人は「やってしまった失敗」よりも、
「やらなかったこと」を後悔するものです。
では何でそれをやらなかったのでしょうか。そして、どうすれば後悔しない人生を送れるのでしょうね。
完璧主義から卒業する
完璧主義な人とは、終わりなき戦いをするタイプです。
すべてを完璧にしようとすると、ちょっとした疑問も見逃せません。何でも問題にしていては、いつゴールにたどり着けるのでしょうか。
ものごとを完璧にしようとすると当然疲れます。失敗しないために費やす時間と労力に、たくさんの時間をかけるからです。
そんな不毛な戦いはぜひとも避けるべき。なぜなら、義務ではないし誰も求めてはいないからです。
そもそも目的がまちがっている
あなたは恋人と紅葉を見に車で山へ行きました。
完璧主義なあなたは前もって失敗しないための情報を調べることでしょう。どんなルートを通るのか、どこで食事をするのか、時間とスケジュールを設定します。
この世に完璧はありません。渋滞もあります。雨が降るかも知れません。タイヤがパンクしたり、事故に合うことだってあるでしょう。
そんなとき完璧主義者はイライラします。
ちょっとした仕草やことばからも相手は気づいてしまいます。これではデートは台無しです。
紅葉を楽しむという目的が、決めたスケジュールどうりにゲームをクリアーすることにすり代わっている状態です。
デートの目的って何なのでしょうね。
紅葉とは2次的はこと。つまり、2人の時間を共有できれば何でもいいということではないでしょうか。
「時間が遅れたから」といって近道やスピードを出すことを彼女は求めてません。
遅れたのも思い出です。道をまちがえたり、お店が休みなのも楽しい記憶です。失敗したことも2人には大事な絆に変わっていく。
イライラしてその場の雰囲気をぶち壊しにするほどダメなことはありません。失敗は美味しい体験として大いに受け入れた方がお得です。
未来は誰にもわからない
未来を知ることが出来たらこの世に完璧は存在します。でも、いまの技術では不可能です。
「絶対に」ということばをつくのはウソつきになるでしょう。あなたはウソつきを目指して苦しんでいることになるのです。
そんなのイヤですよね?だったら2つ提案があります。
「あなたの」ベストをつくすことを目指す
「あなたの」がキーワードです。
「これくらい出来ないの?」ということばを真に受けないこと。挑発にのらないこと。そんな理解力がない人間は相手にしないことです。
そしてそんな妄想はいだかないことです。
人にはレベルがあります。出来ることや出来ないことに違いがある。
物事には段階があります。タネをまき、実がなるまでには時間がかかります。しかし、絶対に実がつくとも限りませんし、甘いとも限らない。うまいと思うのは人それぞれです。
みんながみんな足が早かったら競争にはなりません。家でプロ並みのラーメンを作れたらお店はなくなってしまいます。
いまあなたが出来ることのベストをつくすこと。
そのためには、自分の力量を知ること。事実と現実をしっかりと見つめることです。
戦闘能力を理解してこそ闘えるのです。
「失敗しに行く」と考える
まだやったことがないことをするときは、
「失敗してそこから学べばいい」って考えるのはどうでしょう。
「失敗は成功のもと」といいます。本当に当たり前の原則になっているからです。
この世にあるものは、不便を便利にする発想と、失敗からの修正と、偶然もたらしたものから出来ていると思っています。中には宇宙人の仕業という説もありますがここでは割愛します。
失敗した時に何を失うのかを少し考えてみましょうよ。
いかがでしたか?何かありましたか?
もし生きるために絶対必要なことなら仕方ないことですが、やり直せることだとしたら恐れずやってみることです。
「いま成長の途中なんだ」と思ってとりあえず挑戦してみましょう。
この世はすべて二面性
「失う」という状況は必ずしも悪いことばかりではありません。全ては2面性があるからです。
江戸の街は火事が多かった。家を失い困った人はたくさんいます。その半面、喜んだ人たちも大勢います。
建て直すには大工の力が必要です。材木問屋や林業の人たちの利益になったとも聞いています。その上前(税)で、幕府が栄えたというはなしもあるようです。
「あちらを立てればこちらが立たず」のように、人や状況や時代によっても正解は大きく変わってしまうのです。
なので「完璧な状況など、この世にはない」ということを心に深く刻み、失敗や批判を恐れずにそれをやることです。
おわりに
この記事は、仕事の前の時間をつかって書きました。
「このタイトルでいいのか、構成はこれでいいものか、もっと面白くできないか」という納得いかない部分ばかりです。
でもどうあがいてもこれがいまのわたしの実力です。書いて投稿しなくては、上達もないし成長もないでしょう。
練習も必要ですが本番にはかないません。完璧は捨てて、とりあえずそれをやってみてはどうでしょう。
▼自分と合わない人と、どう関わっていけばいいのでしょう。
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