
聴くことに得がる
なぜブログネタに行き詰るのでしょうか。ブロガーにとっての壁にもなっていることでしょう。
よく言われているのが「インプットが足りないから」。その道の勉強不足だから書けなくなっているという指摘はある意味正解です。
そしてもう1つ考えられるのが、「同じ生活を繰り返しているから」ということです。
話題豊富な人になるためには、いつもとちがう自分になるしかないのでしょうか。
ブロガーは勇者。ネタは城の外にあり!自分の中から出ろ
「自分の中から出る」とは自分の考えではなく、自分以外の何かをメインにすることです。
「今日こんな美味しいカフェを見つけちゃいました」ではありません。
あなたから見た世界から、誰かの世界に入り込むこと。他の人が主役になるってことです。
人に関心を持ち聞き役に徹すること
面白いことを言ったり、話題豊富な方がイイって思いませんか?
こそで(ことわざ)なのか(格言)なのか分かりませんが、とてもためになる言葉を紹介します。
雄弁は銀沈黙は金という言葉です。
「おしゃべりさんよりも無口な方が得をする」という意味。
ブロガーにとって大事なのは上手に話す(書く)ことも大事です。が、それ以上に、シッカリと話を聞く(情報収集)も必要不可欠な能力になるのです。
■もしあなたが魚をたくさん釣り上げたとします。
「俺が持ってるこの竿と、俺が考えた仕掛けと、俺が予想したポイント」で釣り上げたんだよね。
「教えてやろうか?」と自慢話をして得をするのはあなたではありません。その話しを黙って聞いている側の人です。
■それとは逆に、もし「昨日釣りに行ってきたよ」とだけ軽くはなしたとします。
「あなたも行ったことあるの?」って聴いたとしたら、その相手からたくさんの情報を聞き出せるかも知れないからです。
まったく釣りをやらない人だって例外ではありません。
もしかしたら、釣りをしないからこそ知っている情報を聞けるかも知れないからです。
気象学に詳しかったり海図を読めたりすれば釣りにつながるでしょう。グルメだったとしたら、美味しいお店を教えてもらえることだってあるのです。
「自分が話すだけ」ということは、学びが少ない状態というわけになるのです。
「この格言は本当だなぁ」ってあらためて実感でした。その辺は次の通りです。
いつもとちがうパターンをすることの効果
出不精のわたしですが、どうしても必要な用事があったので家を出て目的のお店に行くことにしました。
いつもなら、寄り道もせず真面目に真っ直ぐ帰宅するつまらないわたしです。家にいることが一番お金がかかりません。パソコンもあるし自由に好き勝手が出来るから。
「それではいつもと同じ休日になっていまう」という危機感を感じ、思うままに車を走らせることにします。
面白いものでこうなるといつも自然に自分の地元へと運転してしまうから不思議。
「あそこに友人の家がある。行ってみようかな」その友人は自営業。家にいる確率は高い人だからです。
「沈黙はよくない」という思い込みは毒
基本わたしはその場を盛り上げるためにこちらから話題をふることが少なくはありません。質問攻めの連発のことです。
しかしそれでは自分が出した話題。狭い範囲になっている状況です。
そしてついやってしまうのが、自分の気持ちを熱くベラベラと語ってしまうこと。
「ちょっとしゃべりすぎたかも」って反省することもあったりします。
人はだれでも自分を理解されたい願望を持っています。はなしを聴かない相手に対して当然ガッカリすることでしょう。
自分のはなしをきちんと聞いてもらえると何かスッキリしますよね?
あれって、理解してほしい欲の一部を解消してもらえたからだと思うのです。
立て板に水効果から思わぬ情報も?
今回、友人が運良く家にいました。しかも丁度仕事も終わったようです。
彼はエンジンで走るものが大好きです。改造したりチューンナップした経緯やエピソードと自分の思いを熱く熱く語り続けます。
わたしは久しぶりに聞き役に徹します。たしかに若い頃は同じ感覚でした。でも友人にはわるいけどあまり興味がわきません。
「いいなぁ」とは思います。「すごいことやっている」って関心したのも正直な気持ちです。
そんなわたしの気持ちを友人は察していたはずです。
「よく分からないはなしをコイツは黙って聴いてくれた」という姿勢です。
話しを言いつくすと関心事が他へ移る
自分の熱い思いを黙って聞いもらえると、気分がよくなり、テンポよくつい話しは広がるものです。
わたしが常々興味があって社会的にも関心がる話題の本当の状況や実際に起こっている話しを内側の人から聴くことができました。
ネットやニュースなどで知った情報に疑問を抱くようなネタ元になったのです。真実の一次情報をGETできたという分けです。
ここです。
「聞き役に回る」とは、その相手が持っている情報を引き出せるチャンスがここにあるのです。
「何か情報はないの?」って頭ごなしにたずねても、「突然言われてもね・・」って思うし、知らない人に聞かれても「あんた誰?」ってなるのは当たり前の理屈ですよね。
その相手のはなしを存分に聴く行為とは、その相手がはなす出口を広げてあげる効果が期待できるのです。
おわりに
ブログがスラスラと書けるのは、やはり心からの思いが強い内容だと思います。
ネットの情報をかき集めてガシャンとくっつけても何の面白みもありません。
「ウィキペディア的なサイトを作っても読まれないで情報だけ抜かれれてハイさよなら」とも言われています。
何を持ってブログを書いているのかは人それぞれです。わたしのような弱小ブロガーが出来ることって、大手情報が書けない「すき間記事」だと思うのです。
何らかの事情があって外に出られない人もいることでしょう。そんな人は、いつもとは違うジャンルの本や食べものに挑戦するのもいいかも知れませんよね?
▼自分の良くない習慣をどうするのかがカギです。
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