「自分の思いに忠実に」ツキを引き寄せる習慣ってどんなこと?

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Pixabay

 

「ちょとした感覚がツキを呼ぶ」これは、「ツキの正体」という著書の中の見出しのことばです。

この「感覚」って何なのでしょう。やはり見えないチカラってあるのでしょうか。今回は、本の中の「1章」をクローズアップして引用を元に紹介します。

 

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人の持つ「感覚」を鍛える

自分との約束を守れる人を、ツキは見放しません。なぜなら、大事な場面でも自分の思い通りにできるからです。そのためには、一度決めたルールをやぶらない信念が必要です。

 

ちょっと深い内容になりそいうですよね。なんせこの本を書いた著者は、無敗神話で有名な伝説の麻雀王だからです。

 

自分との約束は必ず守る

「ここだけはゆずれない」仕事でも恋でも、絶対に後に引けないっていう勝負どころがあります。結果、「上手くいく人」と「思いを遂げられない人」がいます。いわゆる勝負強といわれる現象です。と、いうことを著者はいっています。

 

「ツキを味方につけられるかどうか」ってすっごく気になります。もしかしたらラッキー続きの人生に変われるかも知らないからです。

 

■著者の桜井章一さんは新宿で「雀鬼」と呼ばれいたころ、

「あがると決めた局は、何があっても必ずあがり切る」ことをテーマに麻雀をしていたそうです。

「あがる」とは、麻雀パイの絵がらを組み合わせることで、次の人に順番を回すこと。

 

わたしは麻雀を知りません。教えてもらったことはあります。でも頭のスポーツが得意ではないわたしにとっては猫に小判。ドンジャラとは大ちがいです。

 

どんなピンチの局面になっても、点数が低くってもかまわず絶対にあがるようにする。

 

つまり、前もって自分で「勝負どころ」を設定しておき、そこだけはまちがえなくものにするという習慣つけていたそうです。

「勝負どころ」を設定できるようなスキルになることも必要です。成り行きに打つのではなく、自分で勝負を仕掛けるという習慣も大事なのでしょうか。

 

どっちにしても、怒られてから「宿題」や「お風呂に入る」のではなく、

「自分の行動は自分で決めておけよ」ってことなのでしょうか。アクションに対してのリアクションでは遅い。ツキを逃してしまうのでしょう。

 

日常にも勝ち負けは転がっている

あなたがふだんとる行動にも勝負どころはあるはずです。勝負って何なのでしょうね。

「右に行ったらお巡りさんがいるのか、角を曲がれば人ごみか」泥棒さんだったらきっと、逃げ切ることが勝負です。

 

でも本当の勝負って、もっと身近なところに潜んでいます。「自分との約束」です。つまり、自分が決めたルールに勝つか負けるかのジレンマです。

 

相手を倒すことには達成感や優越感という報酬があります。社会に認めてもらえる切符を手にできるからです。原動力でネルギーの源です。

 

でも自分との勝負はちがいます。自分が勝手に決めたルールです。「知らんがな」他人にとっては本当、なんの価値もありません。だれもほめてくれません。だから続かないんですよね。

 

わたしはいま格闘中

最近ちょっとお腹が出てきたことを気にして、「お菓子のつまみ食い」「夜食」「大食い」を一ヶ月間やめることに。結果、成功します。が、「一ヶ月」という区切り。丁度いい。

「まいっか、我慢はリバウドを呼ぶしストレスになる」って思い、プログラムを書き変えてしまいます。

 

自分が決めたのに、そのときの気分で都合よくルール変えてしまいます。まるでコロコロ変わる、日本に不利なオリンピックルールのようです。

そしてわたしは「自分を納得させる言い訳」で我慢大会の終止符を打つのです。でも、この本を読み返して思い出しましたよ。ザクとのちがいを・・

 

「自分に負けてはいけない」は他にもある

ツキの正体

 

自分の中の自分との勝ち負けに対して真摯に向き合う習慣と、おざなりにする習慣では、どっちが自分を鍛え、強くする方なのでしょう。

どんな自分になろうと目をそらさずに受けいる習慣ですよね?

