「断酒で人生が劇的に変わると」と信じた私の1年後

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おめでとう自分

先日。お酒をやめて丁度1年。無事断酒に成功です。

お酒を1年間断ったことで、思いもよらぬ変化がありました。

いままでの自分とその後の変化などをブログに書きました。

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決めたことを守れない虚しい断酒前のルーティン

わたしは2020年10月9日から断酒をはじめた。

そして先日、ついに無事1年をむかえることがでた。

おめでとう!自分。

わたしは自他認めるほど酒好きな人。

親しい友人の間では「コイツといえば酒だけよね」というくらい。

「いったいどうしちゃったの?」と思われても不思議でなはい変貌ぶり。

やはり人が突然変わる訳もなく、ずっと以前からもがいていた。

「この缶ビールが最後。飲んだら明日から酒止めてやる!」

そう誓うけど、また飲んでしまうを繰り返した数年間。

きっと読者のあなたも、そんな考え、一度はあるかと思う。

仕事帰りに「今日こそは」と飲酒欲と葛藤しながら車を走らせた。

暑い夏の職場。同僚とキンキンに冷えたビールの話題。

上司の理不尽な態度に怒り心頭。

ちょっと嬉しいことがあって乾杯したい。

そんな日は「今日くらいはいいよね」絶好の言い訳が用意される。

せっかく3日飲まなかったのに飲んだら最後、またあの高揚感を再現したくなるんだよね。

結局自分に負けて、気づくとコンビニのレジの前。

「みんな飲んでるし、これで良いんだ。わたしは悪くない」そう自分に言い聞す。

決めたことを守れない、そんな駄目な自分。

やりきれな思いを引きずりながら飲む酒は虚しいもの。

そして翌日、後悔の朝をむかえるだけだった。

だめ人間と家族に思われることの辛さ

以前はある程度まとめてお酒を買って、無くなったら追加する買い方だった。

けどここ数年は、飲みたい時に飲みたい分だけ買う、呑み切りスタイルに変えた。

それは、あるだけ飲んでしまうからなのと、美味しい酒が飲みたかったから。

おかげで飲む頻度が減った分をグレードが高い酒に使え、頻度も減らせて一石二鳥。

ところが瓶は捨てる手間がある。だから缶酎ハイを覚えた。

しかも9%のアルコール度数が高いやつ。

これがいけなかった。

ストロング系は依存度が高くなると聞いたことがあるが、これにハマっまた。

それまでは仕事帰り、家族が喜びそうなスイーツをコンビニで買って帰る日もあった。

でも依存度が強くなって酒を買う頻度が増えると、おこづかいも無くなっていく。

そのうちタンスへそくりにまで手を付けてしまい、残金もわずか。

翌月のこづかいが待ち遠しい状況にまでなる始末。

結局酒代がおしくなり家族のお土産に回せない。

深夜遅い時間に帰宅し、コンビニで買ってきたレジ袋には酒とツマミだけ。

子供としては「何だ今日も自分の買い物だけか…」わたしは想像した。

「きっと白い目で見てるんだろうな」そう思って自分を責めた。

それでも辞められない日々。

わたしはシフト勤務で働くので夜勤明けの朝から飲むことも珍しくない。

そしてついに、子供が学校に行く準備をする中、平日の休みの朝から飲む様になった。

「ぼくのお父さんは朝から酒を飲んでいる」

そんなの子供の教育にいい分けがない。

しかも罪悪感から自分の部屋に隠れて昼間から飲む日もあった。

自分を慰めてくれる酒に逃げていた。

このままじゃいけない。

このままでいい分けがない。

そんな想いが着々と自分の中で断酒の後押しをしていたんだと思う。

人は願うと実現のきっかけを引き寄せる

ところが人というものは面白い。

なりたい自分を思い描くと成りたい自分に成れてしまう。

これは何も不思議なことではない。

自分がそうなるための方法を選んでいるだけなんだ。

わたしは一年前「酒を何とか辞められないものか」と心から思っていた。

