断酒200日達成できた理由は「お酒を買えない仕組み」をつくる事だった

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スマホアプリにて日数計測

今回断酒をはじめた日は2020年10月9日。

あれから昨日でめでたく200日経した。

習慣化には必要なルートがある。

それは最初の出だしから軌道に乗るまでをどうするか。

もし習慣化がうまく軌道に乗れば、最初ほどの格闘も減り、継続しやすい状態にすることができる。

そのためには「強制」がもっとも有効な方法だと思う。

わたしは過去10年前から約3年間、ほぼお酒を断った経験あり。
ところが次第に飲酒日数は年々増え今に至る。
断酒2度目の経験者。
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お小遣いから「積立定期預金」を組んで強制断酒

断酒がうまくいく方法って人それぞれだと思う。

わたしの場合はタイトルの通り、月のお小遣いから「積立定期預金」を組むことで上手くいっている。

もちろん他にも理由はあるけど、そもそも、お酒を買う資金が無ければ飲むことはできないと言うわけだ。

「無い袖は振れない」考えたらすごく当たり前な話し。

だから積み立て額は人それぞれ。自分にあった金額を決める必要がある。

わたしの積立定期預金の期限は最低1年間。住宅ローン借り換えの金利優遇の条件だからだ。

あと2ヶ月で義務は終わる。

断酒が辛いのは最初のころ。

もし預金が無かったとしたら、間違えなく飲んでしまったと思う。

そして断酒から6ヶ月。

「断酒日数」と「預金日数」がちがうのは、預金開始した最初のころ、へそくりを使って飲んでしまったからだ。

お金を必要経費以外の残り全部使い切って挑んだことが功を奏したともいえる。

正直いうと、たまに飲酒欲が湧くこともある。

それでも「酒を買おう」という発想は無くなった。

お小遣い月3000円生活の課題はアルコールとの戦い

封筒を利用して「お金の使いみち」に振り分けて置く

お小遣いは「つかう用途に振り分けて使う」と分かりやすい。

「自分たちは犬と一緒」と考えてみる。

もし一つのお皿に朝晩の餌を入れて置いても犬は全部食べてしまうだろう。

だから使うお金は、お皿という封筒に用途別にしまっておく方がいい。

わたしの月のお小遣いは1万五千円。

1万円を積立定期預金に。

2千円は今後の必要経費にタンス預金。

残りの3千円をお小遣いに定めた。

実際3000円で月生活するとなると酒を買う余裕はない。

社会生活をするうえで、どうしてもかかってしまうランニングコストにお金をかけない訳にはいかない。

残業で遅くなれば小腹が空くこともある。

ボールペンを無くしてしまい買わなくてはいけないこともある。

とりあえず前払いとしてお金が必要なこともある。

毎日同じリズムで生きるとはかぎらずハプニングはつきもの。

そんなときにポンッとお金が出せないと困ることだろう。

何があるか分からない不安によって、日々お金と向き合うことができる。

だから月のお小遣いを必要最低限に設定し、残った額を貯金にすることだと思う。

少すぎてもいけないが、少なければそれなりに工夫して意外とやっていけるもの。

これからずっとではなく、あくまで断酒が軌道に乗るまでの間と決めておくこと。

でないと生きることが苦痛になってしまう。

そのストレスを開放するための行動をし、失敗に終わるからだ。

遠くを見据えることよりも、まずは100メートル先を目指すといいと思う。

前払いの習慣も断つ

ここで注意してほしいのは、クレジットカードや電子マネーの存在だ。

わたしはクレジットカードは持ってるけど、買い物で使ったことはない。

ネットショッピングの支払いは未だにコンビニ払いにしている。

後払いは便利なのは言うまでもない。

でもそれに慣れてしまうと歯止めが効かなくなるのは目に見えている。

だからあえて面倒な支払いを選んでいる。

「もう我慢できない。今日は飲んでしまおうか・・」

そんな感情に陥ったとしても、いまこの瞬間手元に飲むための手段が無ければ飲むことはできない。

ほしいけど今は我慢する習慣を普段から身につける必要があると思う。

お金の管理が下手だから『スマホ決済』より『財布』を選んでます

新たな習慣をはじめる。同じ仲間をつくること

そして少し本題からズレるけど、すごく大事なことも付け足して置きます。

趣味にお金を使う。自分の成長がカギ

断酒をすると暇な時間ができるから、空いた時間を利用して新しい何かをはじめると断酒が上手くいきやすい。

わたしはそれまで細々やっていた筋トレに力を入れる様になった。

元々健康オタクもプラスしてアンチエイジングも同時進行中。

結果云々というより、チャレンジし続けることを大事にする。

あくまで目的は断酒で手段が筋トレだからだ。

「上手くいったら丸儲け」そのくらいが丁度いい。

そこでまたプロテインを飲むよになったので、そこにお金をかけたいと思うようになった。

断酒して、食事に気を使い、お金も思案深く使うようになる。

お陰で今月もお小遣いから繰越金が発生した。

そんな良い流れが強い鎖となって結びつき、四方八方に良い広がりになっていく。

自分。いま、ちゃんとしてる」という意識は断酒成功の鍵だと思う。

この良い状態を崩したくない!」という執着を利用してみる。

そうなると、お酒を買うという発想は自然消滅し、よい連鎖が生まれる。

「同士」の存在をつくる

そして同じ仲間をつくることはとても大事なことだと思う。

なぜなら人には自己承認欲求があるからだ。

「頑張ったのに誰も褒めてくれない」そうなると、あきらめてしまうこともある。

そんなとき、同じ仲間からの応援や、頑張る姿はすごくはげみになる。

そして同じ境遇の人達とのふれあいで孤独感は薄れ、断酒が日常的になる。

リアルの世界で断酒が異質あつかいされたとしても、同じ目的を歩む仲間がいる世界が現実世界に見えてくる。

わたしは断酒する前まではTwitterはブログ更新用にしか使わなかった。

でもいまTwitterを日常的にする様になったのは「独りじゃない」という励みになるからでもある。

分かりあえる関係は、とても重要な存在だと身を持って体験しています。

おわりに

とにかく最初のスタートから断酒が軌道に乗るためのステップは大事なルートです。

思い立ったが吉日。鉄は熱いうちに打て。

お小遣いから定期預金に回し、お酒を買えない様な仕組みを作ることも断酒がうまくいく一つの方法です。

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