「ブログを書き続ける」と決めたなら断舎離するべきポイントがあります。
本業を持ちなら副業として何かをしようとしている人も同じです。
目的達成のためには、「しっかりとした選択」は不可欠です。正しい判断ができれば夢の実現に一歩近づけるはずです。
人が決めたもの(こと)を手放す
あなたが今現在やっているコトの中に自らの意志ではじめたコトはいくつありますか?
もしかしたら、友達や先生や同僚やご近所さんのからのススメや、影響によって気が乗らずに始めたコトもあることでしょう。
面白いものです。最初はパッとしなくても、続けていくうちに楽しくなったりします。ところがそのうち飽きてきます。
なぜなら、人は他人が決めたことに決意できないからです。
「本当は辞めたい」って思っているのに、やめられないのは「見栄を張ってしまう」からでもあります。
飽きっぽい人だ、と思われては信用にもかかわります。自分をよく見せたい思いが強い人ほど、ダラダラと中途半端に続けてしまうようです。
「ススメてくれた人の気持を考えるとやめられない・・」相手の期待を裏切れない感情がこころを縛り付けている、
何もやることがないのなら、それはそれでいいことでもあります。粘り強さと継続する信念を鍛える修行になるからです。
でもあなたはブログで起死回生を狙うことを決意しましたよね?
「こんなコトよりも記事を書かなくちゃ!」って、やりたくもない作業をしている最中も考えてしまうことでしょう。
雑記ブログを主体に記事を書く人にとってはネタ元にもなります。が、記事を書いたり、何かを調べたり、アクセスを増やす勉強をする時間を削ってまで、そのネタ元をヤり続けるだけの価値が本当にあるのでしょうか。
「田舎暮らし菜園ログ」なんていうブログだとしたら、趣味と実益になるので、草むしりをする作業は無駄ではないでしょう。
でも全く関連性がない行動だとしたら、ブログを書く足を引っ張るだけ「あなたの目標達成をじゃまする何もでもないもの」だと知りましょう。
ブログを効率よく書けるようになってからでも遅くはありません。まずは時間がかかっても書く作業に時間をついやすことです。
何事も一点集中することが成功への近道です。
こころからやりたいコトを優先するためには、本当はヤりたくないコトを断ち切る勇気が必要になってきます。
サンクコストになっているコトを手放す
サンクコストとは埋没費用のことです。「二度と取り戻せないことに執着すると、もっと損をしていまう」とい経済学的な考え方です。
家庭菜園をやっている人なら経験があるはずです。経験がない人でも理屈は分かると思います。
せまく限られた敷地の中で野菜を作るには「効率よく栽培する」ことです。そのために必要なのは、「種をまくこと」や「苗を植えること」を優先しなくてはいけません。
この世には自然の摂理という絶対的な原則があるからです。つまり、順序よく理にかなったサイクルで畑を運営して使わないくてはいけないということです。
- 「このナスの木はまだ生きている、抜いてしまうのはもったいない」
- 「今回まいた種の発芽率がよくないけど、そのうち目を出すかも知れない」
水をやったり追肥したりと愛情を注いでいる状態です。成果が(出ない)(出なくなった)野菜が狭い土地を占領していたとしたら、新しい野菜を育てることはできません。
「あわてて後で気づいてから種をまいたり苗を植えても遅かった」という経験はよく聞くはなしです。「引き際の判断」を誤ってしまったからです。
「もしかしたら・・」「ここまで頑張ったんだから」いままで使った経費や努力を無駄にしない判断が、余計に無駄な時間にしているという意味でもあります。
損を利益に変えようと引っ張った結果、大損しているのです。その損とはもう取り返すことが出来ない状態のことです。
本当はもう少し収穫できます。もったいないのは分かります。でも次の野菜を育てるためには「仕方がないこと」と思う判断が賢い選択なのです。
「役目を終えた」と決断して、次の世代にバトンを渡す判断によって損失回避ができるのです。
ブログを始める以前にやっていた趣味を続ける理由はありますか?
そもそもを考える|目的を見失ってはいけない
遊園地のお化け屋敷の中で、母親が幼い我が子を説得しています。
「ママがいるから大丈夫だよ?せっかくチケットを買ったのにもったいない!」といいながら息子の手を無理やり引いています。結局その親子は、お化け屋敷の出口まで進むことが出来ました。
母親は元を取ったかのようにサッパリとした顔つきです。が、こどもはその後もずっと泣き止まず遊園地を楽しめなかったそうです。
たった数百円のためにその家族は楽しいはずの一日を棒に振ってしまったのです。
遊園地は「こどもが主役」のはずです。何のためにわざわざ朝早起きをして出かけたのでしょう。
婚活も同じです。食べ残した食事を「もったいないから」といってガッツイて食べたがために、印象が悪くなってしまったはなしもよく聞くはなしです。
目的が「食欲を満たすこと」や「酔っ払うこと」や「カラオケに夢中になること」にすり替わっていては元も子もありません。相手を探しに来たのにいったい何をやっているのでしょう。
「親しくなってから」という順番をふむことが大事だからです。
ブログもおなじです。
まずは「自分の書くスタイル」を見つけて、効率よく書けるようになってから、アレコレ手を出した方がいいのです。
そのためには、
「意味がないことだ」と心底感じているものを捨てることです。
まとめとおわりに
ブログは孤独との戦いでもあります。SNSでワイワイやりながら楽しんで利益を上げている人もいるようです。が、継続して収入を得るためには、やはり基礎力をつける期間はどんな職業でも必要不可欠です。
人から「よく見られたいという欲」を捨てる決断をすれば、ブログを集中して書けるようになるはずです。
■自分のやりたいことを優先すべしです。
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