「新聞はいらないけど、広告(チラシ)は見たい」って思いませんか?
チラシは読み終えてしまったら、無用の産物だったりしますよね。
「いつも買いに行っているお店の情報が映るテレビを自宅に無料で設置してくれる」としたら、あなたはサービスを受けますか?
そんなサービスのゆくすえを空想してみましたよ。
■「新聞の将来はどうなってしまうのか」の関連記事です。
リンク興味がない人には「きっかけか」を?人が契約しない理由から、新聞の新しいカタチを空想してみた
自社放送、専用テレビが、なぜいいのか?
突然ですが、
スーパーやショッピングセンターやデパートの企業は、自社しか受信しないテレビを各家庭に配っちゃいましょうよ。
「テレビ局とスポンサー契約して宣伝すれば、楽だし早くない?」って思いますよね?
でも、地方都市の田舎のスーパーにそんなお金はないです。たとえCMを出せたとしても、お店のCMだけです。広告チラシのように毎日「本日の特売商品」を放送するのは難しいはずです。
これは大手デパートでも同じです。
CMはチラシのような詳細な商品紹介までは出来ませんよね?
「毎回ちがう内容のCM」を出し続けられるのでしょうか。¥!!
「簡単にゆうよね?」って声が聞こえてくるようです。はい、わたしは部外者です。だから、枠にとらわれない発言ができるんです。
「なら、ネットでホームページに広告を出せばいいじゃん」って思うことでしょう。
でも、ネットは、お客様がアクセスしなくちゃ広告は見れません。どんなに立派なサイトに仕上げても、見られなくては意味がない。
スマホの普及率は増えています。当たり前ですが、
「見るか見ないか」の選択は本人の自由です。
クリックするかどうかはユーザーの勝手なんです。
「そんな、待ちの商売、いつまでやってるの?」って思ってしまいますよ。
だったら、
「このテレビを是非ご家庭に置かせてください!」ってアタックしてみてはどうでしょう。
自社しか放送されないテレビのメリット
「得得マーケット」というお店が、
「得得テレビ」をつくったとします。
テレビをつけても「得得マーケット」の情報しかこのTVは映りません。なぜなら、得得マーケットしか受信しないように造られたテレビだからです。
では詳しく見てみましょう。
他社を寄せ付けない効果がある
「ライバル店のCMが映らない」ことが最大のメリットです。
つけたテレビに決まったお店しか表示されないと、完全に「得得マーケットの依存人間」となってしまいます。
なぜ数千万のお金を毎年企業はCMに使うのでしょう。それは、人の精神的心理作用を知っているからです。作用とは購買のことです。
わたしは去年「電動ひげそり機」を買いました
別に、これってこだわりがあった分けではなく、とあるメーカーのひげそりを買ったんです。その選んだ理由は、
「CMで見たことがあるから」
たったこれだけの理由です。
「何かカッコイイなぁ」っていう俳優さんが使っているひげそりを見て、「これにしよう!」って単純に思いましたよ。
たとえその商品が優れた機能があったとしても、見たことも聞いたこともないメーカーだったら買うのは冒険って思ってしまいます。
やっぱり、知っている人から知ってる商品を買った方が安心ですからね。
ある商品を選ぶときの選択肢として「見たことがある」という記憶は、とっても有利なんですよ。
だから、「自社のCM以外はお客様の目にはさらさないこと」がいいんです。
これは、地元ブランドの出来上がりでもあります。
得得テレビのうれしいサービスとは?
今日の特売や、お得な情報は、いままでの広告チラシにもありました。その日に見た情報を元に買い物をしに、お店に行きましたよね?
「得得テレビ」が広まったのには理由があります。
得得テレビにはタブレット機能がついています
「今から何を買いに行こうとしているのか」
買いたい商品の画面をタッチして、お店側に知らせる、という、
「買う予定サービス機能」がついています。
ピッっと画面をタッチして「ネギ」を自宅で選んでから、得得マーケットに出かけます。お店に入ると、ネギが用意されていたらうれしいです。もう、お店の中を無駄にウロウロする必要がないからです。
「お客様を回遊させて、他の商品も買わせよう」とする、小ズルい販売法も消えるでしょう。
「また売り場、変わったんかよ(怒り)」
行くたびに商品コーナーが変わる大手ショッピングセンターがあります。わたしは用がなければ、そのお店には行きません。疲れるだけですからね。
いつもの場所、いつもの商品、いつも笑顔の人から商品を買いたいからです。
得得マーケットテレビには「マルチ買い物機能」もある
「えーと今日は(じゃがいも)が安わね」
「カレーか、肉じゃがしか思いつかないわ」
「もう誰かメニューを決めてよ?」
「ここ最近のメニューとかぶらずに、値段も考えて、育ち盛りの子供や、食の細いお年寄りがいると大変なんです」
「あーもうこんな時間。急がないとお迎えに遅れちゃう」
って奥様たちは、毎日困ってます。
「今日はカレーにしよう!」って献立(こんだて)が決まったら、
今日はカレーだからカレーに使う具材を集めてくれるサービス、があったらうれしい。
「今日は人参が特売よ」って考えなくても、
ニンジンを使った料理を提案してくれて、なおかつ、ニンジンに合った具材を調達してくれるサービスがあったらうれしい。
「だれが具材を用意するの?」
「どんなシステムなの?」って話はさて置いて、
こうなるとマルチ機能は、あなたのコンシェルジュになるでしょう。
一週間の献立を提案してくれるサービス
「得得マーケットのオススメAプラン」のボタンを選択します。
あとはお客様がお店に行けば商品が用意されているとうれしいです。
自分のアレンジで献立を決めて、お店側に商品を用意してもらうのは、難しいでしょうが、前もって、プランにしてあればできそうですよね?
