えられます。

本当は人間味がるタイプなのかも知れません。

 

そして「物事に対してポジティブ」とも言い換えられます。

もし「どうでもいい」って考えているのなら何もこだわることはないからです。

何を目指しているのかは知りませんが、本人なりに何か考えがある場合も無きにしもあらずです。

 

そんな「熱い扁桃体」(直ぐに過剰反応してしまう脳)の人ですから、ふつう以上に物事に執着する傾向をもっています。

 

逆に、一度こころをつかむことが出来たなら、あなたのために一肌も二肌も脱いでくれる場合もあったりします。

 

「(自分の言うこと)や(すること)を受け入れてくれる人」とは対象者にとっては便利なおもちゃ。本人のためになるものは大事にするものですからね。

 

おわりに

そんな対象者も罪悪感を持って自分を責めてしまう傾向がるものです。

だれも自分の心に嘘をつけません。口では強がっても実は苦しんでいるものです。

攻撃と反省という負のサイクルをくり返して悩んでいるかも知れません。

 

その対象者は自分の上手くいかな人生を「この場だけでも思い通りにしたい」という気持ちになっているって先ほどもいいましたよね?

 

あなたをコントロールして利用しようと企んでいる場合もあるでしょう。

 

でも、長く接していれば「性根が腐っている人」なのか、「本当はいい人」なのかは見分けられるはずです。

 

何事にも言えることですが、とにかく試行錯誤あるのみです。

 

「一度、頑張ってみたけどダメだった」こともあるでしょう。相手にしないでスルーした方がいいときもあります。逆にとことん対抗した方がいいときもあるでしょう。

 

あなた自身も日々成長しているように、その対象者も日々変化しています。

 

どうしても関わらなくてはならない関係なら、どうせなら良好な関係を目指し、もがいてみるのもときには必要なのではないですか?

 

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