
観葉植物の中でも人気のシマトネリコ。
買うとそれなりの値段がする。
でも自分で増やせたらコスパです。
今回わたしは、ちがうタイプの葉を2種類つくりました。
あれから、1つは3ヶ月と20日。もう1つは丁度3ヶ月経過。
それぞれの様子から分かったことお伝えします。
▼前回の記事

夏に挿し木を開始。〜秋の様子[2021/10/31]

庭に植えたシマトネリコの枝葉をつかっての挿し木は全部で19個。
■2タイプを用意。
- 画像向かって左=若葉(1期生)
- 右=少し成熟した葉(2期生)
その結果、
枯れてしまったのは3つ。残り16個は生存。
まぁ成功かな。
何が明暗を分けたのか。
▼最初の記事

【1期生】若い新芽の挿し木

若い新芽ということで、葉が柔らかいこともあり、虫食いがひどかった。
▼一応、固形の殺虫剤はまいている。


そして挿し木してからも新たに芽が出てきた。
こっちは枯れてしまったポット。

はっきりした枯れた原因は分からないけど、
恐らく秋の気温低下によるものだと思う。
【2期生】少し大人の枝葉が意外にイイ感じに

挿し木全般のセオリーとして言われているのが、
「その年に生えた若い穂先」を使うこと。
■こちらの挿し木に選んだ葉は、
- 今年生えた新しい葉
- ただし、成長して大人になった硬い葉
ダメ元で少し大人の枝葉をつかってみた。
その方が早く大きくなると思ったから。

ポットの裏側を確認すると、水抜き穴から根が飛び出していた。

▼こっちの大きな鉢の挿し木も何とか健在。

この鉢に挿したのは2種類だった。
裏側を見てみよう。

ひょろっと鼻毛が出ている。
ここまでくれば外でも越冬できそう。
なので、若い枝葉で挿し木するよりも、
- 今年生えた
- 葉が固くなった
- 少し大人の葉
を挿し木した方が根付きやすいといえそうだ。
いまとなっては分からなくなってしまったけど、
少し大人の挿し木の中から2つ枯れたかも知れないので、断言はできないけど、生存率は高いと思う。
根が生えたのは「初根促進剤」の影響か?
すっかり忘れていたが、過去記事を確認していると、
2期生と大きな鉢植えの挿し木には、初根促進剤(メネデール)を使っていた。
なのでもしかしたら、若い葉でも根がたくさん生えたかも知れないことを付け足しておきます。
おわりに
シマトリネコの挿し木用の葉は、
「やわらかい若葉」より「少し成熟した硬い葉」を使うと良きかな。
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