快適なドライビング中ほかの車のせいで、気分が悪くなることってありますよね。
道路にはさまざまな人達が、それぞれの背景を背負って車を運転しています。これはしょーがないこと。
そんなことでさえ、精神を鍛えることはできるのです。
理不尽な職場で生きていくために悟りは必要だから
わたしの会社はちょっと変わっていて、最近では何ヤッてもOK。犯罪以外なら許されてしまう状況になっています。ハラスメントはありますが、
というのも、人手不足や後継者不足もあり、定年すべき人材に頼るしかない理由もあるからです。自由な発想の人たちが面白い様に集まっている。
▼第二の人生は抱えている物が少ない分、強気になれます。
簡単にまとめると
- 言ったもの勝ち
- ゴネ得
- 最低限ヤルことをしていれば良し
- ルールなどお構いなしのイタチごっこ
- 何でもイイ風潮
でも、いい面もある。くだらない日本のサラリーマン思考を黙らせる結果にも役立っている。明日辞めても構わない人なら何だって出来るでしょう。
会社側も、直接、被害届が出てない限り問題視しない。出ても「まぁ~頑張ってよ」と、なだめられて終わる。トータルで上手くやっていればそれでイイ。半ば呆れている状況です。
正に独房の中でのマウント合戦。独自の上下関係が出来る様なもの。中の奴らで勝手にやってなさい的になっています。そこで勝った人が上に立って職場は良くなるのでしょうか?
そうなると最初は、ずる賢い人や、口が達者な人や、暴力的な人が幅をきかせる様になる。
けれど不思議と、そんな理不尽や要求を受け入れた被害者(人徳者)が、人を動かす影響力のある人間へと変わり立場は逆転します。
なぜなら不自然だから。やっぱり最後は正義が勝つ。人は何でも許してくれる母の様な包容力人を持つ人が好きだから。押さえつけず、理解してくれる人が好かれるのです。
「悟り」ではないけど、理不尽に対して「お前まちがってる!」って戦うのではなく、「好きなように泳がせる」ことで、場の状態を良い方向へと持っていくことが「賢い」って学びました。
この思考が腑に落ちてから、わたしはすっごく気が楽になったのです。
おかしな相手に歯向かうよりも、一歩退く方が得なんです。
そんな訳で、
- 職場の人間関係の改善のために
- 「何事にも動じない精神」をつくり
- 相手の気持ちを察しつつ
- 自分の個性を受け入れてもらう相互理解
を目指した1つの行動として、車の運転も修行の1つにしています。
他の車にイライラしないために実践中
早めに家を出る
遅刻ギリギリで家を出れば時間に追われます。もしノロノロ運転な車が前にいればイライラするでしょう。そうなるとどうしても攻撃的になってしまう。
「急ぐ車が多い時間帯を走る」とは、自分も同じ様な目に合う可能性が高いんです。
なので、まずは自分が相手にイライラしない様になるため早めに出社する様にしましたよ。
自分のペースに合わない車には時間差でスルー
とは言え、早めに出ても急ぐ人はいるもの。田舎道、朝の通勤ラッシュの時間帯とは、法定速度で走っている方が違反車両になりがちです。
決まった時間に家を出ると決まって同じ車に出会います。
わたしは前方と同じくらい後ろを見ています。バックミラーが気になって仕方がない。そして基本、安全運転。低燃費走行のエコノミスト。
そんなマイペースをバカにするかの様に、決まった時間に同じ車が後ろから近づいて威圧的な運転をよく仕掛けられています。(-_-メ)
昔のわたしならヤリ返したことでしょう。簡単です。なぜならスイッチが入ると無敵モードになるタイプだったから。そういう人の気持ちが分かるからこそ危険だと知っているのです。
でも、先程いったように会社で鍛えられたことにより、丸くならざるを得なくなり、考えさせられ、自分を変えた方が楽なことを学びました。
そんな訳で「戦場には行かない」ことに。時間差でスルーです。そもそも、その場にいなければ、もめ事にはなりません。
戦争を放棄すること。スルーできるなら関わらないのが一番。勝った負けたの戦いはエネルギーの浪費なだけ。健康をそこなう真の原因なのです。
出勤時間を変えることで、相手からの攻撃の1つはクリアーできましたね。
問題は「どこにで、もおかしな運転をする車はいる」ってこと
そもそもトラブルとは、お互いの勘違いから生まれるもの。なので相手からの攻撃に対してのマインドセットが必要になってきます。
厳密には、物事の解釈は自分の受け止め方次第。なぜなら、気にしなければ問題にはならないから。
- 横から体当たりされたり
- 前から物を投げられたり
- 後ろから突っ込まれたり
など、マリオカート的な物理的被害なら何らかのリアクションは必要でしょう。誰が見ても、これはもう犯罪です。自分の身を守る行動をして当然。
けれど、
- 横から暴言を叫ばれたり
- 前の車に急ブレーキをかけ続けられたり
- 後ろからピタ付けされジグザグ走行されても
直接、自分や財産が被害にはあう分けではない。ただ、なめられているだけ。
たしかに、あおり運転は犯罪です。恐喝された心境で安全運転はできません。でも、もし、相手からの行為が目に入らなければ、それはもう現実ではない。
同じ場所にいる二人の内、1人だけ幽霊を目撃しても、もう1人が見てなければ、見てない人にとってオバケとは存在してはいない。怖いとは思えません。この原理です。
受け止め方をポジティブに思える様にヤルべきこと
もし、
- すっごくラッキーなことがあったり
- 九死に一生を得ていたり
- 悲しみに包まれていたり
- 平穏な日々に感謝していたり
など、そんな気持ちで車を運転してしたとしたら、
- 例え攻撃的な車に合っても
- ズル込みされても
- ちょっとこすられても
- しょぼい車だと舐められても
ブチ切れる確率は減ると思います。
きっと、「そんなのどうでもイイ。今はそれどころじゃない」って思い、直情的な反応はしないし、相手を許せると思います。なぜなら怒る気になれない心境だから。
そして、自分がいま本当に幸せだとしたら「この幸せを壊したくない」って思い「変な人とは関わりたくない」と考えるからムキになりません。
相手にしてしまうのは、満たされたい気持ちから正論を武器に相手をこらしめたい心理が働くから。こころ満たされていれば相手をあわれみ同情すらするでしょう。
まとめると、ほんの些細なことが気にならない様な日々の過ごし方をすることが、カートラブルを未然に防ぐ対策になるのです。そのためにはまず自分が幸せでいること。
ちょっと上から目線で恐縮ですが、これが究極の防御策になるってわたしは考えています。そんな心理で毎日、車を運転していきたいものです。
おわりに
「車の運転はその人の性格が出る」といいます。
いちいち反応してもしょーがないって頭では分かるけど、なかなか難しいと思います。
イライラしていると、イライラを引き寄せるとよくイイます。「何で自分はイライラしているのか」原因を変えればイライラしないのです。
そもそも、1次的こと(イライラの元)がなければ、2次的こと(イライラ)は起こりません。
日々穏やかに過ごすためにはどんな思考になればいいのか、試行錯誤は大事になってきます。
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