お店側も在庫を抱えなくてもすむメリットになるかも知れません。
お店丸見え丸わかりサービスもあった?
前もって買う商品が決まっていれば、お店の混雑が減るでしょう。でも、みんながみんな、新しいサービスを使うとはかぎりません。
「今日はトイレットペーパーの特売日だし、連休だからお店は混んでるかも?」
「何時ごろデパートに行ったらいいかしら・・」
って悩むことってありますよね?
「こんなに早くこなくてもよかったわ」
「面倒だから高いけど明日にしようかな」
って思ってしまうことがありませんか?
安心してください。大丈夫ですよ。
得得マーケットテレビには、お店の映像がリアルタイムで流れています。
お店の中、駐車場、近隣の交通情報が、24時間放送され続けています。
もちろんプライバシー保護機能付きです。人や車から個人を特定できないよな画像処理もされてるから心配ないです。
今日の混雑指数がわかる
ディズニーランドには混雑予想表が公開されています。それと一緒です。
お客様が前もって何を買うのか分かれば、今日のお客様数の予想することができます。
季節、休日、記念日、行事、週末、お天気、近隣の事情から、お客様の入店数を割り出してくれる、機能もテレビにはあります。
「この時間帯は主婦層は少ないな」って分かれば、独身者でも気兼ねなく買い物ができます。
私は独身のころスーパーでの買い物は、ちょっと恥ずかしかった記憶があります。
「どんな風に見られているのだろうか」って考えてしまうから、ついコンビニを使ってしまいましたよ。誰もなんとも思ってないのにね?でも気になるのか「人」ってやつですからね。
「わたしは高級志向だから、庶民とちがいます」って逆に、人混みを避けたい人にとって映像は、分かりやすい機能です。
そもそも、買うお店がちがうから、かぶらないかも知れませんね。
自分の合ったサービスを受けられる確率はグンと上がるのではないでしょうか。
販売から広がるサービス
自社放送は地元メディアになるでしょう。もう、最初のころの、お店の商品を買ってもらうだけのテレビではなくなります。
「昨日の得得ジャーナル見た?」
「得得仮面の続きが楽しみね?」
得得テレビ放送によって大きくなった会社は、自社で番組を制作するようになります。
(得得丸)とかいう(ゆるキャラ)も開発されて、いっそう盛り上がりを見せます。
「得得サスペンスの(YUKI子)が着ていたワンピース可愛くない?」って、ドラマの中で使っている商品や、女優が着ている服が話題になります。
そして、「得得44」とかいう、お店のイメージアイドルグループも誕生するでしょう。
もちろん、ドラマやアイドルが着ていた服装は、次の日の目玉としてお客さまが殺到し、売上倍増です。わざわざ都心部まで買い物に行く理由はないです。もはや、得得テレビは時代のトレンドになっています。
ネット放送もいいけど
ネットを使うには、プロバイダーと契約しなてはウェブの観覧はできません。
民放はスポンサーから資金を得て番組をつくってます。
自社がスポンサーで自社放送できるなら、お店がプロバイダーになって、民放のように、ただでテレビを見られます。
「ネットは無料が常識」
そんな日がいつの日か来るのでしょうか?
自社専用放送テレビを家庭に設置すれば、お店も消費者もお得で、便利な時代になるかなって生活が変わるかもって、空想して見ました。
おわりに
え~・・得得マーケットからのお知らせでーす。
本日は野菜が10%引きになっていまーす。
それと午後3時からメロンをお買い求めの人には、先着30名の人に限りカニ缶を差し上げまーす。
って、大声で街を歩かないために新聞広告があります。
新聞がなくなったとしたら広告も同じ道を歩む確率は高いです。おなじ紙媒体だからです。
生き残るためには他と差別かをするしかないです。人がやらないことにはリスクがあります。結果が分からないからです。
牛丼の価格が安くなったのは、だれでも簡単に真似できるからです。
他にないサービスだからこそ価値があります。
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