「健活」とは健康になるための活動のことです。
若い頃、健康に関心がない人であったとしても、40歳も過ぎれば健康を意識せずにはいられないのではないでしょうか。
経年劣化は物質だけではありません。悲しいけど人にも当てはまるのはこの世の原則だからです。
とはいえ、維持管理によってその寿命をのばせるように、人間もメンテナス次第で健康を保つことができるのです。
いまからでも遅くはありません。いまこの瞬間から健康につながることを習慣にしてみましょう。
面倒を面倒なことと思わない思考へとチェンジする
体質を変えるには運動や食事制限することが手っ取り早く効果的です。
でも本当にむずかしいのはその習慣を維持することだと思うのです。
わたしは以前、筋トレや食事制限を何年も続けていた過去がありました。けど、いまはその当時ほどのストイックさはありません。
そんなわたしでも何とか健康でいられるのはひとえに、健康を意識した生活習慣が根付いているからだと自負しています。
なるべく自炊した食事をとるのはもちろんですが、ふつう面倒と思えることでも面倒と思っていないことも健康を維持している要素ではないかと自己分析しています。
おなじようなタイプの人がわたしの周りにも多数存在することも健康維持につながっている人の根拠だと思えるからです。
「楽しよう」と考えるタイプは、いずれどこか悪くなる?
わたしの身の回りの人限定のはなしなのですが、
「常に楽をしよう。なるべく苦労しない方法は?」という工夫(なまけ・悪知恵)をするタイプの人のほとどは、みんなどこか身体に不調があるようです。
たしかに賢い人たちだと関心しています。利便性を追求する思考がなかったとしたら文明の発展や化学の進歩はありませんでしたからね。
でも健康は頭脳のようにいはいきません。どんなに医学が進歩してたとしても、人は所詮アナログです。
本人が動かないことには健康にはなれないように身体はつくられています。
わたしの会社は駐車場から職場まで結構な距離があるのですが、自転車を使い時短している人ほど不健康な人です。
そんな自分に甘いタイプの人は身体によくない食習慣を病気になってもやめられずにいる人です。
口が達者で上手に人をつかったり他者の気持ちをコントロールするタイプの人も時短者と比例して身体を使わない傾向にあるようです。
頭を使って要領よく生きることが賢いと思っているようです。でもわたしはそうは思いません。
「バカじゃない?」って逆に思っています。なぜなら、その時短行為が将来身体の不具合を起こす原因になっているからです。
「いま楽をすれば将来必ずそのツケを払うのは他のだれでもないあなた自身だ」という事実を知ってほしいところです。
「人に頼らず自分の足で動く人がいい人生を歩める」って思えてなりません。
とにかく「座らないこと」を目指す
ふつうの感覚だと、何かを待っている間、イスに座れなかったとしたら「何か損した」って思いますよね?
「楽=恵まれている」という公式に当てはまるからだと思うのです。
でも、もし健康になりたいという強い信念があるとしたら今日からその発想は捨てましょう。
「立つ=お得」という発想が習慣になるまで、とことん実践することが大事です。
たとえば章の冒頭で書いたように、「率先して座らない生活」をはじめるのです。
具体的には、座らずしてすむのなら「立つ」ようにすることです。
- 病院の待合室のイスに座らない
- 電車の座席が開いていても座らない
- 行列のラーメン屋の外のイスに座らない
立ち待ちを習慣化してみましょう。
当然座るよりも立っている方がカロリーを消費して筋力も使います。結果、代謝促進効果によって美容にもつながります。
立つことの効果は基本的な体力維持だけではありません。
立っていることで足腰が強くなれば骨格の維持に連動します。腰痛なのど将来起こるであろう症状を防ぐ効果にもつながるのです。
もし歩けるのでしたら、歩き回ることは超オススメです。歩くことでボケ防止や、ひらめきなど脳の健康にもつながるからです。
映画が開演する前の待ち時間イスに座ってスマホをいじるのをやめて、辺りを散策してみましょう。
ちょっと落ち着きがない様に思えてしまうけど、自分の健康のためと割り切って「座らずライフ」に徹してみてください。
わたしに影響を与えた人
わたしがいまの会社に入社した当時の感想は、とにかく「腰が痛い」ことです。なぜなら前職は一日の大半を座っての仕事だったからです。
最初わたしの指導員がてら一緒にいた上司は、とにかくおしゃべりなタイプでした。用もないのに他の職場を歩いて回るからです。
でもその上司には目的がありました。多くの人とコミュニケーションをとることで、情報を引き出し活用するためだったからです。
わたしが住む地域の従業員が働く職場までわたしを案内して紹介してもくれました。
これからお世話になるのかと思いきやまったく関わることがない部署だったのです。
当時その上司に対してわたしは「本当におしゃべりのサボり」って思ってましたが、歩くことも合わせて一石二鳥だったのだと知ることとなったのです。
(この人も健康オタクです)
なので定年を大きく過ぎた年齢のいまでも若い人にまじって同じ職場で働けています。からだだけはなく、頭も切れます。(いい意味で)
(わたしの健康オタク人生に大きな影響を与えた人です)
色々なタイプの年配者を見比べることで自分の未来像をシュミレーション出来るから、すごく参考になっています。
おわりに
たしかに同じようなことをしても効果が薄い人はいるものです。遺伝や体質や環境の影響は否めない事実といえば事実です。
でも、自己努力でいくらでもちがう人になれるのが人間です。
いままで「バカじゃない」って思っていたことが実はバカな考え方だったと腑に落ちるまで、とことん座らずライフを実践してみてくださいね。
動かないと本当に動けなくなってしまいますからね!まだ動ける今のうちが勝負だと肝に銘じておきましょう。
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