家庭菜園の近くでプラスチック類を燃やすのは危険?毒を吸収した野菜によってガンになるのは本当なのか

この記事は約7分で読めます。

 

「ダイオキシンは有害物質です」とか、

「環境破壊行為です」とかをいって、批判しようと考えてました。

 

「ベトナム戦争で米軍が使った枯葉剤はダイオキシンです。その影響で、今も苦しんでいる人達は大勢いますよ」

的な記事を書くつもりだったんです。

 

それは、近所の野焼きに困っているからです。

 

●関連記事

リンク「近所の人が外でゴミを燃やした煙が臭って困ってます」やっていいこと悪いこととは?

 

でも、調べていくうちに、ある情報を見つけたんですよ。

 

 

ダイオキシンはほぼ無毒です

参考武田邦彦 中部大学

テレビ番組にも出演している、ちょっと顔の売れた先生のサイトから引用参考させていただきました。

わたしたちの基本概念を変えてしまうかも知れませんよ?

 

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ダイオキシンは史上最強の猛毒は「まちがい」だった?

まずは、ダイオキシンについてのコメントを見てください。

 

●発がん性についての報告

発癌性については、国際癌研究機構(IARC)は34万人の調査を行って,1998年に研究結果を発表している。その結果,ガンの疑いのある五つの調査結果から,TCDDのみが発癌性がある可能性を指摘している。

 

「ん~」

素人には、何だかよく分かりませんね。

 

分かりやすい例えで書いてありました

ダイオキシンを高濃度に浴びた人を分かりやすく例えると、

 

  • 一日にタバコ一本吸う程度
  • 1ヶ月に日本酒を1合程度と同じくらいの危険性
  • 食品や薬品など人間の体にあるくらい微量
  • お醤油や砂糖の害と同じこと

 

普通の人の1000倍近い濃度を20年間以上に渡り接して,1日タバコ一本程度の発癌リスク」という化合物の毒性を「史上最強の猛毒」というのは不適切であることは論を待たない。

 

つまり、

「この程度のリスクを避けようしたら何も食べられない。病気になる前に、お腹が空いて倒れてしまう」

といっています。

 

「ダイオキシン」海外でのエピソード~

1976年イタリアのセベソという小さな都市にある化学工場で事故がありました。

原爆が落とされたかのように、当時のマスコミは大騒ぎしたそうです。

 

ところが、大量の農薬やダイオキシンが町に降り注いだにもかかわらず犠牲者ゼロ。目立つような病気も見つからなかったそうです。

 

↓この表を見てください。

 

 

「ダイオキシンによってガンになる」というのが、数値を見ると

「はたして正しいのか?」と疑ってしまったそうです。

 

ハムスターやモルモットを使った動物実験の結果を人に置き換えてしまったことで、

「(ダイオキシンは青酸カリより猛毒です)という大きな話しになってしまった」といっています。

 

私の頭では詳細に理解できませんでした。

でも表を見れば、何となくいいたいことは分かります。

標準値よりも、実験値の数字が低いからです。

 

世界基準という思い込み

人々は、

「ダイオキシンの健康被害」にあうのではなく、

「(ダイオキシン幻想被害)にあっている」と武田さんはいっています。

 

「WHOでこう書いてあります」って言われると、

「正しい情報なんだなぁ」って、私なんかは思ってしまいますよ。

 

確かに、健康についての情報を検索すると「WHO」は、よく使われる引用です。

「研究者が太鼓判を押している」って信じてしまいます。

「世界基準に何か文句でも?」と言わんばかりの証明文のようです。

 

武田さんは自身のサイトで、

「科学が社会や国連、環境活動家の下にしかれている」とも言っています。

事実を伝えるのがマスメディアの使命と考えたから、記事を書こうと思ったようですよ。

 

時代が「そうだ」といっている常識に対して、

「それはちがいます」といえるのはすごいことです。

 

結局、ダイオキシンは危険なの?

