上司の指示にどうこたえたらいいのか分からないならポイントを考える

仕事は自分で考える

仕事に対して、つい、一所懸命になり過ぎてしまい、空回りしていることってないですか?

とくに上司の指示を忠実に聞くタイプにありがちな行動です。

反面、やる気がない人の方が仕事が出来たりします。効率を考えて動くからです。不真面目と楽観的は紙一重です。

仕事に対して真面目に取り組んでしまうのは「なぜ」なのでしょう。

「出世したい」とか、別に何の策略もなく頑張ってしまうのは、「真面目」「一生懸命」という自分に酔いしれている部分もあります。

「部下は上司の指示通り動くことを好む」と、思っているからです。

「そんなことないよ。仕事は上司の意見に忠実なものじゃない?」って反論するのもある意味正解です。オーケストラが指揮者に演奏を合わせるから音楽になります。仕事にも当てはまると思います。

でも、言われた指示以外は動かない部下を上司はどう見ているのでしょうか。

上司(自分)の指示に忠実に動いてくれる部下は可愛ものです。でも、

「指示がないと動けない」という状態は、

「上司がすべてを監視する必要がある」という状況でもあります。

この辺の内容を「部下Aに出された指示」を元にちょっと考えてみますね。

上司の意図がポイント?正解は時と場合による

甘い差し入れ

遅くまで残業をしている部下たちのために「差し入れをしよう」と上司は考えます。

「最近できた話題のケーキ屋さんのシュークリームがうまいらしい、差し入れにシュークリームを買ってこい」という命令に、部下Aは急いで買いに行くことになりました。

ところが話題のケーキ屋さんのシュークリームは残りわずか、人数分はそろいません。この部下Aはどんな行動をするのでしょうか。

部下Aは「シュークリーム・差し入れ」というキーワードを守ろうとします。部下は上司の指示に忠実に動くことが、正しいと思うからです。

しかし、忠実な行動が「上司が求める部下」なのでしょうか。これからずっと同じ職場で働いていく能力として、そこに個人としての成長はあるのでしょうか。

いわれた指示1つ1つは、出されたお題「問いかけ」です

「なぜ、いまシュークリームなのか?」と考えてみましょうよ。上司の意図を知ってこそ上司の指示にこたえられるからです。

上司は管理職です。

仕事を卒なくこなすこと、受け継いだバトンを次の走者に渡すこと、問題もなく仕事を完結させる状態が望ましいはずです。そして会社側は「成果」を期待しています。

上司にも上司がいます。

「もっと昇進したい」って考えていれば、「よい手土産」を増やして「出来る自分」をアピールしたいものです。できれば卒ない仕事よりも、業績は上がっている方がいい、上司のポイントにもなりえます。

「シュークリームを買ってこい」の背景を考えてみましょう

シュークリームが食べたいのは上司一個人の頼み事だとしたら、ワガママです。仕事中に部下を私用に使うのはよろしくないです。仕事に穴が開きます。ダメな上司の典型です。

シュークリームは甘い、甘いものは疲れが取れると言われています。上司は残業の時間帯に部下たちに食べさせようとしているのは、部下Aも理解しています。

指示に忠実な部下Aは、

「なるべく早くシュークリームを人数分買って来る」と考えます。なぜなら、仕事の帰り際に食べるよりも、小休憩のときに食べる方が望ましいからです。疲れが取れれば仕事の能率もあがります。

ところが、問題が起きました。

上司から教わった話題の店には、人数分のシュークリームがありません。現時点では売り切れです。

さて、「これからどうするのか」部下の行動が問われます。

3つの選択から上司の意図を考えて見ることにしましょう。

1)シュークリームが焼きあがる時間を待って人数分を買って帰る

これが言われた指示を忠実に守った行動です。

「話題のケーキ屋・シュークリーム」というキーワードを守れば待つことになります。

待てば時間はかかります。休憩時間には間に合いません。差し入れがお土産に変わります。

2)別のお店に変える

もしかしたら、別のお店にシュークリームが人数分ある可能性があります。でも売れきれだとしたら無駄な時間になってしまいます。

電話をかけて問い合わせる方法もあるでしょう。ちょっと時間はかかりますが、

「シュークリーム」というキーワードは守れます。

3)ある分だけのシュークリームと、他の商品を買って帰る

「最近できた話題のお店」と「いっぷくのアイテム」というキーワードに該当します。

これが一番理想的ではないでしょうか。

「癒やし」がキーワード

安らぎの一時を

3番だと、「話題のシュークリームを人数分」という指示は守っていません。

上司はシュークリームが美味しいらしいから、みんなにシュークリームを食べさせようと考えたのでしょうか。

「話題のシュークリーム」とは2次的なことですよね?

上司が考えたのはきっと、

「急な仕事に遅くまで対応してくれてご苦労様」

「甘いもので疲れを癒やして仕事の能率を上げよう」

「気持ちをリフレッシュさせてモチベーションの回復をはかろう」と考えたはずです。

これが一時的で確信をついた考えの源です。

ここで「上司のことば」を思い出してみましょう。

「最近できた話題のケーキ屋さんのシュークリームがうまいらしい・・」といっていました。

確かに「シュークリームが話題」といっています。上司はよくわからないから、たまたま知ったお店を選んだとも考えられますよね?

もしかしたら、シュークリームよりも、それか同等な、もっとちがった商品もあるかも知れません。

「こんなスイーツもあったのか?」同じ商品を買うよりも、もっと話題性は高まります。休憩のときの会話にも役立つことでしょう。

これが指示された仕事のポイントです。

このケースの場合、上司が望む行動とは何なのでしょうね。正解は1つではありません。が、

「話題のお店の甘い商品を時間内に買って来る」ことがベストではないでしょうか。

時間をかけ過ぎたり、せんべいのようなお茶請けを選ぶよりは的確なはずです。

人気の商品を人数分買って帰るのが理想です。でも、「疲れを癒やす」という指示の確信から外れては意味が無いのです。

もっと楽観的に考えられれば柔軟な発想になれるものです。

もし「絶対に話題のお店のシュークリームを」って考えていれば、上司も予約をしたり、もっと前もって指示を出しているはずです。

シュークリームは急にいわれた指示です。ポイントさえ突いていればそれなりでいいんです。

特別な状況を除いて、指示に絶対は無く、指示のポイントに沿うことがポイントになります。

おわりに

行動には失敗はつきものです。試す行動をくり返すことによって、より精度は高まっていきます。

「考える人間」から「指示待ち人間」は、どんどん離されてしまうでしょう。この差はすっごく大きいです。

「相手は自分に何を求めているのか」の問いかけをいつも考えることで思考は鍛えられます。

どうせなら、仕事はスマートにこなしたいものですからね。

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