世界はいずれ平等になる
国は、とうとう実質的な鎖国を解除しようとしています。
そして日本はいま人手不足です。誰かが働かないと社会は機能しません。
もし外国人が増えるとどうなってしまうのでしょう。独断と偏見でちょっと未来空想してみます。
AIの進歩は間に合わない。政府の人手不足解消策で事実上、外国人が移民する
これまで日本が外国人の入国を認めていたのは「働くのが前提な人」ではなく、「勉強や国際貢献がしたい人」だけです。でも実際は「出稼ぎ労働者」となっています。
それでも人手不足の足しにはなりません。既婚者も減り子供も生まれない。若者の働く意識も変わり、辛い職業につきたがりません。ニートも増えている。
そこで政府は、「国が決めた条件をクリアーする優れた人材に条件付きで住める状態を更新できる法律」をつくろうとしています。”更新し続ける”とは事実上、永住です。
そしてAIの進歩によって全てが自動化するのはまだまだ先のはなし。「人相手・流通・工場・士業」なんかは自動化できるけど、土木建築に対してはまだ難しいと思います。
そうなると、手っ取り早く人手になる外国人を頼ることを考えました。
政府は「特定技能１・２」と入国ハードルを上げていく様です。そのうち「３・４」と規制緩和になるのは想定内です。
だって日本人労働者は増えないし国際的な圧力も予想できるからです。これまでの経緯からして、結局よほど怪しい人でなければ誰でも入国スルーできるとことでしょう。
資本主義の原理によって弱い者は稼げなくなる
かつての日本企業を思い出してください。会社が儲かるため、物価の安い国に工場を建て、低賃金で人をやとって利益を出しましたよね。
その結果、日本で働く場所は減り、技術はパクられ、貧しかった国に力がつき、いま日本を苦しめています。それは弱かった人たちが競争相手になってしまったからです。
不況でリストラが流行っていた時代、わたしは”ぼう大手企業のお偉いさん達がトラックの積み込み作業をさせられていた現場”を見たことがあります。(T_T)
これと同じ様な影響が未来の日本でも起きようとしています。
- 国は何だかんだいって外国人の入国を認める
- 肉体労働（３K・単純労働・自動化できない職業）で稼ぐ目的の外国人労働者は増える
- 企業や個人商店は低賃金で働いてくれる外国人を雇う
- と同時に、同じ層（時間を売る）で働く日本人と外国人は競争相手になる
- 外国人でも出来る職業は低賃金化
- 社会問題化する
的な流れになる可能性があるのです。
とはいえ日本人は有利。「日本人保護法」で守られる
そうなると日本人は大変です。失業者が増えて社会問題になってしまうでしょう。とはいえ所得が下がってしまった日本人にも強みはあります。その１つは「住む場所」を持ってること。
実家（持ち家）に住めれば居住費は浮かせます。親族や友達や会社の同僚同士でもおなじです。シェアハウス。
母子家庭や何らかの事情で収入が少ない層の人達にプラスして「生活保護などの制度」によって日本人の弱者は守られるでしょう。町営市営住宅に安く住めちゃいます。
「日本人保護法」とか出来て、アパート代の何割かを無条件で国が負担してくれるかも知れません。この時点ではまだ有権者。大家さんも安心な日本人を好むはず。
外国人も大勢で住めば同じではあります。が、この時点でそういったコネや補助もありません。そして外人さん達は水面下で環境に適応し初めます。
”貧しさ”とはサバイバル。環境は自分たちで作り出す
競争は外国人も同じです。成功する人もいれば落ちぶれる人も出てくるでしょう。では「適応出来なかった外国人」はどうなってしまうのか。当然強制送還の対象です。
が、思い出してください。いま現在「留学生・技能実習生」の名のもとに入国した人達は姿をくらましています。
同じ様に”何とかして生き残ろう”と考えることでしょう。そんな人を必要な人達が手助けをしているのです。
日本では無価値でも追い詰められた人には宝
日本人にとっては「いらないもの」「やってはいけないこと」だとしても外国人さんして見たら宝石です。
そこで目をつけたのが「空き家」の存在。
このまま少子化が進めば”空き家が増える”といわれています。わたしには未婚の兄がいます。このままいけば将来実家は空き家です。
そして「その家をどうするか」はわたしや息子次第でもある。処分するにもお金はかかるし思い出もある。結果、放置。これが空き家事情。
やって来る外国人は０からのスタートな低所得者層のはず。「帰りたくないし、古い空き家だけど住めなくはない」と思うはず。
ちょっとしたメンテナンスや掃除で住める様に出来れば居住費を浮かせることができるのです。使わない手はないでしょう。
「空き家占拠」のメリットは外人さんだけじゃない
