自分の気持を害さないためには一体どうすればいいのでしょうね。
きっと、余計なことは考えいないことが一番の対処法ではないでしょうか。
そのためにいくつか思い当たることを書いてみます。
ぶつからない人を目指すことで楽に生きられる
「どうしても許せない」人がいるのは、もしかしたら「あなたのルールブックに違反しているから」ではないでしょうか。
人によってルールブックはちがうものです。なぜなら、生まれも育ちも遺伝子もみんなちがうからです。
まったく同じ道を歩いてる人などいません。同じ体験をしても、受け止め方は人それぞれ千差万別になるものです。
「今日は朝から気分がいいなぁ」って日でも、あなたが許せない人に会うだけで、また、気分を害してしまう、相手との過去に(受けた・受け入れてもらえなかった)関係を思い出してしまうからです。
あなたのルールブックを書き換えてまで相手に向き合っていたとしたら絶望的、努力した分よけいに腹立たしくなるのは当然のことです。
合わないですむのなら、ぜひ会いたくはありません。でも職場が同じだと、どうしても会ってしまいますよね?
いったいどうすれば、あなたの気がすむのでしょうか。
自分の都合を変えて相手と距離を置く
「許せない相手に会うから気分を害する」のなら、いっそのこと、その気に入らない相手はいないと思うようにしたほ方が精神的に楽になります。
つまり、今この空間には存在しないものって考えればいいんです。ものは考えようです。存在しないように感じるためには、その許せない相手を見ないことです。
無視とはちがいます。露骨に口をきかないのもあまりよろしくはないでしょう。職場がいっしょならどうしても関わらなくてはならない事情もあるものです。
こちらがお願いするときにだけ、調子よくはなしかけるのも気が引けます。相手にも「こんな時だけ何だ!」って思われるだけです。関係が悪化してしまいそうですからね。
一番いいのは、
あなたが嫌いな人がやって来たことが分かったのなら、その相手と遭遇しないような行動を取ればいいだけのことです。
当たらず触らずな関係がいいという分けです。決して逃げではありません。一歩立ち止まって距離を置くようにするのです。
「でも自分が悪くないのに、何か逃げているようで面白くない!」という気持ちもよーく分かります。
その出くわした場面にわざわざ登場して、こちらが正しいことの意思表示をしたくなるのもよーく分かります。
「負ける勝ち」ということばを実践してみるのです。
1)余計な戦いは避けるべし
たとえば、2車線の道路の進む先が「絞り込み」になっているときに、横から割り込みする車をよく見かけます。
あなたは渋滞に巻き込まれながらも優先車線を我慢して絞り込みまで走って来ました。ノロノロ運転にイライラしていることでしょう。
そんな中、サッと目の前を割り込まれるシーンを想像すると、すっごく腹が立つものです。
「絶対に入れてやるものか!」っとバックミラーを見ながら、割り込もうとする車の侵入を阻止しようとします。
そのときのあなたの気持ちはどうでしょう。きっと穏やかではないはずです。身体に力が入り心拍数も高くなっています。
「前を走る車」と「割り込もうとする車」2つを意識しながら車を走らせることになりるからです。
これってすっごく身体に負担をかける状態です。意識しなくても精神にも肉体的にも害をおよぼしています。
プロの運転手は法律で定められた休憩を取るようになっているのは、車の運転は身体的な負担が大きく、それによって事故にならないようにするためだからです。
自分の当然の権利を主張するべく戦う行動はストレスになります。
なんだか水の入ったバケツを自分でかぶるようなもの、イヤな気持ちにならないためには余計なことは考えない方が得策なのです。
2)相手に勝手な期待をしないこと
あなたは渋滞の中ゆっくりと車を走らせていると、脇道から本線道路に入りたそうな人がいるのを見つけます。
「お先にどうぞ」と気前よくその相手車両を前に入れてあげました。もちろん相手は手をあげるなり、クラクションを鳴らすなり、何らかの挨拶をするものだと思っての行動です。
でも期待とはちがう態度、何のリアクションもありません。完全に無視です。まったくこちらを見ることもなく、彼女を横に乗せた彼氏が「当たり前の様にリラックスしている姿」を見たときあなたはどう感じるのでしょう。
「イラッ」としませんか?きっと、あなたの描いた予想とはちがう対応だから、自分に都合のいいリハーサルをするから腹が立つのです。
「人は自分が思うようには動かないもの」そう思えばイライラしないものです。
「してあげたのに」と思うのは、あなたが相手に対して勝手に期待する思い込みです。「こうされたら、こうすべきだ」というルールを守る義務は誰にも無いことをわきまえるしかありません。
相手の行動は予測不能という考えは必要です。
もしかしたらたまたま考え事をしていたから挨拶を忘れてしまったのかも知れませんし、たまたま機嫌がよくなかったのかも知れないからです。別にあなたに対してどうのこうのとかいう事情ではない場合もあると知りましょう。
余計なことは考えてしまう自分を反省する
余計なこと考えてしまうのは暇だからです。夢中になれることがないから精神的な空白ができてしまうのです。
人は何もしてないと想像の中で心配事を考えてしまうものです。人は本来、ネガティブに考えるようにできているのは、危険から身を守るための習性があるからです。
心配になる時間をつくらないためには何かをはじめるしかありません。
人は運動するとリラックスできるのは、幸せを感じるホルモンが分泌されるからだと言われています。
たしかに、激しい運動をしたあとは多少のことでは怒れないものです。何か「あたまが真っ白になる感覚」が、つまらない感情をいだかない様に感じるからです。
精神疾患の治療法の中に「日記をつける」こともあるそうです。言いたいことを書いてスッキリするのも1つ対処法です。
だったらブログを書くのも1つの手です。同じような悩みを抱えた人にも伝わるし、相手の助けにもなるかも知れないからです。
とにかく余計なことを考えないためには忙しくしていることがいいのかも知れませんね。
おわりに
相手を変えるよりも自分を変える方が早いし賢い生き方です。
腹が立つ相手がいるのなら、相手がいる道には行かないのも1つの方法ではないでしょうか。
■人間関係は意識して付き合う人を選びましょう。
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