「ツインペダル買っちゃおうかな?」って考えてる人はいませんか?
「バスドラムを1つしか持ってない」「スタジオもワンバスだ」という場合はツーバスをふむことはできません。
音源が16ビートのフレーズなのにそれではスカスカ、曲の激しさは台無しです。特にメタル系ドラマーとしては、ちょっと肩身が狭くなってしまいます。
「もう、生ドラムはいらない。リズムマシンにお願いするよ・・」ってメンバーに捨てられてしまうかも知れません。それより何より、
「憧れのドラマーのプレーを再現したい」って思いますよね?
ツインペダルは「ないよりはあった方がいい」ではなく、無いと曲になりません。ワンバスでも迫力を出せるのはブラストビートだけです。
それでは、わたしが持っているツインペダルをご紹介いたします。
結局は買い直し。ツインペダルはセットで購入を?
図-1
メーカー:TAMA
商品名:IRON COBRA
2005年頃?に購入。現行品ではないです。
▼以下は現行品
わたしの過去のツインペダル事情
以前わたしは(ビーターが2つあるペダル)一点だけを買って、ツーバスプレイをしていました。
(「画像-1」の右側にある部分を言いっています。)
何故かと言うとケチだからです。そして、2ビーターのペダルだけでもツーバスプレイが出来ていたという事情もあったからです。
当時、わたしの組むバンドはスタジオを使っての練習です。
スタジオに設置してあるバスドラムはワンバスです。そこに元々設置してあるペダルへ、自分のツーバス用ペダル(2ビターのペダル単品)をガシッとくっつけてツーバスをふむというスタイルでした。
当時(90年代後半)スタジオの予約が取りにくいほどのバンドブームでした。
ビジュアル系が全盛期でしたよね?「LUNA SEAやGLAY」がヒットチャートだった時代です。
「わたしたち(当時26歳)バンドメンバーは高齢者?」って思ってしまうくらい若い子たちが集まっていましたね~。なので、「今日はこのスタジオ、来週はあっち」ってな具合に毎回練習する環境がちがいました。
すると当然、自分のペダルと相性がよくないペダルもあったのです。「これではダメ」という理由で、ツインペダル一式を買うことにしたんです。
しかし困ったことにスタジオによっては、ツインペダルを買っただけでは、ふみやすい環境にはならないんです。
ツインペダル用のハイハットで足のふみ場ができる
ハイハットには倒れないように「3本の足」がついています。
その足が「くせ者」なんですよ。
ふつうのハイハットスタンドペダルにあわせて、ツーバスのペダルを並べ置くと、ハイハットスタンドがじゃまになってしまうでしょう。
きっと、そんな場合あなたはハイハットスタンド(足)の中にツインペダルを入れるか、何か別の方法で使っていると思います。
ハイハットスタンドの中にツインペダル(左側)を入れると、つま先でペダルを踏むから思い切ったプレイができません。
かといって、ハイハットの足を全開に広げた横にツインペダルを置いたのでは、距離が遠い。
連動して、ハイハット・シンバルとスネアドラムの距離も遠くなってしまい、パフォーマンスに影響が出てしまいます。身体が小さい日本人ドラマーにはこのスタイルは不向きです。
ツインペダル用ハイハットの特徴
でも、このツインペダル用ハイハットスタンドはちょっとちがいます。
このスタンドは足が2本。しかも、足の位置を変えることが出来る優れもの。
クルッと回せます。稼働範囲は180オーバーです。
折りたためるから、持ち運ぶときもコンパクト。便利です。
これで、図-1の様に、ハイハットペダルとツインペダルの左側をぴったりと並べることができる様になります。パファーマンスは上がること間違いなしです。
▼以下は現行品
以前のツインペダルよりも、長持ちしている?
この記事を書いているのは2017年です。実際に使っていた期間をギュッと短縮すると、多分4年程度です。使い方には個人差はありますが、しかし、きれいです。どこも壊れてません。
このアイアンコブラを買う前に使っていた、他のメーカーのツインペダル一式は、
ツインペダルどうしをつなぐ根本がどうにかなってしまった(忘れました)ので、新たにこのペダルを買うことにしたんです。
ただ、記憶にあるのは、
「アルミの溶接できる人いないかな?」って知り合いに聞いたことは、ハッキリと覚えています。何かが折れてしまったのでしょう。
おわりに
何歳までドラムやるのかわからないから、買うのを躊躇(ちゅうちょ)するのはよく分かります。ツインペダルはスタジオによってはレンタルできる場合もあります。でも楽器は大事い使えば一生ものです。
わたしのツインペダルは買ってから12・3年たちました。とりあえず故障はありません。各メーカーは改良を重ね続けて、よい商品を提供しているようです。
わたしのペダルはまだまだ現役で使えそうなので、大事に使っていきたいと思います。
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