
さっそく結論から。
サビ落とし液を塗って錆を落としてからカラーペンで塗ってみた結果。見るも無惨な状態となった。
これじゃぁみっともないので、結局は後日、ちゃんとした方法で、やり直す羽目に。
ただ、サビ落とし液を使えば錆は落ちるので、場合によっては有りだと思う。
手間はかけてもお金はかけたくないなら、研磨剤でサビ落としをしてから缶スプレー塗装をした方がコスパだ。
▼この記事の続き。後日、塗り直した件。

「サビ落とし液」でワイパーアームの錆を落とす作業
「サビ落とし液という商品を使えば、楽に錆が落とせて、その後も錆びにくいですよ」
という話を知人から聴いたので、ダメ元で試し見ることにした。



ワイパーアームは、かなり錆びついていてる。

そしてコレが、99工房のサビ落とし液(1,080¥)。
科学的に錆を落とし、サビ止め油でコーテングするそうだ。
ちなみにサビ落せるアイテムは他に、薄めたサンポール・クエン酸・お酢があるそうだ。

液が垂れやすいので、ボディーにかからない様に注意。
間違って数滴ボンネットに落としてしまい、速攻で拭き取った。

塗ってすぐ反応が始まる。
反応時間は5〜10分(20℃)。
本日は4月上旬の22℃。


塗ってから10分待って、乾いたウエスで拭き取る。
でも、液はしっとりしていて、まるで乾いた蜂蜜の様。拭き取りにくい。てか力を入れて擦る感じ。

助手席の方は、早い段階で塗装も一緒に落ち始めた。
ワイパーアームの素材は同じ金属でも、部分ごとに違う気がする。

10分では長い気がしたので、5分置きに塗って拭き取る工程を繰り返す。



サビた部分以外の黒い部分が白くなってきた。
サビが落ちる範囲が広がると、カラーペンで塗れる範囲も広がってしまう、という不安も出てきた。

思う様にサビが落ちない。
試しに、サビ落とし液を付属のハケで塗るとき、円を描きながら擦るように塗ってみた。
するとサビの落ちが早まった。
もしかしたら、サビ落とし液を塗って直ぐに、歯ブラシでゴシゴシ擦れば、もっと早くサビは落とせる気がする。

塗って拭き取る工程を、5回ほど繰り返し、何だかんだ1時間も費やした。
画像では少し茶色に見えるかも知れないが、一応、肉眼ではサビは落ちている。
続いてカラーペンで黒く塗りつぶしてみよう。
ホルツのカラーペンは金属への直塗は使えなかった
その前に、ワイパーについているサビ落とし液を完全に落とす必要がある。
中性洗剤でサビ落とし液をしっかり落としてから、乾いた布で水気を拭き取っている。
そして時間を開けるとサビるので、直ぐに、付属の油を塗るか、塗装をした方がいい。

ところが都合が合わなく、直ぐ塗装できなかった。なので2日後にやることにした。
その間、雨も降ったので、薄っすらとサビが出てしまった。
なのでもう一度、サビ落とし液を使ってから作業を開始。

これがホルツのカラーペン(1,080¥)。
これで広範囲を塗ろう、という発想が甘かった。

開口一番、まずフタが固くて取れない。
ペン先を押し付けて液が出るのを待つ。結構、手こずった。

ご覧の通り、まだらになって汚い仕上がりだ。
乾いてから塗ってみたが、シンナーの水分のせいか、塗って乾いた部分がまた液状になってしまう。

念の為、翌日に乾いてから再挑戦。
結果は同じで塗料を弾いてしまい、黒く塗りつぶすことは無理だった。
これでは恥ずかしくて乗ることは出来ない。
ここは面倒でも、スプレー缶の塗料を使うしかなくなった。
おわりに

ものぐさした結果、近道のはずが遠回りになってしまった。
2千円あったらサンドペーパーと缶スプレーを買うことが出来た。
しかしながらこれも経験。この失敗が次への糧となる。
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