どうしても真面目で一途な一生懸命をやめられない人はいるものです。
そんな人とは、頑張りたくない人たちにとっては有害生物でしかありません。どうにかして押さえつけることを考えるでしょう。
そんな戦いは是非とも避けたい状況です。どうせなら自分の思う人生にしたいものですよね。
もうこの際、興味の矛先(ほこさき)を変えてみる
自分が思うような行動を最後までやり遂げられないと、こころがモヤモヤしてしまうタイプの人はいるものです。
- 「もっと頑張れば良くなるはずなのに、何でいいところで手を抜いてしまうのか」
- 「なぜ多くの人は『無難思考』を選んでしまうのか」
という疑問と日々戦っている人もいるはずです。
たしかに、「完璧主義者」や「嫌われたくない心理」や「その先に何かメリットがある」などによく見られる行動ともいえるでしょう。
でもそん中、「ただ純粋に物事に対してガムシャラでいたい」と損得勘定なども無く、無意識に働く人もいたりします。
なぜなら、本人がガムシャラになることによって、他の誰かの喜びを自分の喜びと感じているからです。
もしかしたら褒められることを生きがいにしているとも推測でします。
■たとえば、「あなたは平凡なラーメン屋にパートで働くようになった」とします
きっと「そのお店の改善点」に気づくことはあるはずです。なぜなら、ついさっきまで、あなたは”お客様”だったからです。
- 小さなお子供が座りやすいイスを置いてはどうでしょう
- この辺は朝早く働く人が多いから、もっと早くお店を開けてはどうですか
- 「スープ切れ次第閉店」をやめて、お客様のためにもっと頑張りたい
「もっとこうすればいいのでは?」そして提案することもあるでしょう。でも店主はこう言います。
「うちはこのままでいいんだ!」それ以上もそれ以下も望まない経営者や責任者はどこにでもいるものです。
ただお客様の利便性やお客様の笑顔が見たい人にとってはフラストレーションになるしょう。
これって間違いなのでしょうか。周囲の同調圧力などに負けて欲しくはありません。
情熱的なハートを持っているのって、すっごく素晴らしいことだとわたしは思うのです。
「人と一緒に何かをする」から違いが出るのです。だったら、自分独りで何かをすることです。
自分がガムシャラ人間なのだとしたら、独りで出来るコトに頑張る矛先を変えるとイイですよ?
- 集団競技の人は個人種目に変えてみる
- 仕事で押さえつけられているのなら、副業で頑張ってみる
- 誰も付き合ってくれないのなら1人で旅に出てみる
1人でやることを誰も押さえることはできません。ただ野次や批評が飛ぶだけです。そんな言葉は無視すればいいのです。
「結果重視タイプ」と「その過程もふくめて、やること事態が好きタイプ」がいる
仕事や趣味で結果を残すには、効率的手法がイイ場合があります。
「一生懸命」とか「頑張る行為」とは必ずしも良い結果をもたらすとは限りません。
むしろ、「害」と考えて「少し気を抜く程度に”こそ”良い結果になる」と考える人は多いものです。(サラリーマンは特に)
この様な人は、無駄なあがきをするよりも、冷静に一手を打つタイプの人たちです。
一方、結果はどうあれ、物事を作り上げていく段階が好きな人がいます。言いかえれば、「ただ楽しめれば何だってイイ・頑張ることで結果が出る」という考えの持ち主です。
■たとえば、「あなたは趣味でバンドを組んでいる」とします
ガムシャラなあなたはバンド練習の課題として「同じ曲の同じパートを延々と練習したい」と考えるでしょう。
サッカーなら、「試合ではなく、延々とパスだけをする」なども同じです。
でも、「程々でいい」って考える友達では「そんなのつまらない」って考えるでしょう。上手くなるとかよりも、「色んな音源を楽しみたい」と思うからです。
もし「音楽で飯を食う」って考えたとき、売れる方法は上手さよりもキャラや戦略が有効です。
別にプロになるわけじゃやないし、何のための趣味(息抜き)なのか本末転倒ですからね。
でも、ガムシャラさんにとってはストレスです。100ある力を押さえつけられてしまうからです。
相反するタイプの人種が分かり合える日が来るのでしょうか。そんな戦いはコチラからしない人こそ真に賢い人間といえるでしょう。
もう、「その他大勢でやっているコト」から離れて、「たった一人で出来るコト」を見つけ、人生を楽しむことです。
しかしながら、先程のラーメン屋の店主的な人(押さえつけ)はどこにでもいるものです。
自分の「得」を優先的に考えることが得なのか?
「何で人のために何かしなくちゃいけねーの?」とあからさまに言い放つ人と、いまわたしは仕事をしています。同じ部署の社員です。その人と離れることは一定期間は出来ません。
この人は常に自分を中心とした生き方をしています。
- いかに自分が優位に立てるのか
- 周りの人間を「どう使えば」自分に得があり、損をしないですむのか
- 自分は誰よりも尊重されなくてはならない
- 自分の知らないところで勝手なことはさせない
そして、少しでも本人の考えとちがうことが起きると、チクチクと小言をいったり怒鳴ることもあったりします。他の人たちを巻き込んで、何としてでも自我を通すことをするのです。
もちろん「それダメですよ」的に反抗したり、正そうとしたり、何とか分かってもらえる様に歩み寄った時期もありました。でもダメだった・・
根っからの損得勘定の持ち主に何をいっても綺麗事にしか聞こえない様です。そして誰もが流されて(言いなり)仕方なく関わっています。
愚痴を書き出しましたが、本当にうんざりしてきましたよ。
この人は上司でも先輩(勤続年数が上)でもありません。その人がいなくて困ることもありません。逆です。その人がいなと仕事が本当にスムーズにはかどります。
定年も過ぎた人材で仕事の能力も他の人たちよりも引くのに、なぜ会社はこの人たちを雇(やとい)続けているのか、がわたしの部署のテーマになっています。
変えられない事情になげいたり、腹を立ていても毒なだけ。
本気になるから腹が立つし、何とかしようとするのです。だったら、興味の矛先を他に向けてみてはどうでしょう。
コレがわたしたちがあみ出した苦肉の策。幸せになれる希望の知恵でした。
おわりに
一番よくないのは、投げやりになり、道に外れてしまうことです。その活力は他に向けましょう。
わたしは、過去、仕事キライの社員たち(上司も)と戦っていました。仕事を一生懸命にできないことに、いつも疑問をいだきイライラした日々だったのです。
でも、ガムシャラの矛先、(はけ口)を変えたことで、いま穏やかになれています。変な責任感を拭い去り、いま、ちょっとだけ充実した日々を送っています。
本当に楽になりましたよ・・
そんな上司(手抜き)は、そんな部下(怠け者)にいまだに悩まされています。
「昔は係長も早飯をしたり、ルールを守っていませんでしたよね?」という具合に、
「出る杭は打たれる」といって、その環境でただ大人しくなり欲求不満がたまっている人もいるでしょう。
人生は一度きりです。
ここは1つ独りになって、好きなだけガムシャラになればいいのです。
▼人は抜け駆けを許せない。身近な人が自分より良くなろうとすることを阻止する
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