ブログを書くことに慣れてくると、更新しない日が続くと、言い知れぬ罪悪感におそわれるものです。
「何とか書かなくては」とは分かっていても、ついナマケてしまいます。あれほどやる気に満ちていたのになぜ、書けなくなってしまうのでしょう。
有田秀穂
中川一郎
ブログを書くモチベーションが低下している原因は脳にあり?
ドーパミンがやる気スイッチ
まずは、脳神経の専門家の人が書いた本の中のことばを見てください。
ドーパミン神経は、何かをしたときに得られると期待する「快」や「報酬」と、その結果、実際に得られた「快」や「報酬」の量の差が大きいほど興奮します。P38
何かをするための「やる気」や「動機づけ」をすることにドーパミンが関係しているといっています。つまり、この期待値が意欲。「やる気スイッチ」になるのです。
「収入が増えること」「成績が上がること」「ほめられること」「出世すること」のような地位や名誉を手にすること、「美しくなること」などもドーパミンの仕業だといいます。
ブログ開設当時を思い出してみましょうよ。何か、こみ上げる思いがありましたよね?その期待とは何だったのでしょう。「お金になる」「アクセスが増える」「コメントをもらえる」ことででしたよね?
ドーパミン神経は実際に報酬が得られることによって、さらに多くのドーパミンを分泌し、これにより報酬回路は強化されていきます。p38
もし、ドーパミンを分泌させるような結果を得ることが出来ていれば、記事を書くモチベーションを維持できるという理由です。
想像した期待を得られないとスイッチが入らなくなる?
つづいて、また引用してみます。
その一方で、いくら努力をしても報酬がない場合はドーパミンの分泌は減り、報酬回路が弱まることになります。p38
そうです。おっしゃる通り。
初心者ブロガーが1記事書き上げる作業って相当な努力を要します。わたしも最初のブログを立ち上げた当初は1記事書き上げるのに何日も書けました。
ただの日記ブログなら簡単です。いいたいことをただツラツラと書くだけですからね。「きょうのランチ」と書いて写真をのせれば出来上がりになるでしょう。
でもわたしは芸能人ではありません。無名の人が読んでもらうには、それなりの試行錯誤は不可欠。そんな努力の甲斐(かい)もない結果だと、ほんと辛くなってしまいます。
「わたしって才能ない」「決めたことを継続することも出来ない自分」を責めていしまう。
でも、何とか自分なりにモチベーションを上げる方法を探し出し、実践して、何とか10ヶ月が過ぎました。それに、他のブログをふくめると通算2年2ヶ月です。その準備期間もあったりします。
ブログで成功している人のはなしを参考に記事を書いてきたけど、期待とは裏腹に思うような結果が出ないと、つい、なまけ心が勝ってしまうのですよね。
つまり、何らかの結果が出せないからドーパミンも出なかった。やる気になれないのは当たり前だったとう分けだったのです。
でも、気持ちはまだあきらめてません。あなたも同じ気持ちですよね?ブログ当初の気持ちに立ち返る方法はないのでしょうか。
報酬を求める前に自分をふり返ってみる
もう、この言葉につきます。
ブログで収入を得ようと考えるのなら、それなりのやり方があるといいます。
「一日1記事は更新する・誰かに役立つ内容で・分かりやすく伝える」などを基本に記事を書くことや、「html・css」のような技術も必要になるといっています。
「ただ大量に記事を書けばいい」というわけではありません。
砂漠でホットココアは売れるのか。無人島で必要なのは生きるための道具。キレイなドレスよりも水に需要がある。その記事に対してのニーズも大事になるからです。
考えてみれば当たり前。
いつ更新するのか分からない、独りよがりの内容、難しい表現で読みづらく、表示速度が遅かったとしたら、読みたいとは思いませんからね。
わたしは自分なりに楽しみにしているブログがいくつかあります。でも最終的に残ったのは、毎日必ず更新しているブログです。
とはいえ、毎日、目新しい情報や感動する内容というわけではありません。似通ったコンテンツが多いような気がします。
でもなぜか見てしまう。
それは今日も更新しているという信用があるから。そして、膨大にストックされた記事があるからです。関連の記事として「こんな記事があったのか」と読み探してしまいます。
さきほど「日記ブロブは読まれない」といいました。収入になるかどうか、ではなく、アクセスを集めたいのなら、やはり更新頻度はすっごく重要な要素ではないか、って感じています。
その毎日更新しているブロガーさん自身も、たくさんのアクセスがはげみになっているのでは?って思います。
つまり、書くためのモチベーション=ドーパミンを出すためには、
「毎日書く→書くコツがわかる→読まれる→収入・PVアップ」のサイクルになっているのだと思います。
そして報酬を収入に設定しているとしたら、もっと読みたくなる様なリサーチ力を上げる努力や勉強が必要になってくるのでは?って思います。
おわりに
「どうしたら書くためのモチベーションを上げられるのか」のこたえにはなっていません。
でも、ドーパミンを出してその回路を太くするには、やはり報酬を出すしかないようですね。
そのための試行錯誤する努力を決してやめないことです。
では一緒に頑張っていきましょうね。
▼わたしなりに、やったことを書いています。反面教師としても参考に。
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