「なぜあの人だけが良い思いをしてるのか」と、特別待遇されている人を見て不思議に思うことがあったりします。
勝手にアレコレ想像してみました。
規則管理は完璧なAIじゃ無く感情を持つ人がやっている
先日、自宅近くを通りかかったときのこと。幹線道路沿いにある家の前に駐停車したパッカー車がゴミ収集作業をしています。
「へぇ・・別にそんなのよく見る光景じゃん?」と思うことでしょう。けどその場所は指定されたゴミ捨て場ではありません。
なぜその1軒の家の前にゴミ収集車が止まってくれるのか?ほんと不思議ですよね。
そしてなぜ誰もその家族に文句を言わないのか。なぜそのパッカー車の運転手は、わざわざ2袋のゴミのために車を停めるのでしょう。
そう考えると「何で?ズルイよね」と思わずにはいられない。
忖度される側になった恩恵で、周りが勝手にやっているだけ?
さてこの家とは、その地域の土建屋さん。自宅兼事務所。
ただ、「土建屋とゴミ処理場」と聞くと、つながりはありそうですよね。
土建仕事で出たゴミは家庭ごみとはちがって産業廃棄物。直接その地域の処理場へ持ち込むことでしょう。
そうなると、「通り道だから、家の前にゴミ出して置いてもいいよ」って話しなのかも知れません。
もしかしたら土建会社としては随時社員募集中。マンパワーが欲しいので人を選ばない。どんな人でも雇っている。
そうなるとパッカー車の運転手としては「次の就職口になるかも?」的に考えると土建屋さんを大事にするでしょう。
いやいや、もっと大きな者からの指示なのか。
- ゴミ処理場の所長?
- 土木工事を依頼する役場?
- 街の議員の力が働いている?
そうなると以前に観たTVドラマの言葉を思い出してしまいます。それは「忖度する側じゃなく、忖度される側になれ!」というセリフ。
つまり何らかのメリットを他人に与えられる人間になれれば、特別なリターンが得られるってこと。
けどそんな人がハッピーエンドではテレビ的にはつまらないので、正義が勝つ流れにで終わっています。
そして一般のご家庭でも、こんなやり取りがありました。
規則には抜け道がある。「知り合い・つながり」を持つ人同士で美味しい思いをしているのが現状
ゴミ捨て場の管理者がOKなら問題無しなケースも
そして我が家のご近所のAさんは同じ街内の、となりの自治体のゴミ捨場を使っています。
なぜそんなことが出来るのか?と言うと、そのゴミ置き場を提供してる家の人とAさんは友人。ジモティー同士の知った仲だからでした。
「いいなぁ・・」と思っても、「俺も私も」なんてよそ者風情が言えたものではありません。けど、ひょんなことから我が家も使える様になったのです。
本来は車を使うほどの遠い距離。それが歩いて捨てられる様になりました。本当にありがたい対応だと感謝しかありません。
つまりルールのぬけ道を作れる立場の人の心次第で美味しい思いができるのですね。
名前貸しはインチキではなく主婦の知恵?
そして近年では地域ごとに指定されたゴミ袋を買って、ゴミ出しをする時代になりましたよね。わたしの街でも、そうなりました。
そして袋に本人の名前を書いて、一回に出せるのは2袋までと決まってます。しかしそのタイミングによっては、一気にゴミが出るケースもあったりします。
- 連休明け
- 大掃除
- 子供の成長
- 引っ越し
- パーティー
など、もしそうなったらゴミの置き場に困りますよね。
そこでこんな裏技があるそうです。
「今日はゴミの量が多いから、お宅の名前をゴミ袋に書いてもいいかしら?」という、”中身は自分ので、袋は他人”という、名前貸し的な、ご近所つき合いです。
行政としても問題は無いでしょう。
もし「規則だから・・」と真面目に考えるとそのたまったゴミは次のゴミの日までおあずけです。けどそんな機転が利けばノープロブレム。悩むこともありません。
1世帯のゴミの量は変わらない=大きな規則は守っているので注意されることも無い。つまりコミュニティが為せる技を共有すれば楽に生きられるのですね。
おわりに
こうして、いざ自分が困っていた件を、誰かの機転や特別待遇によって悩み無用になると、「絶対的にルールは守りましょう」とは言えないし、思えなくなりました。
ただ、他の家の人が見たら土建屋さんと同じ様に「お宅だけズルイ!」と、うわさになりそうですけどね。(/_;)
そして、こうした馴れ合いからご近所トラブルが始まるのもよくあるケースです。
もしわたしが独身だとしたら順当な捨て方をするところです。けど老後を考えると、かなりのメリット!
どっちが良いのか分かりませんが、妻はご行為はをありがたく受け取った様です。やはり女性は集団生活が上手いですよね。(*´∀`)
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