ギターのピックアップをダンカンに変えてみた

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購入から10年以上経過したギター。汗や経年劣化で配線や金属パーツは傷んでいるはずだ。

そんな訳で、新品のピックアップメーカーの物に付け替えることにしよう。

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Seymour Duncan Black Winterを選んだ理由

今回、自身が初となるピックアップとして選んだものは、Seymour DuncanのBlack Winter(セイモア・ダンカンのブラックウインター)。

主な理由は、モダンハイゲインっぽい音にしたいのと、メロデスの様な歪みの音作りがしたかったので。

少しだけ詳しく話すと、アンプやエフェクターのゲイン(歪)を下げた音作りがしたかったから。

歪はピックアップからという狙いも兼ねている。

そして実際に乗せてみた感想は、ゴリゴリというよりも、ザクザクの印象。

アンプやエフェクターのゲインを絞っても歪む。と思おう。

まだわたしは余弦ミュートが出来てないので、弾いてない弦の音が鳴りやすい。

並行輸入品と迷ったが、正規ルート品ESPなら保証があるそうなので、こちらを選んだ。

以前は並行輸入品は安かったけど、現時点ではほぼ同じ。てか楽器店で買った方が安かった。

キャパリソン・デリンジャーのピックアップを交換

わたしが愛用するギターは、キャパリソンのデリンジャーというモデル。おそらく2011年辺りのもの。

買って約10年以上。途中、弾かなくなってしまい納戸に入れていた。そのせいか、配線がよろしくない状態になった可能性があるらしい。リペアマンいわく。

そう、自分では出来ないし、調整も兼ねて交換は地元のリペアマンに依頼した。

■ビフォー

■アフター

純正のエスカッションに合わないらしく、エスカッションを交換していただいた。

ネジも新品になったのでそれはそれで好都合。

ピックアップセレクターのフロントの接触不良だったのでパーツ交換も。

純正品とは違って、駆動が柔らかい印象。

あと、セレクターを変えたら、純正フロントピックアップの音もよくなった。

これは予想どおり。セレクターの音が、ある日、良い時があったので、変えれば良くなるという確信があった。

やはり金属パーツは新しい方がいいと思った。

ここのビスも錆びていたのでリニューアル。

ピックアップとは弦音を最初に変換する装置

以前ネットで「ピックアップを変えたときの音の違い」について調べると、「ニュアンスが変わる程度」だと書いてあった。

なので、あまり期待してはいなかった。動画で観られる様なインフルエンサーが使う機材を揃えてこそ出せる音なのだと思っていた。

あくまでも持論だが、今回ピックアップを変えてみて分かったことは、明らかに音が変わる。

そして「何でもっと早く変えなかったのか!ローン組んででも買って、リペアに出して、手元にギターが無いのを我慢してでも付け替えればよかった」と悔やんだ。

特に123弦の音が、きらびやかに変貌。倍音というのか、驚くほど音抜けがよくなった。

ギターに最初から搭載されている純正ピックアップと、ピックアップメーカー品との音の違いを例えるなら、

  • 純正ピックアップ=水道水を使った味
  • ピックアップメーカー品=ネラルウォーター使った味

このくらいの差があるとわたしは言いたい。

知っての通り、水道水で淹れたコーヒーや、水割りや、炊いたご飯は別物で雑味がない。

もし窓が曇っていたら、窓の向こうにある綺麗な景色をそのまま写真に収めることは出来ない。

ピックアップとは、弾かれた弦の音色を一番最初に収録する窓の様な装置。

なのでいくらその先にあるアップやエフェクターやシールドを自分が望む音がするものに変えてもダメな気がする。

だってそもそもが悪い分けだし。

グルメリポーターの上手いコメントとは、その味わいや美味しさを「美味しい」と使わずに伝えることだと聞いたことがある。

それでもわたしは言いたい。

とにかくピックアップメーカーのピックアップはマジ凄くいいから付け替えよう!

おわりに

とくにわたしの様に新品じゃないギターの場合は、123弦の音が明らかに変るはずだ。

ギター
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