今回、2年ぶりに練習パッドを叩いてみた。
すると左手のドラミング精度が、なぜか以前よりも上達していた。
けどそれには列記とした理由がある。
それをご紹介。
▼前回の記事
スティック無しの素手でドラミングの練習をやっていた
結論からいうとタイトル通り、
スティック無しの状態でドラミングの練習をやっていたからだと思う。
どういうことかと言うと、
結局、ドラムが好きでたまらないってこと。
そして、リズムを刻まずには居られない体質だったこと。
もう無意識だからしょうがない。
これはもう性。
どうしてもやりたくなってしまう。
つまり、常日頃からの小さな積み重ねによって、ドラム筋が鍛えられていた様だ。
では実際にどんなことをやっていたのかを説明しましょう。
手首のスナップの練習は「何も持たないで」
やり方は本当に単純。
ただ、ヒザなどを叩くだけ。
でも、あらゆる体勢でも叩ける様に、角度などを変えた色んなバージョンで叩いた。
1つ例をあげると、
- イスに座る
- 手の甲を上に(手の平を下に)太ももの上に置く
- 太ももをスネア代わりに叩く
大まかな行為としてはこんな感じ。
ポイントは手首にスナップを効かせることを意識する。
「え?そんなんで手首のスナップ練習になるの?」と思うだろうが意外と効く。
実際にスティックを使うと、バチを離すまいと力んでしまうよね。
そうなうとスナップできなくなると思う。
だからまずは何も持たない方がいいという訳。
これなら仕事の合間や信号待ちなど、いつでもどこでも練習可能。
でもそれが出来ないんだよね」という人でも先生はすぐそばに居る。
それはあなたの右手。
実際に右手をスナップを効かせてやってみて、左手で真似てみる。
筋(すじ)を意識して指で叩く
使うのは腕の中にあるインナーマッスル。
いや筋肉じゃなくスジと言われる部位。
手をグーパーする時につかうスジね。
このスジを動かす練習に有効な練習がある。
例えば、
- イスに座る
- テーブルの上に手の平を置く
- 手の平をテーブルに付けたまま
- ピアノを弾く様に指先をつかってテーブルをコツコツ叩く
慣れてきたら今度は
- テーブルのはしっこをピアノの鍵盤と見立てて指で叩く
この時、手の平や腕は、中に浮く状態。
ゆっくり叩いたり、連打したりする。
慣れてきたら今度は
- 一拍おきに叩いてみる
この時、
- 一拍=空中を叩く
- 一拍=テーブルを叩く
ウン・タン・ウン・タン・・・
この時、手首を大げさにスナップさせる。
繰り返すけど、指の腹でテーブルを叩くこと。
指はダラっと脱力して指先で叩くこと。
ちなみに、指(親指意外全部)同士をくっつけて力まない。
指同士をくっつけて叩くのは、スナップがある程度できてから。
重要なのは決して手首をガチガチに固めてはいけないこと。
手首はぶらぶらさてもいい。
繰り返すが、まずはスナップを利かす練習で、スナップを取得が目的。
ちなみに、上腕二頭筋にも力は一切入れないこと。(肩下・ヒジ上の腕)
使うとしたら前腕筋の方→(手首の上・ひじの下の腕の筋肉のこと)
これをひたすら反復練習。筋の強化に努めるようにする。
そして速く叩こうとすると、どうしても力んでしまい、腕の外側の筋肉を使ってしまう。
なので、まずはゆっくり始めましょう。
わたしは2年前ぶりのドラム練習パッドだったのに、
以前よりも安定して叩ける様になっていた。
これが1つ目のトレーニング。
筋が使える様になれば、高速ドラミングができるし、スタミナの消耗も抑えられる。
もうあの、腕パンパンだった昔の自分とおさらば出来る。
もちろん別のバージョンもやってきたので、また今度後。
おわりに
家にドラムが無いことをポジティブにとらえて、ラミングの腕を磨くチャンスに変えていく。
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