わたしが暮らす地域では、不燃物は専用ケースにて回収される仕組みになっている。
その基準の1つが、入れ物から出ないこと。
今回わたしは、使わなくなった「日除けシェード」に使われている鉄パイプを廃棄しようと思い立つ。
でもその鉄パイプは2m超えの長さなので、長い鉄パイプが箱に収まるサイズに切断する必要があった。
そこで試しに、一番安い価格の鉄鋸(鉄製のノコギリ)を使ってみることにしよう。
その結果の結論からいうと、
当商品をつかって薄手の鉄パイプの切断は可能だった。
ところが・・・
薄い「鉄のこ・金切鋸」でも鉄パイプは切れた
今回、使うのはコレ。わたしが行ったホームセンターにおいて、取手がつくタイプでは、この商品が一番安かった。
その前に、手をケガしないように革製の手袋をすると安心。
実際、今回も、革の手袋のおかげで助かっている。
今回わたしが使った革の手袋はサイズが大きく作られているので、手にフィットするタイプを選ぶ方がいい。
ではさっそく切ってみよう。
パイプは丸いので、刃が中々、食い込まなく安定しない。
切れ口がズレないように、刃を何度も往復させると、やっと傷が溝となって削れてくれる。
そこからは、切断部に刃がはさまって安定するので、あとは一気に力を入れてこするだけ。
切るポイントは、
だらだらゆっくり切るよりも、高速でやる方が速く楽に切れた。
こんな薄いノコギリでも鉄パイプの切断に成功。
実はスマホアプリをつかって時間を計測していた。
その結果は、
3分51秒。約4分。
写真を撮ったりせず、切断に集中していたら、3分でも切そうだ。
続いてもう一本。
今度は、切らない部分を少し残してからグリグリとひねってみた。
すると金属疲労でくっつきは取れた。
さらにもう一本。
今度は、半分くらい切断してから、パイプを折り曲げてみた。
それなりの力は必要になるが、これでもパイプの切断できた。
何とか規定のサイズに切り分けることが出来た。
ところが残念なお知らせが1つある。
安い鉄鋸で鉄パイプを切断した使用結果
利用用途が合わなかったのか?は分からないが、使用した結果、
見ての通り。
直線だった形状が、見事に折れ曲がった。
3本目の鉄パイプを切断するあたりから、当商品は折れ曲がった。
折れ曲がってしまったことにより、真っ直ぐなパイプの切り口と、折れ曲がった当商品がかみ合わない。
つっかえると、余計にノコギリの形状が曲がってしまう。この繰り返しによってダメになった。
なので当商品は「鉄パイプの切断には不向き」という結果となった。
まだ切断する鉄パイプは残されているので、
- 替え刃を追加購入するか?
- 別の鉄のこを買い直しするか?
- 長いまま処理してくれる場所に持っていく?
ことになりそうだ。
余談
ちなみに、このタイプの鉄のこは「あなどれな」という思い出がある。
実はわたしが18歳の当時、車を運転中、ちょっとしたアクシデントがあって、車のマフラーを、この薄っぺらな鉄のこ1枚で切断したことがあった。
私たちはその場に止まって困っていると、近所に住む知らないおじさんが「はい!これで切れるよ?」って差し出されたのが、この鉄のこ。
わたしは車体の下にもぐって、変形したマフラーをせっせと切った思い出がある。そのときは半信半疑だったがピンチからの脱出に成功。
だから切れることは体験的に知っていたので、問題は使う用途と耐久性。
おわりに
思った通りだが、それなりの値段がする商品を買った方が、結局はコスパになることを再認識する結果となった。
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