「人がダイオキシンにさらされても、動物実験のような被害にならない」と考えられる要因は、

 

  • ダイオキシンの毒性が弱いから
  • ダイオキシンを無害化するシステムが体内に整っている

 

と解釈され、具体的なレセプターなども発見されています。

受容体(receptor)とは、

生物の体にあって、外界や体内から、何らかの刺激を受けると、情報として利用できるように変換する仕組みを持った構造のことです。

 

人の機能は、まだ未知だということなのでしょうか。

 

「猛毒幻想」を抱かせたのは、動物実験による「テレコ」

「テレコ」とは、手を加えること、互い違いになることをいいます。

 

本来比較することのできない2つの対象物を、間違って解釈してしまった。

あたかも「そうである」かのように言ってしまったことが、混乱する原因になってしまったそうです。

 

最初に「書こうとしていた記事」

せっかく書いたので、そのままアップロードしますね。

 

わたしは家を建てたてから一年くらい、庭(畑)で家庭ごみを燃やしてました。

「みんなやってるからいいじゃん」

すぐとなりに民家もなく、田舎ではふつうに見られる風景だからです。

 

「明日はゴミの日だから」という縛りもなくなります。

野焼きは、自分の都合でゴミの処分ができるメリットもあります。ズボラなわたしにとって、すごく便利な習慣でした。

 

そんな中、ある情報をわたしに教えてくれた人がいます。そして皮肉めいた口調で話しかけてきます。

「また知ったかぶりかよ」いつもならサッと聞き流すところだけど、

「これは、ためになるお知らせじゃない?」と思ってしまうほどの内容でした。

 

聞かされたはなし

「プラスチックやビニールを庭で燃やすと、有害物質がでるのは知ってますよね?

雨とかで毒は土の中に染み込むでしょ。それを吸収した野菜を食べると、どうなると思います?

(家庭菜園やってる)って聞いたから、どうなのかな~って思ったんですよ。

体に異常が出るのは、自分や子供の世代ではなく、何代か先の子孫に影響が出てる可能性があるんだってさ」

 

話を聞くと「他人事ではない」と思ってしまったんですよ。

 

どのくらいの期間、どのくらいの量を摂取するのかは分かりません。プラスチック類を燃やしたときに出る煙を見れば、誰でも想像がつきます。

 

「あ~よくないことをしているんだなぁ」って本気で考えてしまいましたよ。だから、キッパリと「畑で野焼きをやめた」という分けです。

 

近所の野焼きから家族を守る

「おッまた始まったな?」

野焼きがはじまると、私はそそくさと家中の窓を見て回ります。窓が開いてると、燃やした煙が家の中に入ってきます。

 

お風呂やトイレの窓は、日頃開けっ放しにしています。野焼きをする場所に近いから。

窓を閉めないと、家中が煙くなってしまうからです。

 

「今日こそは何か言ってやる!」

最初のころは、野焼きがはじまると穏やかではいられませんでした。何か、当たり前の権利をうばわれていると思うからです。

 

でも、「近所の人と、もめるのはやめよう。黙っているいる方が賢いよね」と思うと、我慢しているのが今の現状です。

 

家を建てたということは、

そこにずっと住むことです。

 

「何やってんだよ!」

アパートにいた頃の私だったら、注意以上の行動をしていたことでしょう。

 

大人になるって、むずかしい。

「どなる」のではなく、

「どうすれば、よいつき合いができるのか」を考える切っ掛けにもなりました。なざなら、野焼きをする人たちにも「いい一面」があるからです。

 

近所付き合いは本当にむずかしいです。都会に比べれば田舎は、つながりを必要とするからです。

 

以上、こんな主張を書こうとしていました。

 

おわりに

「ダイオキシンは子孫に影響が出るのか」いまは誰にもわかりません。

結果が分かるのは、未来人か、タイムマシーンが発明されてからの話しでしょうか。

 

確かなデータや科学的根拠はないけど「体によくないもの」は誰でも分かるはずです。

ひどい臭で「せき」がでたり、目がショボショボしたりするのは、体からがSOSを出している証拠です。

 

ダイオキシンの謎のような、

「まだ知られてない免疫システム」は人にあるのでしょうか。

 

情報は自分で確かめられる時代です。

こうやって調べれば、たくさんの情報の中から「自分なりの判断をする基準」に、たどりつくこともできるのですね。

 

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