 

■著者は次のようにいっています。

「いつかなるときも、自分の気持ちを裏切ってはいけない。自分を曲げちゃダメだ。とにかく、いいことも悪いことも、思ったことは実際にやってしまおう」

 

とんでもないルールです。ちょっと怖いです。たとえるなら、

街で会った女子に一目惚れしたとき「今すぐKiss Me~♪」って思ったら、躊躇しないで窓から侵入するわけですよ!

社会にはルールがあります。警察と仲良しにしかなれません。とってもリスキーです。

 

■著者の勇気ある行動を要約してみます。

深夜の繁華街で、女性が3人のチンピラにからまれていたので助けに入ります。相手が鉄パイプで応戦しきたとき、手で受けてしまい、左手の骨が折れました。

でも著者にとっては、「見て見ぬふりをして後悔するよりは、ケガをした方がましだった」といっています。

 

■そして「ありがたい教訓」も引用。

身体の痛みや恐怖に負けて、自分を曲げてしまうよりは全然いい。

ふだん自分を守るために何かに負けてしまう人は、いざ勝負、どうしても勝ちたいというときにも、結局は何かに負けてしまうように私には思えるのです。

誰も見ていないからといってずるをするような人は、いざというときに、思った通りにならない。

 

正にわたしです。自分がいわれているような気がします。「はー・・」ため息が出ることばです。「やっぱそうだよなぁ~」って共感できます。

 

思い通りにするコツは、ふだんから「(思ったことの実行)の積み重ね」なんですね。自分が交わした自分とのたくさんの勝負の経験が、重要は局面での勝負強さにつながってく。といっています。

 

「勝負強い人」とは、自分に負けない人。勝ちというツキをもたらしてくれるのですね。

 

照れくさいことも躊躇なく実行する習慣を

「思ったことを実行する」のは、攻撃的なことだけではありません。

たとえば、「この先は行き止まりですよ!」って、他県ナンバーの車が通過したときに教えたあげた方がいいのか」を、躊躇するような状況ってあったりします。

 

「ハンカチを置き忘れたまま、テーブルから離れようとするお客さんに声をかけようか」も、迷ったりします。でも結局「まいっか」で知らん振り。

 

著者がいいたいのは、あくまで「思ったことをする」ことです。痛みや恐怖心と同じように、「照れくささや面倒くさいという気持ちにも負けてはダメ」といっています。

 

実は何をかくそうわたしは、「このかくれ親切」をソフトに実行中です。もうかれこれ3年以上はやっています。

 

始めたころはやっぱり躊躇しましたね。だって、偽善者だと思われそうだからです。

もし最初からわたしが親切なタイプだったら、最初からベイビー・イッツ・オール・ライト♪(JUSTY)だったら、「あいつらしいや」でおわります。

でも、わたしらしくない。季節はずれのアイリスでです。72年生ならわかりますよね?

 

「会社の備品を雑巾がけ」「落ちているゴミを拾う」「会社のトイレットペーパーの芯をゴミ箱に捨てに行く」中でも一番、躊躇するのは外でのゴミ拾いです。誰かに見られるかも知れないからです。でも、習慣になると、格闘することも少なくなっていきます。

 

とにかくスッキリするんですよね。誰のためではなく、自分のためにやってます。いまとなっては「たまに」ですけどね。

 

■ここでまた引用します。

こういうクセをつけていくと、そのうちに自然と、周囲の目とか世間の基準とかが気にならなくなってきます。自分の中に物差しができて、その目盛りではかった「悪いこと」は、少なくとも思わないようにしようと努力し始めます。

 

さっき書いた、自分が思ったルールを実行するの中にあった、

「一目惚れの押しかけをしたい」って思わないような自分に変えるしかないわけになります。

つまり、「悪いことを思いつかないような自分になるしかない」ってことです。

 

著者がいうような、ツキを見逃さない行動を躊躇なくしていくことが大事なのでしょう。

 

冗談まじりでお伝えしました。でも、これも「思っていたこと」なので、本来の自分を勇気を出して書かくことにしました。

 

おわりに

わたしはまったくこの著者を知らずに本を選びました。「ツイてない」という気持ちが本のタイトルを引き寄せたのでしょうか。

「この世」って「見えない世界が基準になっている」ってはなしを聞いたことがあります。そのへんのことはよく分かりません。でもわたしは、

「いいことも」「よくないことも」楽しめる性格がツキを呼ぶような気がしてなりません。

 

きまぐれ読書録
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