丁度その時期に住宅ローンの借り換えをすることになって、

その銀行に1年間積立ると金利が少し安くなる話があり、

「これは断酒に使えるのでは?」と話に食いついた。

もし「酒やめたい」と深く思わなかったら積立の件も無くスルー。

お小遣いの上限まで使ってまで酒を飲む生活をやめる発想さえ無かったと思う。

もちろん途中何度も飲みたい衝動になったけど1滴も飲んでない。

てか、正確には飲めなかった。

というのもわたしは断酒するための方法として定期貯金を選んだと書いたけど、そこから先がある。

月額1万5千円のおこづかいの中から1万円をぶっこみ、

残った5千円から2千円をタンス預金に回した。

更に残金3000円を月のこづかいとして1年間やってのけた。

文字として1年間と書くのは簡単だけど、

その中身は想像を絶するストレスが更に自分を追い込んでいた。

限界まで追い詰められてパラダイムシフトを体験

先日わたしはパラダイムシフトを体験した。

パラダイムシフトとは自分の中の思い込みが180度ガラリと変わることをいう。

突然だけど、わたしの仕事に対するポリシーは、休まないこと頑張ること。典型的な昔思考。

でも法律で有給をとることが決まったので、最近頻繁に休む様になって考え方が変わった。

「休んでも良かったんだ」

「これは当然の権利なんだ」

「別に自分から苦労することもなかったんだ」

何だか呪縛から解き放たれたかの様。

面白いもので、一度行動を変えると他の分野まで影響の輪は広がっていく。

わたしは欲しい物があると貯金してから買うタイプ。ローンは組まない派。

それは20代の頃、カードローンで嫌な体験をしたせいでもある。

大した額じゃないけど、利息だけ返して中々終わらない沼にハマった。

だから車とか高額な物は別として、少額な物は現金で買おうと決めていた。

ちょっと話は変わるけど、丁度10年前、わたしは会社の指示である資格を取ることになった。

実はこの試験に落ちたら退職するつもりの背水の陣で試験に挑んだ。

そしてもし受かったら頑張った自分へのご褒美として、高額だけど欲しい物を買おうと決めていた。

そういえば、当時も同じ様に断酒していた。

ギターを楽しむため、断酒で浮いたお金で機材を揃えていく、

そして友達とセッションする。そんな夢を抱いた。

そんなわけで自分が望む金額は貯まった。試験も受かっった。

でも結局買わなかった。いや、買えなかった。

いざ買おうと思うと、何か後ろめたい気持ちになる。

多分、親の背中の記憶がそうさせるのだろう。

決して裕福ではない中、母は自分よりも子供達を優先してくれた。

たとえばパート先の休憩時間、毎日缶ジュースを数本もらえる件。

それを飲まずに持ち帰ってきた。

親とは自分を犠牲にしてまでも子に尽くすもの。苦労は買ってでもする。

そんな固定観念が自分が幸せになることを妨げていた。

そしてこの先何があるかわからない不安もあった。

だから自分にお金が使えない。

こして書くと、何だかいい人に聞こえるかも知れないがそうじゃない。

「何で自分ばかり・・」

心の奥では恨みに近いものを抱えていると思う。

結局、だらだらと使途不明金になるのが落ち。

けどよくよく考えるとそれは、自分が選んだ人生でもある。

断酒と節約と会社での我慢などが重なって、

「そんな人生をまた繰り返すのはゴメンだ」

やっと腑に落ちた。

お金の優先順位を変えて幸せになる

わたしは「これ欲しい」「これやりたい」という想いにフタをする人生だったと思う。

それが最近どうしてもパソコンが欲しくなっていた。

きっかけは、ずっと使っていたPCの調子が悪くなったこと。

わたしはブログをずっと続けるつもりなので絶対にPCはかかせない相棒。

実は断酒で貯めた貯金で買おうと思ってたけど、思わぬ出費が入り、そうもして居られない。

どうしようかとマジで悩んだ。

「また貯金しても、どうせまた使えない事態になるのだろう」

「あんだけ頑張ったのに・・」

