「テレビとDVDレコーダーをつなぐ方法」を今まで、間違った設定で使ってました。
「HDMIケーブル一本ですむ」
「もうテレビケーブルはいらない」
「なんて便利なんだ」
てっきり、
シャープのテレビとシャープのDVDレコーダーをHDMIケーブルでつなげば、すべてOKだ、と思い込んでましたよ。
でもそれは間違いです。
本当に当たり前の設定ですから、よく分からない人は覚えておきましょうね。
※記事の対象機種
シャープ・ブルーレイレコーダー BD-S570
シャープ・アクオス LC-40W35
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テレビとDVD(ブルーレイ)レコーダーの正しい配線のつなぎ方
これが正解のイメージ図です。
では、画像を使って詳しく解説してみます。
✔ 右
「アンテナから」は、
壁にある「アンテナプラグ」からのケーブルを
「アンテナからの入力」に差し込む
✔ 中央
「テレビの入力へ」は、
レコーダーの
「テレビへの出力」から
「アンテナ入力・地上波デジタル」に差し込む
✔ 左
「TVのHDMI入力へ」は、
「レコーダーのHDMI差込口」から
「テレビのHDMI入力➊②❸」のどれかに差し込む
通常は➊がいいでしょう。
✔ 右下
「レコーダーからのアンテナコード」は、
レコーダーの「テレビへの出力」から
「アンテナ入力・地上波デジタル」に差し込む
✔ 左上
「レコーダーからの入力」は、
HDMIケーブルをレコーダーから
「HDMI➊入力=1」に差し込む
※必ず市販のHDMI規格認証品(ハイスピードタイプ)を使いましょうね。
規格外のケーブルを使用すると正常に作動しない場合があるそうですよ。
ちなみに、赤白黄色のコードは、テレビゲーム機の配線です。
「そうだったのか!」以前は、2つのリモコンを使ってテレビを起動させてましたよ
ご覧の通り、レコーダーからテレビにアンテナコードが無い状態ですね。
「何でアンテナコードをつけなかったの?」とツッコミが聞こえて来そうですが、
だって、仕方ないんですよ。
HDMIケーブルをつないだら、テレビが映ったんですから。
以前の設定だと、テレビがモニターになっていたというワケなんですね。
「説明書を読めよ!」
はい、その通りです。
説明書ってゴチャゴチャしているから、いつも、勘(カン)でやっちゃうですよ。何だかんだで、上手くできてしまった経験が、今回の事態を引き起こしたんですけどね。
とりあえずテレビを見たいから、
レコーダーとテレビをつなぐアンテナコードが無い状態でテレビを見てました。
一応、テレビのリモコンから、録画の手順ができるんですが録画はできませんでしたよ。
以前の設定は使い方がすっごく面倒でした
テレビとレコーダーの電源を入れるには、テレビとレコーダーのリモコン(2つ)の電源をオンに必要があったからです。
テレビを見るのに、毎回リモコンを2つさわるのですから面倒です。
新しく買ったテレビも同じように、HDMIケーブルだけをレコーダーにつなぎました。
認識はするのですが、エラーコードが表示されてテレビは映りません。
ああでもないこうでもないと、やっているとテレビは映りだす始末。
面倒なので、とりあえず、アンテナコードをレコーダーに入力するのを一旦止めてテレビに直接入力した、という分けです。
当たり前ですが、これなら簡単に、普通に番組を見ることができます。
アンテナとテレビを「直」でつないでいるのですからね?
でも、このままでは、録画するたびにコードを差し替えるか、毎回、設定画面を繰り返すしかありません。
仕方なく説明書を確認すると
「これか?」
ありましたよ、ありました。
レコーダーからテレビの接続は、
「HDMIケーブルとアンテナコード2本をつなぐ」
と書いてあるじゃないですか。
「B」の線が無かった。
というわけで、ケーブルを買ってきましたよ。
そうなんです。知ってました。
てっきり、HDMIコードがあれあばすべてOKと思い込んでいたから、
テレビコードの存在をスッカリ忘れてしまっていたんですよ。
しかも、買い替える前のテレビは「HDMIケーブルのみ」でテレビ視聴と録画ができていたから、疑うという発想も消されていたんですよ。言い訳ですけどね。
こんな初歩的な失敗をしていたとは(トホホ)
いままで、何て面倒な行動をしていたのか。
テレビを見るたびに、2つにリモコンを使っていたのですからね。まったくもって、家族には申し訳ない、いや、こっ恥ずかしいです。
でも、子どもたちは分かってません。
「新しく買い替えたら、便利になった」と思っていることでしょう。
妻は、分かっていると思いますが・・・
人は先入観を持つと「当たり前」が見えなくなってしまう
「あれ?一本ケーブルが足りませんよね?!」
新しいテレビを運んできた業者のお兄さんが、我が家のテレビを見て言いました。
「これで、テレビの視聴も録画もできましたよ?」
「ただリモコンを2つ使うのが面倒でしてね~」
とわたしは今の環境を説明しました。
そうです。
業者さんは異変に気づいていたんですよ。
わたしの説明を聞いたお兄さんは、
「私からの余計な情報」によって、本来の考え方を思い出せなくなっていたんです。
「リモコンの操作が1つになるのがファミリンクだと思ってましたけど、どうにかなりませんかね~?」とわたしは業者さんに声をかけると、
テレビを設置し終えて、画面から各種設定をする業者さん。
何やらスラスラと難しい説明をしたあと、キメセリフと同時にリモコンのボタンをパチッつと押します。
そのすがたは、「ルパン三世の石川五右衛門」や「北斗の拳」や「戦隊ヒーロー」が、目をつむりながらカッコよく敵に攻撃をしたあと、時間差で相手がパタッと倒れるシーンのようでした。
でも、相手は倒れません
(テレビがつかない)
「あれ?おかしいな・・・」
もう一度、何やら前置きの説明をしたあと、同じように「パチッ」
「これで、テレビもつきま・・・す」
「あれ?おかしいですね~」
何度やってもダメだったんです。
見てられなくなった私は、
「このレコーダー安いから、標準機能がついてないみたいなんですよね」と助け船をだしましたよ。
とりあえずテレビは映ったので、帰っていきました。
レコーダーを買った経緯
実際本当のことでしたからね。
「撮りたい番組」と「今、観たい番組」を別に録画できないからです。
たとえば、6番見ている最中に7番の映画を録画できません。
まさか今の時代「当たり前の機能」だと思い込んでましたよ。
同じような商品が約6000円の差で並んで置いてあったのですが、
「どっちにしようかな」
わたしは、何かをするとき、人一倍、悩んで悩んで悩み抜いて、
「やっぱ買わない」ことが、けっこうあります。
調べれば調べるほど「何がよくて何がよくないのか」が分からなくなるからです。
「もう、何でもいいから買ってきなよ!」と妻はお金を渡してくれました。
私は迷わないために、レコーダーを買うとき、まったく前情報を持たないで買ったというわけです。
さっきもいいましたが、まさか、
「裏番組を録画機能がない」とは夢にも思いませんでしたよ。
これが世にいう、
「安物買いの銭失い」ってやつなんですね。
たった6000円安い品を選んだおかげで、
家族に不自由な思い
(遅れた文明)をさていることが一番の反省となりました。
おわりに
今回わたしは、本当に初歩的なミスをしてしまいました。
何事も説明書をよく確認して、正しい使い方をしたいものですね。
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