薄皮が固いみかんを好んで食べるのはバカなのか?

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以前、実家に行ったときに母がみかんをお土産にと持たせてくれたことがる。

それは薄皮がやわらかく実が甘く、とても食べやすいミカン。

娘は美容を気にしてフルーツを食べるようになったので、甘く皮が柔らかいせいか、直ぐ無くなった。

それを見た妻はミカンをキッチンテーブルに買い置きした。

ところが、いつまで経ってもそのミカンは一向に減る兆しが見られない。

このままではダメになってしまうと思い、今朝、朝食のデザートにみかんを食べてみることに。

すると、実は少し酸味があり決して甘いとは言えなく、薄皮が実に固いみかんだった。

なるほど。

けどわたしはその固いみかんを喜んで食べることが出来た。

それは健康オタク魂が、この固いみかんだからこそ得られるメリットがあると思うから。

わたしは食べ物を、「味」ではなく、「頭」で食べることを意識的に取り入れている。

「頭で食べる」を今回の例でいうと、

  • 薄皮や白いスジにはビタミンPが含まれている
  • 成分は「ヘスペリジン」というポリフェノール
  • 血圧を下げる。血管収縮作用。毛細血管の保護によって血管の老化予防が期待できる

固い薄皮には、そんなメリットがあるからだ。

つまりみかんの薄皮にはアンチエイジングに良い作用がある。

確かに甘い方が食べやすいが、成分を知っていれば、食べた方がお得。

そう思うと、何か得した気がした。

実の入った固い袋を噛みしめると、次第に苦味に変わった。この苦味も、何か身体に良さそうな気がする。

野生の猿は丸ごと食べている。

もしかしたらこの苦味成分は、人にとって本来必要な成分が入っていて、それを削ぎ落としているかも知れない。

そして消化しやすい様にしっかり噛む行為が、「脳に血流が行き届き、脳の活性化に繋がるのでは?」そうも思った。

そんな固いみかんが健康に悪い訳がない。

これは人の本能なのか分からないが、何となく、そう感じてしまう。

現代のフルーツや野菜は人の舌に合わせて品種改良されている。

そして野生の肉食動物が獲物を捕まえると、先ず内蔵に群がる光景をテレビで観るよね。

肉よりも、そこに栄養が詰まっていることを知っているのだろう。

人は進化の過程で野生本能を忘れてしまったのかも知れない。

自然の恵みはありのまま頂く。

もしかしたら、「仰天!目からうろこ。そのみかんの甘皮を捨てちゃう?その驚きの効果とは?」

なんて、まだ発見されてない成分が隠されてることもあり得る。

・・・

「楽しみ」とは、「苦しみ」があってこそ、より楽しみを味わえる、とわたしは思う。

毎日が休日だとしたら詰まらない。定年退職した人が暇だと言っていた。

みかんを甘く改良したり、甘い物だけ選んで食べることは、自分の都合の良い相手しか付き合わない様なもの。

それが本当に、自分のためになるのだろうか。

ここ最近「『苦労は買ってでもしろ』の言葉に騙されないで!」が流行っている。

でもわたしはそうは思わない。

やはり、試練が人を成長させるのは当然の法則だ。

人生上手くいっている人が苦労を避けて来たのだろうか。

何のストレスもなく平穏無事に育ったら、経験値を詰むことは出来やしない。

苦労から避けてばかりでは飛躍はあり得ないと思う。

苦労を避ければ結局は人を頼って生きることになる。

けど他人が隅々まで自分の思い通りに動くはずもなく、結局最後は自分が嫌な思いをすることだろう。

「あなたはわたしを裏切った」そして人を恨む。最悪だ。

未来は分からないが、いまの時代はまだ健康はお金では買えない。

自分で考えてやるしかない。

物事には必ず別の側面がある。

固いということは、噛むことで顔の筋肉を使うので、リフトアップ効果でフェイスラインもそれなりに維持出来そうだ。

朝食のデザートが固いなんて物好きだと思うかも知れない。

でもきっと身体に良いことだとわたしは信じることにした。

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おわりに

食べ物を頭で食べると、よいことがあるかも知れません。

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