観葉植物を育てるうちに、茎が異常に伸びてしまうことはよくある話。
ヒョロっとして見栄えもよくない。それは植物から出た苦のメッセージでもある。
その原因と対策を手始めに、費用をかけず、工夫と労力で改善してみた。
茎が伸びる現象とは「徒長」
植物の茎が必要以上に伸びてしまう現象を徒長(とちょう)という。
主な原因は、
- 日照不足
- 水のやり過ぎ
- 風の不足
- 窒素肥過多
まとめると、適さない肥料配合の土で、日当たりや風通しが悪い場所で水をやり過ぎると、茎が伸びてしまいやすくなる。
なので、その逆をすれば徒長しにくくなる。
部屋を「観葉植物ファースト」に模様替え
観葉植物が過ごしやすい環境へと部屋の模様替えをしてみよう。
というのも、過去に購入したミニ観葉植物を徒長させてしまったからだ。
ずっと部屋の中だったので、ほぼ風を当ててこなかった。
茎や葉は風を求め上へ上へと伸びてしまったのか。
このままだとまた同じことの繰り返し。
なので今度こそ、買ったままの様な、美しいフォルムを維持したいと思った。
観葉植物を日当たり・風通しがベストな位置に配置
▼部屋の模様替えビフォー
わたしの部屋は南北に対して縦長な構造になってるので、ベッドの向きを南北に設置した状態を、東寄りにするか、西寄りにするか、のいずれかをいままで選んできた。
この状態だと空きスペースは分散されてしまう。当然窓がある南側のエリアはベットのせいで狭くなっていた。
今回は南側エリアにて観葉植物を育てたいので、そこを広くする必要がある。
なので今回はベッドの向きを南北をやめて東西の向きに、部屋のほぼど真ん中に置くことにした。
つまり部屋を2対1の割合で2つのエリアに分断。
▼部屋の模様替えアフター
やってみた感想は、超ベリーグッド!
確かに部屋のど真ん中にベッドを置くことで、窓があるエリアに行くための通路は狭くなる。
部屋のドアを開けると直ぐにベッドがあるので威圧的。しかもいきなりヘッドボード。
しかしながら、いままでとは違って正方形に広い場所をつくることができた。
将来的にラックを置くためのスペースも確保できた。
しかもそこはエアコンの風の当たらない場所でもある。これはすごく大きいこと。
そして窓際に観葉植物を常に置くことで、外のベランダに出しやすくもなった。
さらに観葉植物を置いた場所は窓際の壁際。
そこは部屋の入口のドアとの延長線上の場所の風の通り道。
なので部屋の南側の窓と部屋の外にある窓を開けると風がよく通る。
2つの窓を全開にしたら、そよ風でカーテンがなびいてくれた。
冬の環境をどう乗り切るか
できる限り外の環境に近い状況を演出してあげることで、徒長防止につなげたい。
でもこの記事を書く今は11月の晩秋で、これから冬本番の時期。窓を開けると室温は下がってしまう。
そうなると、風はサーキュレーターで。光はスポとライトで。人工的に光と風を作る必要が出てきそうだ。
本日、窓を開けると室温は18℃と少し肌寒い。
でも観葉植物の最低適温は10℃までと言われているので、まだ大丈夫かな。
おわりに
できる限り自然環境に近づけることで、その植物のもつ本来の美しさを維持したい。
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