2年前に挿し木した苗木は順調に育っています。けど成長が遅いので地植えするまでに何年かかるのか、気が遠くなりそうです。
そこで今回は第二弾として、大きな枝から挿し木を作ってみます。
1回目の教訓から、いきなりビッグサイズの枝にて挿し木
2年前の7月に、ボックスウッドの挿し木をして苗をつくり、今現在シッカリと生きています。
⇒オシャレで管理が楽な生垣はボックスウッド(西洋ツゲ)を挿し木で増やす
当初、「挿し木は小さい方がいい」と考えて、10数cmと小ぶりなサイズではじめてみました。そのとき例外(実験)として、一回り大きい枝も挿し木した結果、順調に生きています。
その大きな枝の苗を大きめのポットに移し替えるとき、ポットの底をぐるぐると行き場が無いほど根がビッシリと生えて、「こんなことなら大きな枝にすればよかった」と思ったのが経緯です。
⇒【ボックウッド挿し木】若い小枝1本より、太い3本枝の方が根がビッシリだった件
ボックスウッドの挿し木を作る流れ
【8月31日】挿し木用の土を採取した
わたしは毎回、自身の土地から掘り出した鹿沼土を挿し木用の土として使ってます。理由は、水はけ良く栄養のない土がイイらしいから。
けど100%ではなく、土も混ざってますけどね。ちなみに100%土からでも成功した例もありました。とは言え専用の土が合った方が無難かと思います。(/・ω・)/
【同日】地植えしてある本体から枝をカット
わたしはなるべく若そうな枝を選んで切りました。今回は、木の下の方から上へと伸びていた元気な枝をチョイス。色の薄い葉っぱよりも、若葉・新緑が鮮やかなものを選んでいます。
【同日】枝を水につけ置きした
わたしは毎回、最低でも一昼夜、水につけてから挿し木しています。正確には午前9時頃にバケツに入れました。
前回の実験でわかったのですが、葉っぱを水に浸らない様にしていれば、思ったより長生きしてくれます。2・3日以内なら枯れることはないでしょう。
【翌9月1日】ポットに木を挿し木した
枝のサイズ感が分かるようにハサミを置いています。もっと大きな枝もあるので、中間サイズだと思います。
刺し終えた全体像
土に刺す部分の枝についた葉は落としています。ポットの底までグサッと刺すだけ。
前回と違い大きなサイズなので、隣同士がせまく、すし詰め状態。互いにぶつからない様に、それぞれの木の角度を変えています。
人も同じで、ぶつかりそうな相手から離れれば問題が起きる確率は下がります。上手く交わすスルー力もストレス無く生きるための知恵ですよね。(*^^*)
挿し木する前か、その後に、たっぷり水をかけてあげましょう。とにかく水切れしないことを意識してください。土が乾かない半日陰の場所で、しばらく様子見です。( ´ー`)y-~~
3つの鉢植えの比較コメント
■写真の左から説明すると、
- 2年前に挿し木したままの苗木
- 2年前に挿し木。翌年大きいポットに移植した苗
- 今回つくった挿し木苗
ポットの底から苗木の全長を物差しで、ざっと測ったサイズは、
- 17cm(小)
- 23cm(中)
- 30cm(大)
もし、今回つくった挿し木が順調に育ったとしたら、「いままでの待ち時間は何だったの?」ってところです。
おわりに
きっと挿し木を梅雨の時期にやっていたら、根付く確率はもっと上がったことでしょう。けど「思い立ったが吉日」といいますし、「これでイイのだ」というところです。
もしダメだったら、それが教訓記事としてシェアできますしね。(/・ω・)/
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