上司として絶対にやってはイケないのは○○なタイプを認めること

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割れたら直ぐ交換

 

ダメ社員と上司が仲良くしてるのを他の社員に見せるのは少し問題があります。ここでいうダメ社員とは、仕事をしないタイプのことです。

 

職種によっては、ワイワイ楽しく遊びなあら仕事をする環境もあるかも知れませんが、会社は基本仕事をする場、遊ぶところではありません。

 

「いいこと」も「悪いこと」も伝染するのが人の性でもあります。あなたが管理する職場の環境は、自分が決めていることをしっかりと自覚してみましょう。

 

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上司として仕事を取るか、個人のつき合いを大事にするのかの選択

権力がある立場の人が割れガラスを黙認すると、組織が機能しなくなることがあります。

 

割れガラス理論とは?
「建物のガラスが割れているのを放置していると、他のガラスも割られてしまう」という理論。

■ここでいう割れガラスとは「部下」のことです。

 

ニューヨークの地下鉄の壁に描かれた落書きを消したら犯罪が減った事実は有名なはなしです。

 

金八先生で「腐ったみかん」といってましたよね?

「一個のみかん(加藤君)を放置していると、ほかのみかんもダメになってしまう、その前に腐ったみかんを取り除け」的な考え方といっしょのことです。

 

ところが、どんなものにも必ず2面性があるものです。ほかの多くの人にとって「割れガラス人」だとしても、人によっては「すっごく大事な人」だったりします。理屈じゃないのが人間でもあるからです。

 

どっちが上なのかわからなくなっている

サラリーマンにとってゴルフは欠かせないコミュニケーションの道具です。通勤のときバスや電車を待っている間「エアスイング}をしているおっさんを見たことがありますよね?上手くなろうと日夜頑張っている光景です。

 

もし、平社員の中にすっごくゴルフが上手い部下がいたとします。

上司にとっておなじ趣味をもつゴルフが上手い部下をキライなはずがありません。はなしも合うことでしょう。いつしか一緒に練習しに行くようになます。

 

ところがこの部下の性格に問題があります。

基本的に仕事が大嫌い、ちょっとお使いを頼むと中々帰ってこない、話し始めると仕事が手につかなくない、会社に私物を持ってくる、典型的な遊び人タイプだからです。

 

会社は仕事をする場所です。当然、管理職であるゴルフ好きの上司は、ゴルフ上手部下に注意をするもの、と誰もが思います。

問題がおこればゴルフ好き上司も、そのまた上司がいるから大変なことは分かるはず、職場の士気にもかかわってしまいますからね。

 

「人のいいところ」を見て付き合わないとね?

「ゴルフ上手部下に対して、誰もが注意、指導するはず」と思う状況なのに、この上司、一緒になって「だらけている」としらどうでしょう。

 

「は?何で?ダメでしょ?」と思い、頭にくること間違いなしです。それでも上司はダメ部下を注意しません。

 

ゴルフ上手部下=割れガラス部下の誕生です。割れガラス部下も周りの空気をよんで、仕事とプライベートをわきまえれば問題は広らないのですが・・、そこが割れガラス部下といわれるがゆえの社員です。

 

「わたしは部長と親しい仲なんです」的に自由ほんぽうで傲慢な態度、堂々と仕事をサボるようになります。

 

この状況を見たほかの社員はどう思うのでしょうか。「やってらんねー!」って気持ちになってしまうでしょう。普通は、

 

「仕事やらないで給料もらえるなら、俺達もおなじようにサボってもいいよね?」休憩時間や飲み会では、この2人の関係のはなしで盛り上がります。

そして本当に職場が荒れてしまい、学級崩壊ならぬ、職場崩壊という自体になってしまいました。

 

1人のわがままを許すと、やがて収集がつかなくなる事態にもなってしまうことを、もう一度よく考えて見てほしい、

 

なぜ逆らえないのか?

■教える人(ゴルフ上手部下)とは、

「先生」「師匠」「メンター」的存在です。

一方、

■教わる人(ゴルフ好き上司)とは、

「教え子」「弟子」のようなものです。

 

教わる側にとっては、どうしても精神的に下になりがちです。逆に、教える人は優位です。公私混同しない、分をわきまえる人(常識人)だとしたら何も問題はないのですが、教える先生が根っからの遊びん気質では大変です。

 

洗脳されて、いま自分が置かれている状況を見えなくなってしまうのです。

 

途中で気がつく場合もあります。が、一度上下関係がでか上がると、関係をくつがえすのはすっごくむずかしいもの、ついダラダラとよくない関係をつづけてしまうものです。

 

上司も仕事とゴルフどっちが大事なのかは分かっているはずです。きっぱりと割り切ったつき合いができないのは、「楽しいだけが仲間だ」と勘違いしているからでもあります。

管理職という孤独な立場を理解してくれるような気がするからです。仲間は欲しいもの、

 

理不尽という社員たちの声をしずめるには、態度と行動で示すしか方法はないでしょう。

「態度」とは、他の社員と同じように接すること、

「行動」とは、まちがったことに対しての処罰のことです。

 

いままでのことは消せない事実です。でも、人はいつでも変われます。部下たちは目を覚ますのを待っています。

時間はかかっても信頼を回復することが、部下を統率する近道ではないでしょうか。

 

おわりに

役職だからといって、すべての人が仕事人間ではありません。中には、釣りバカのような浜ちゃん気質を持ったタイプも存在します。

 

それとは対象的に平社員だからといって、すべての人がやる気がないわけではありません。会社や昇進のためとかではなく、ただ「仕事なんだからちゃんとやりましょーよ!」的な人だっているのです。

 

真面目にやっている人を大事にした方が得のような気がします。

 

■自分が気に入った人たちとだけの仲良しこよしは危険
リンク「親和欲求」が高い人が管理職をするとどうなるの?強すぎる絆がもたらした悲劇

 

心理学
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