「いつもそうだ。結局わたしは我慢する人生なんだ・・」

けど今回ばかりはどうしても納得がいかない。

と同時に何だか自分に腹が立つ。

すると「そんな人生はもう嫌だ」の想いが湧いてきた。

「自分が欲しいと思うパコソンを買うだけのお金はここにある」

「けど使うと目先に必要なことに使えないくなる恐れもある」

「だったら、借金をして買えばよくねぇ?」

そう考えると、それまでのお金の価値観がガラリと変わっていく。壁が崩壊する瞬間を感じた。

借金には駄目なのと駄目じゃないのがあると思う。

もし借金が全部悪ならほとんどの人は自分の家を持つことは難しい。

よくよく考えると、最初はやっていけるのか不安なことも、どうにかやって来た。

借金の額にもよるけど、月で割ると大した額ではない。十分やっていける。

そうなんだ。

高給取りじゃないけど、毎月決まった給料は入ってくる。

これといって大きな借金は他に無い。

もうカードローン沼のあの頃のわたしじゃない。

結局自分が抱いた巨大な悪い予想どおりのことは何一つ起きてない。

そして断酒や筋トレ節約など自制できるまでわたしは変わった。

だからちゃんとローンを返していけることだろう。

もちろんこの先何があるのかわからない。

でもそうやってリスクを恐れていたら失敗は無いかも知れないが何もできない。

お金が貯まってから何かをしようとすると幸せを逃してしまう。

断酒のお陰で、そのことにやっと気づくことができた。

年齢もアラフィフだし、やりたいことを先送りにしていたら何もできないよね。

「鉄は熱いうちに打て」「チャンスの女神に後ろ髪はない」

「今でしょ?」の言葉がある様に、いま動くことに意味がある。

そんな風に考えると、何だかワクワクする。

これからの人生に夢が広がった。

しっかりと自分のお腹を満たすこと

1年間お酒を止めただけで、驚くほど色んな分野の固定観念が変わりつつある。

いままでは必要なものを先送りして人生を無駄に過ごしてきた。

でもこれからは違う。

頑張った自分にしっかりご褒美を与えていこうと思う。

「シャンパン効果」を知ってる人もいるかと思うけど、

シャンパングラスをピラミット状に積み上げた一番上が自分と仮定する。

下のグラスが自分以外の人。

つまり自分にシャンパンを与えなくちゃ、下のグラスという他人にシャンパンを注ぐことは出来ない。

だから先ずはしっかりと自分の心を潤すことが肝心なのだ。

そして「マズローの欲求5段解説」が言うように、

下の階を満たさない限り上の階には行けない。

まずは「お腹を満たして」こそ、その上の階の「雨風をしのぎたい」と思う。

それから「友達や家族や社会と繋がりたい」と思う。

それから「他者から認められたい」と思えるようになるもの。

いくら家族に尽くしても、自分は外の犬小屋で、一日一食で幸せなはずがない。

だから先ずはしっかりと、心の空腹をお腹いっぱい満たしてあげた方がいい。

この発想が腑に落ちて理解したのも、断酒→節約→我慢による爆発によるものだ。

わたしの場合、断酒して健康になったというよりも、

「自分らしく生きてもいい」

「自分らしく振る舞おう」

「もう自分をいじめるのはやめよう」

そう思えるようになったことが最大のメリットだと思う。

おわりに

お酒で人生が駄目になってると気づいた人は断酒が超オススメです。

もしかしたら人生を劇的に変えることが出来るかも知れません。

少なくてもわたしは未来に希望が持てました。

そしてこれからの人生、やりたいことを想像すると本当にワクワクします。

断酒は辛いことですが、

人生もう一度「生き直し」するだけの価値はあると言いたいです。

そうわたしは感じました。

だいぶ長々と書きましたが、書きたいことが多すぎて伝えきれてません。

断酒の件は、またこれからも発信するもりです。

断酒する人はぜひ頑張ってくださいね。

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