何かを成しとげるために必要なことって何なのでしょう。
「ブレないこころ」も要因の1つです。
でも、本当にその選択が正解なのか疑ってしまいますよね?周囲からの声が正しいように聞こえてしまったりもします。
そしてあきらめてしまう・・
成功するためにいったい何が必要だったのでしょうか。
40代、もう人生の折り返し地点です。そろそろ本気で何かに取り組まないと間に合いません。定年後の未来は、今このときにかかっています。
■成功者が語ってこその内容ではあります。なので、わたしではなく、成功者を研究した人のはなしを使わせていただきました。
自分の哲学を持ち、それをつらぬく
なりたい自分。叶えたい夢。充実した日々。これが人生の成功者というのなら、必要なことがあると心理学者がいっています。それは、
正しい目を持つこと。
そこでマズローのことばを引用してみます。
「卓越した人たちに見られる最も普遍的で共通な特徴は、おそらく、人生を明瞭に見る能力、人生を『自分が望むようなもの』としてではなく、あるがままの姿で見ることのできる能力である」
つまり、
- 自分の力量をよく理解している人
- 自分の都合という色眼鏡で判断するのではなく、そのまんまの事実で見る素直なこころがある人
といっています。
アメリカの心理学者アブラハム・マズローは「欲求5段階説」を発表し、その中の最長到達点にあるのが「自己実現」です。
▼自己実現について記事の冒頭で前回お伝えしています。
リンク失敗しないマイホーム購入論は心理学者マズローが教えてくれる
いいことは誰でも受け入れます。満足感や周りからの称賛だって得られますからね。ところが自分にとって悪いことは誰にでも起こるもの。
そんな時、アドバイスという手段がたくさん転がっています。その中でも、つい聞いてしまいがちなのが「人からの助言」です。
▼中には有害で余計なアドバイスをする人だっています。
リンク人が求めていないアドバイスは罪になるのか?という話
自分よりも後を歩いてくる後輩に対して自分が歩んできた経験という道跡を教えようとしてきます。悪気はなくっても「いいこと」としてアドバイスしてしまうのです。
他人の意見に耳を傾ける姿勢は大事です。だれも同じ道を通ることなどはできません。貴重な話しもなる場合もあるでしょう。
そうは言ってもまず優先すべきなのは、
自分自信の感覚です。
このことに対して、イチローのことば聞いてみましょう。
「理屈じゃないんです。身体が感じるまま、求めるままにやる」
自分のことは自分が一番よく知っている。ということばは成功者の金言だったのです。
「だからお前はダメなんだ」
若者を説教する大人がよく使うことばですよね?経験の少ない、まだその先を体験してない初心者にも当てはまることでしょう。
そもそもいったい「その助言者」は、あなたの何を知っているのでしょうね。能力を隅々まで熟知して発言しているのでしょうか。
「オレのことをよく知らないくせに・・!」って思ってしまいます。自分の行動の結果をある程度シュミレーションできる能力を誰だって自覚しているはずです。
でも、つらぬくのはなかなか難しい・・
素直でないと嫌われてしまいそうです。他人に気づかえない冷たいヤツだと思われそう。相手に対して失礼だと思ったりもします。
失敗したときの理由にもなったりします。責任転嫁もできますしね。
しかし、あなたが自己実現を望むなら、相手の常識や安易なアドバイスに流されてはいけない。
ともマズローはいっています。
そして、もう1つ追加してみます。
「自己実現している人は、自分の期待や願望によって自分の見解を曲げることはない。
人間を正確に判断し、ニセ物やインチキを見抜く点において、彼らは平均人とは並はずれた能力をもつ」
とも言っています。
わたしたちがまず「一番大事にするべきこと」「優先するべきこと」とは、
自分が「こころからそれがいい」っていう信条を曲げずにつらぬくことです。
とはいえ、残念ながらそう簡単に上手くはいかないもの。
「もしかしたら、あっちの方がいいのかも」って迷うこともあるでしょう。先が見えないだけに心配になってしまいますよね。
上手くいかないときでも、自分の哲学を気軽に変えてはいけません。
たとえよくない結果になったとしても妥協してもいけないし、他の手段に惑わされてもいけません。
なぜなら、真の満足した結果をなし得るのはある程度時間がかかるものだからです。
アメリカンドリームを実現した偉人たち
1)ここでアメリカの自動車会社の創業者、ヘンリー・フォードの名言を引用してみます。
努力が結果をあらわすまでには時間がかかる。多くの人はそれまでに、飽き、迷い、挫折する。
「成功するまでの長い道のりにはたくさんの敵がいるのだ」といっているのでしょうか。
うまくいかないと、やっていることを信じられなくなるもの。同じことのくり返しには飽きがくるのは否めません。
もう1つ、
2)アメリカの鉄鋼王アンドリュー・カーネギーのことばも引用してみます。
失敗にしても成功にしても、人間が何かを実現できるかどうかは、当人の習慣によって決まるのだよ。
マズローは人生を自己実現している人の研究に多くの時間をかけました。そのマズローが「成功者は自分の感覚を信じて辞めない人」といっています。
「迷ったら人に聞く」という習慣で本当に成功できるのでしょうか。習慣で決まるのなら、自分の頭で考えない人になってしまうでしょう。
「自分のことは自分がよく知っている」とさっきいいましたよね?出来る可能性があるのに、あきらめてしまうのと同じです。
他人がいったいあなたの何を知っているのでしょう。一般論や経験則という助言が本当に参考になるのでしょうか。
信念とは頑固であること
ここでイチローのエピソードも追加してみます。
イチローはちょと変わってました。仲間とつるむことを嫌っていたようです。練習後の食事なのどにも行かずに、時間を惜しんで1人練習していたそうです。
でも、なかなか芽が出ない。まだ活躍していない時期のことです。コーチにいわれたことばがありました。
「オレの言うことを聞いたら一軍に置いてやる。聞かなのであれば勝手にやれ」
もちろんイチローの答えは「ノー」です。二軍の合宿所に移っていったといっています。
自分の決めたスタンスをつらぬいたからこそ、いまメジャーリーグで活躍することが出来ました。しかも歴史に残る大記録です。
人は他人が決めたことに決意できません。他人の意見に左右されない強い信念が重要なのでしょうか。
おわりに
その方法で成功するのかは未知数です。だれにも予測できません。
まちがったら習性して、また行動に移すだけのこと。
人生は一度切り。だからこそ自分のことは自分で決めるべきです。
とはいえアドバイスは大事です。
あなたがこころから「そうだ!」と感じたものは、おのずと吸収されていくでしょう。でも違和感になる助言は排除するべきだとマズローたちはいっています。
▼自分の持つ感覚もきたえましょう。
リンク「自分の思いに忠実に」ツキを引き寄せる習慣ってどんなこと?
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