自分の直ぐ隣の家が空き家だとしたらどんなデメリットがあるのでしょう。
- 家が倒壊する不安
- 小動物が住み着く
- 庭の植木が巨大化の被害。雑草まみれで景観の乱れ
- 魅力度は下がり街が衰退する
まだまだありますが、人が住んでないことによる弊害は必ず出ます。
たしかに犯罪など良からぬ場として使われる心配もあるし、耳慣れないお経を読まれても不気味です。
でも元々、悪いことをしようと考えて来日したのでしょうか？きっと夢を持ってやって来たはずですよね。(^o^)／
そんな真っ当な人が「少しでもいい生活がしたい」という欲があれいば、汚れた環境を変えるはず。
高度経済成長時代の日本がアメリカに憧れた様に、自国文化を守りつつ、日本文化をステータスと考えて日本人化するとわたしは思うのです。
そうなると、近所（日本人）は外国人を認めはじめます。
「お隣さんは案外いい人だ。空き家占拠はルール違反だし、その人の家じゃないけど別にイイよね」見て見ぬふりをする様になるでしょう。
しかしながら、それだけで外人さんは納得するのでしょうか。
「国際的圧力」と「デモ暴動」と「国の資金不足」から”空き家解放令”を出す
働けない日本人と同じ様に外国人にも最低限度の生活を保証しなくてはいけません。というのも、外国人は妻子を持つようになるからです。
そして”同じ人間なのになぜ差別されるのか？”反対運動が起こります。人権侵害にもなるし国際社会も許さない。貿易も不利です。
自体収束のため、力のある外国人（お金・影響力を持つ人）などを政治に参加できるようにします。
とはいえ国も地方自治体も資金不足におちいっています。日本国民から取る税金だけでは国を回せません。そこで考えたのが「空き家解放」という訳です。
空き家解放と聞くと思い出すのが戦後の「農地開放」ですよね。当時日本を占拠していた米軍司令官マッカーサー元帥が考えた政策でした。
簡単に言うと、地主が農地を農家に貸す。その代わりに地代を取る仕組みから、その農地を安く買い取りそこで働く農民に売り渡す法律です。
もしかしたら、何らかの事情で長い間留守にしていた家に勝手に住み着き、そのまま不在地主の名目で乗っ取られる可能性もありです。これは農地開放の当時実際にあった話ですよ。
- 海外赴任から戻ったら俺ん家じゃない
- 自分の別荘のはずが他人の家
- 刑務所から出たら家がない
これでは納得いきませんよね。
▼そして寄与されたその農地を売り飛ばし大金を手に入れた人もたいそうです。
外部リンク⇒チューさんの今昔ばなし
言い換えれば、「アパートに住んでいたら、その部屋をもらえちゃいました☆」。
話を戻すと、空き家占拠税として納税させる代わりに、土地は別として「その家あげますよ」財産として認める法案が出来上がります。
市営・町営住宅の負担は地方自治体に任されて自治体財政も厳しい状況です。なので全てが丸く収まると考えるのです。
もはや外人ではない。元外人さん
貧しかった時代、貧しい国ほど出生率は高いです。同じように外国人の人口はどんどん増えていくでしょう。すると外国人の街が出来上がる。世界的に見ても実際にそうなるのです。
資本主義社会とは”お金を儲けた人が勝ち”です。能力のある外人さんが現れても不思議じゃない。国際結婚をする人も増え、他人事ではなくなってきます。
いよいよ外人さんは対等な立場に成り上がる。日本人と全く同じあつかい（選挙権・公共サービスなど）になるでしょう。もはや外国人ではなくなるのです。
そうなると、空き家（上モノ）だけではなく、土地も欲しがります。「俺たちは親の代からココにず～っと住んでいるんだ！！」当然の權利として主張するでしょう。
お金や力を持つ元外人さん達や、その力を利用して政界入りした元外人さん達によって、居座ったその土地は自分たちの財産になるのです。
そして子供を持たなかった年配者は”生前良くしてくれた、気に入った元外人さんに財産相続する”かも知れません。あの世に持っては逝けませんからね。
そんな未来を空想して見ましたよ。
おわりに
昔に比べて安く家を建てられます。ですが一生ローンではないでしょうか？
借家ではいつになっても自分のモノにはなりません。けど地方で中古物件なら土地付きでも安く買うことができます。
わたしは長期住宅ローンを組んでいます。将来の収入が心配です。でもこれからの人達はまだ間に合います。
いまの収入が将来も同じなのかは分かりません。いま払えるうちに自分の財産にしておけば、衣食住の”住”はクリアー出来ちゃいます。
もし近所に空き家がたくさんあったり、近所の家が将来空き家になる恐れがあるとしたら、占拠者がオセロみたいにあなたの家の周りを囲ってしまうかも知れませんよ？
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